大きな黄色い嘴（くちばし）！！……天下茶屋から野鳥の便り！

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１月10日

久しぶりに凍えるような寒い朝を迎えました。
でも寒さはこれからが本番、気合を入れ直してがんばりたいですね!!

冬枯れた林の中で、イカル（斑鳩・鵤：スズメ目アトリ科）たちの群れが
モミジの実をついばんでいる姿を見かけました。
体の大きさは２３センチ前後で、雄雌は同色。体はがっちりとしており、
冬羽根のせいかズングリムックリ。
大きな黄色い嘴（くちばし）と、黒い仮面をかぶった様な顔が特徴で、
頑丈な嘴は好物の樹木の種子を噛み砕くのにちょうどいいのでしょう。
名前の由来に、奈良県の斑鳩（いかるが）地方に多く棲息しているから
とありましたが定かではないようです。
「キーコーキー」と、良く通る声でさえずりながら行動しているので、
比較的簡単に見つけることが出来ます。
松平東照宮や松平郷園地周辺で、２０羽前後の群れを見ることが出来ます。

…………………………BY 中根 重吉………………………………………