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4月27日
一般的に良くキツツキと呼ばれているコゲラ(小啄木鳥;キツツキ科)。
日本国内では一番小さいキツツキの仲間で、全長は15cmほどでスズメと同じくらい。
体色は褐色系で木の幹にいることが多いので見落としがちですが、
「ギ—」という比較的大きな声で鳴くのでわかりやすいでしょう。
子育てやねぐらのために、朽ちかけた木の幹に巣穴を掘ることでも良く知られていますね。
ーーーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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4月27日
松平郷園地では、ヤブデマリ(藪手毬;スイカズラ科の落葉低木)の 花が見頃を迎えています。
樹高は2メートルほどで、大きく伸ばした 枝に、葉を覆い尽くす程に咲いた真っ白な花が見事です。
白い花びらに見えるのは実は装飾花で、それに囲れた小さなぶつぶつが 本当の花(両性花)になります。
湿った場所を好む植物のようで、松平郷園地では、天下茶屋の前を 流れる小川沿いで自生しています。
花言葉:「私を見捨てないで」「隠された美」など
ーーーーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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4月22日
日中は汗ばむほどの陽気かと思えば、朝晩は肌寒さを感じる気温差・・・
体調管理に気を付けて下さいね。
明るい日差しの届く林の中で、足元に咲く小さな花・・チゴユリ(稚児百合:
イヌサフラン科の多年草)を見つけました。
茎の高さは10~15㎝、花びらの長さは1~2.0㎝。
小さくて可憐なユリのような花を咲かせることからこの名が付けられたそうです。
花言葉:「私の小さな手をいつもにぎって」、「恥ずかしがりや」
ーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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4月20日
ガマズミ(莢蒾:スイカズラ科の落葉低木)の花を、野の道で見かけるようになりました。
一般的には、秋に赤い実を付けるので観賞用に植栽がされているようですが、
松平郷園地周辺では自生のガマズミが山裾などで多く見られます。
高さは2mほどまで成長し、よく枝分かれした枝先に白い小花をたくさん咲かせ、
花期は5月中旬まででしょう。
花言葉:私を無視しないで。
ーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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4月10日
松平郷園地を流れる小川沿いでは、シャガ(射干:アヤメ科の常緑多年草)
の花が見頃を迎えてきました。
元々は中国が原産で、日本にはかなり古い時代に観賞用として持ち込まれたと言われ、
現在では野生化したものが山里近くなどで群落を形成しているようですね。
別名「胡蝶花」とも呼ばれ、羽根を拡げた蝶をイメージさせる花だからでしょう。
茎の高さは50〜80センチ、花の直径は5センチ前後。
一つの花は一日で終ってしまう一日花ですが、次々と花を咲かせ日毎に咲き変わるので、
しばらくの間目を楽しませてくれそうです。
松平郷園地では、園地を流れる小川沿いや散策道などで咲き揃ってきました。
花言葉:多き友人、私を認めて、反抗、決心などは中国が原産で、日本には
かなり古い時代に観賞用として持ち込まれたと言われ、現在では野生化した
ものが山里近くなどで群落を形成しているようですね。
別名「胡蝶花」とも呼ばれ、羽根を拡げた蝶をイメージさせる花だからでしょう。
茎の高さは50〜80センチ、花の直径は5センチ前後。
一つの花は一日で終ってしまう一日花ですが、次々と花を咲かせ日毎に咲き
変わるので、しばらくの間目を楽しませてくれそうです。
松平郷園地では、園地を流れる小川沿いや散策道などで咲き揃ってきました。
花言葉:多き友人、私を認めて、反抗、決心など
ーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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松平東照宮 春のお祭り「権現祭(ごんげんまつり)」開催のご案内
松平氏発祥の地である松平郷、八幡神社松平東照宮では、4月15日(土)・16日(日)
「権現祭(ごんげんまつり)」が開催されます。
この祭りは、1619年に第九代松平太郎左衛門尚栄(なおよし)が久能山から東照権現を勧請し、
この神社へ祀ったことがはじまりで、約400年絶えることなく受け継がれてきた由緒あるまつりです。
前夜15日の試楽祭(しらくさい)では、産湯の井戸にて古式ゆかしいお水取りの儀式が行われ、
祭り広場では手筒花火の奉納が行われます。
16日の例大祭(れいたいさい)では、東照宮から高月院まで神輿渡御がなされ、松平家の墓所を参拝します。
お問合せ先 松平東照宮(0565)58-1621400年絶えることなく受け継がれてきた由緒あるまつりです。
前夜15日の試楽祭(しらくさい)では、産湯の井戸にて古式ゆかしいお水取りの儀式が行われ、
祭り広場では手筒花火の奉納が行われます。
16日の例大祭(れいたいさい)では、東照宮から高月院まで神輿渡御がなされ、松平家の墓所を参拝します。
お問合せ先 松平東照宮(0565)58-1621
ーーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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4月1日
今日から4月の始まりですね。
爽やかな日差しの中、松平郷園地ではミツバツツジ(三葉躑躅:ツツジ科の落葉低木)
が咲き誇り、数多いツツジの仲間のうち最も早く開花して早春を彩ります。
葉が展開する前に花が咲き、多くのツツジの雄しべが10本に対し、ミツバツツジは
5本なので見分けはしやすいでしょう。
名前の由来は、枝先に付く葉が3枚であることから。
花言葉:節制
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3月30日
松平郷園地のトンボ池と氷池で、ミズバショウ(水芭蕉:サトイモ科の多年草)
が見ごろを迎えてきました。満開を迎えた桜の花びらが池に舞って、風情のある
景色を見せています。この池には、開園時におよそ50株のミズバショウが植栽
されており、毎年可憐な姿を見せています。白い花のように見えるのは、実は
葉が白く変化したもので「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれ、実際の花はその
中心にある緑色で棒状のもの。
何はともあれ美しい姿に心癒されます。
花言葉:美しい想い出、変わらぬ美しさはともあれ美しい姿に心癒されます。
花言葉:美しい想い出、変わらぬ美しさ
ーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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3月26日
降り注ぐ様に満開の時期を迎えてきました。
高月院「家康公お手植えの枝垂桜」。
樹齢はおよそ400〜450年。
今週末までが見頃でしょう
ーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーー
3月23日
全国から桜の開花が届く中、松平郷高月院の「家康公お手植えのしだれ桜」が
見ごろを迎えて来ました。樹齢はおよそ400年で、高さ約8メートル、
根回りは4メートル。
松平次郎三郎元信(後の徳川家康公)お手植えのシダレザクラです。
例年に比べ少し早い開花を迎え、現在5〜6分咲き程度となっています。
今週から来週にかけて見頃となるでしょう。
松平郷園地のソメイヨシノ桜も徐々に見ごろを迎えてきました。
こちらも5日程度早い開花で、現在5〜6分咲きとなっています。
<参考>
徳川家康公の幼少時代の名を「松平竹千代」と言い、元服した後に、名を
「松平次郎三郎元信」と改名しました。この名は竹千代時代から師と仰いだ
「太原崇孚雪斎(たいげんすうふせっさい)」が没するまでの6年間の名前です。
その後「松平元康」から「徳川家康」と改め、世に知る天下人となりました。
ーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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3月25日
毎年桜が咲き揃う頃に、落葉樹林の落ち葉の間からカタクリ(片栗:ユリ科の多年草)
の花が可憐な姿を見せてくれます。一本の茎に一つの花を咲かせ、6枚の赤紫色の長い
花びら。そしてその基部には蜜標と呼ばれるM字の模様があるのが特徴です。
花が終わり、初夏になると葉もなくなり夏眠し、翌年の春までのわずか2、3ケ月しか
姿を現さない、まさに「妖精」のような植物です。
花言葉:初恋、寂しさに耐える
ーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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3月20日
明日は春分の日。
穏やかで暖かな日が続いたおかげで、樹木たちの開花が進んでいます。
シデコブシ(幣辛夷:モクレン科の落葉中低木)とコブシ(辛夷:
モクレン科の落葉高木)が、美しい花を咲かせてきました。
シデコブシは別名ヒメコブシとも呼ばれ高さ数メートルの樹高に対し、
コブシの高さは10メートル以上になります。
そのためヒメコブシの方が樹高が低く、庭木としても多く使われています。
シデコブシの花は12枚から30枚で構成されていますが、コブシの花は6枚の
構成なので見分けやすいでしょう。花の直径は10㎝前後で、花の中心に
たくさんのしべが集まっており、果実は秋になって熟すと中から赤い種が出てきます。
コブシの名前は、この果実のデコボコを握り拳に見立てたものです。
花言葉:歓迎、友愛
ーーーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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3月20日
真赤な小花をたくさん咲かせるハナノキ(花の木:カエデ科の落葉高木)の花が
見ごろを迎えて来ました。ハナノキは日本の固有種でもあり、愛知県、長野県、
岐阜県、滋賀県の四県のみに自生が確認されいる珍しい樹木のようです。
自生のものは国の天然記念物に指定されており、愛知県の県木にもなっています。
雄花と雌花は異なった株に咲き、特に雄花は花数が多く、遠目からでも赤く
色付いた姿が目を引きます。
松平郷園地には、開園時に植栽された5本のハナノキが高さ10m程に育ち、
枝先にたくさんの花を咲かせています。
花言葉:信仰
ーーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3月11日
ショウジョウバカマ(猩猩袴:ユリ科の常緑多年草)が、暖かな春の陽気に誘われ
咲き始めてきました。
花色は一般的に赤紫が多く、中には白っぽいものから紫色、ピンク色など地質や
日照条件などにより変化があるようです。
よく見ると、花は幾つもの花が集まった集合花だとわかります。
名前の由来は、独特の形をした赤い花を「猩猩(ショウジョウ:中国の伝説上の赤い
顔をした動物)」に、光沢のあるヘラ状の葉を「袴(はかま)」に見立てたものと
伝えられます。
松平郷園地では、これから4月初旬にかけて散策道沿いや林の中や小川沿いなどで、
数多くのショウジョウバカマが咲き誇ります。
花言葉:希望
ーーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー