Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

渋い客車編成の鉄道模型

2018年01月16日 | 日記
JORCの運転会で見た、渋い客車編成「快速 ちどり」号。
大凡の事は、持参された会員の方に聞いたが、後で調べて見る。
実車でも、快速なのにヘッドマークを付けて走っていた。

ちょっと実車について書いておこう。
1953(昭和28)年11月、広島―米子間の週末臨時列車として
誕生し、翌年秋から定期列車になった。
広島―備後落合間の芸備線はC58が牽引し、備後落合からの木次線で
C56が牽引した。宍道か松江で機関車を交換したらしいとある。

当時は、快速でもご当地列車ということでヘッドマークを付けて走った。
この「快速 ちどり」号は、1959(昭和34)年4月に準急に昇格し、
気動車のキハ55系に変更された。

当時の実車の編成は、オハ35+オロハ30+オハフ33の3両編成。
編成が短いのは、陰陽の山越えがあるため、特に勾配に弱い蒸気機関車が
牽引するので車両数を絞ったのであろう。
嵌め込み写真は、実物のヘッドマーク。
また「ちどり」とは松江城の別称・千鳥城から付けられたとある。