ＥＦ５８・ブルトレ塗装車

イブ運転会で見た、ＥＦ５８形電気機関車のブルトレ塗装車。
正式には、ブルートレイン用塗装車で２０系客車を牽引して、東海道本線、
山陽本線を疾駆していた機関車である。
我々世代には、青大将塗装とこのブルトレ塗装の機関車は人気があり、
また電気機関車の中での憧れでもあった。

持ち主の方に聞いたところ、三井金属工芸の動力なしの展示用車両を
改良して動力化した模型である。
車体はダイキャスト製で持たせてもらったが、結構重量感があった。

余計な話になるが、当時の国鉄の客車はすべて茶系の色だった。
その状況でブルー系の２０系客車が登場し、東海道本線全線電化に伴い
特急「つばめ・はと」の客車を淡緑色に塗装し走らせた。
それらを牽引するＥＦ５８形電気機関車の塗装を合わせたのである。
鉄道ファンには、『何を今更書いているの』と御叱りを受けそうだ。