やさしい芸術論

冬が来たなら、春はそう遠くない

「ネイティブアメリカンの悟り」のような歌

2021年05月29日 | 洋楽

アメリカの歌手ベックは、

様々なジャンルの音楽を生み出す遊び心のある人です。

 

オルタナティブロック、カントリー、ヒップホップ、ファンク、

エレクトロニクスな曲まで作り、年齢と共にその音楽も成熟していきます。

 

ぼく自身も2017年の武道館のコンサートを観に行きました。

 

 

ベックと言えば「ルーザー」やアルバム「オディレイ」が有名ですが、

ぼくの一番のお気に入りは「ゴールデンエイジ」です。

 

アルバム「シー チェンジ」に収録されており、

2002年の「ローリング・ストーン誌年間アルバム・ランキング」で

1位となりました。

 

曲全体に流れるゆるやかな時間と、

平和な響き、ネイティブアメリカンのようなメロディー、

その時間、その雰囲気により、

現代社会で疲れたこころを慰めてくれます。

 

「ゴールデンエイジ」

 

車のハンドルに手を置いて、

ゴールデンエイジを始めようよ

 

車の窓を下げて

月の光を肌で感じよう

 

砂漠の風は

あなたの頭痛を癒してくれる

 

世界中の重圧を

ぼくが解き放とう

 

最近は、何とか生きているよ

 

ぼくは何にもしないよ

 

 

 

アコースティックギターと、あたたかい響きの鉄琴のような音、

力まずに、自然な歌い方のベックの声、

きれいなバックコーラス、

PVの映像の後ろの美しい自然の風景。

 

一時でも、嫌な事や、将来の不安を忘れさせてくれます。

 

所々で響くトライアングルの音が、

とても素晴らしいです。

 

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