黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

多忙

2007年10月13日 | Weblog
昨日、漏水工事があった。実はその二日前の水曜日のこと、水道メーターの検針のおばちゃんに指摘されたのである。おばちゃん曰く、水道局に連絡して漏水検査をするようにいわれたので、即刻連絡、仕事の空き時間をみつくろって予約をとった。予約した時間は2時半。2時に仕事がおわるので余裕をもって帰宅できるハズだった。さて、検査当日。携帯がなったのはまだお仕事中の1時55分の事。どうもそれまでの仕事が速めに終わった様子である。余裕などふっとび、大急ぎで家へと帰る。
実は、漏水と聞いたとき私には心当たりの個所があった。少し前からトイレ前の手洗いの蛇口をひねるたびに、ゴゴゴゴと響くような音がしていたからである。そこはちょうど空き地になっているお隣側にある。漏水個所が判明次第、修理工事になるそうなのでそれにあわせて隣近所にもお声がけをしておいた。
家へとつくと、もう水道局の車がやってきていた。係のオジさんいわく、修理個所は一目でわかったとの事。それは私がおもっていた個所ではなく、玄関外の門付近にある蛇口付近との事。玄関から門まではコンクリートで固められているのだが、その部分はヒビがはいっていて、そこがじっとりとぬれているからだそうだ。さっそくコンクリートを割ってみると、直径2センチくらいの細い水道管から水がぴゅーっとか細く吹きだしていた。さすがは本職、見事なモンだ。ところが修理をしてみてもまだ水道メーターが回っている。つまり漏水個所はほかにもあるとの事らしい。すると係の人二人は一メートル位の鉄の棒の片一方が平たい皿になったような器具を取り出して、家の数箇所の蛇口にあてて、皿の方を耳にあてはじめた。どうやら音で漏水個所がわかるらしい。そうやって判明した漏水個所は、先に修理した門柱付近の続きにあるらしい。さすがに一面固められたコンクリートの下の管の詳細まではわからず、修理個所にそってコンクリートを掘削する事になった。近所数件にはお声がけしたものの、見当違いの充て推量だったため、お断りしていない方向にもかなり音が響いた。素人の勝手な判断は、やはり禁物のようである。1メートル位掘削した所で、もうひとつの漏水個所判明、さっそく修理してくれた。工事時間は一時間以内。散らかった土砂も埋め戻したり、車につんでくれたりちゃんとかたづけてくれた。案件がひとつさっさと片付いて、どっと肩の荷がおりた。
実は今週、私は結構忙しかったのである。日曜はインターネットの工事、木曜はガス漏れ検査(3年に一度ある)、そして昨日の漏水工事、その間に職場のパソコンが一台ネットにつながらなくなったりして(もう一台はちゃんとつながるのでルーターやらなんやらの故障ではない。私は対処不可能だったので、パソコンに詳しいコピー会社の我が社係の人に見てもらった結果は、セキュリティソフトのイタズラだったようだ)、えらく疲れたものだった。