黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

満天の星

2007年10月14日 | Weblog
最近、星に凝っている。先日、ミニプラネタリウムを手に入れたのだけれど、やっぱりちっさいのぞき窓みたいのからみているのは、物足りない。せめて同じシリーズの廉価版ぐらいはほしいのだけれど、それでも一万を切るくらいのお値段はする。ずーっとなやんでいたのだけれど、ある日ふと引き出しを整理していたら、出てきたのは千円のギフトカードが9枚。新聞の契約更新時にもらった奴を、忘れていたのである。今は新聞契約時の商品攻勢がイカンとされてきているようだが、コレをもらった時にはそんな話はちーっとも無かったのである。いかに長期間忘れていたかだ。
ともあれ、忘れきっていた商品券を見た途端、私にはこのことが神だか天だか仏様だかしらないが、とにかくどこかから与えられた啓示みたく思えたのである。「ぜひこれは買うべきだ」と。
さて、やっと手に入れた「ホームスターピュア」。色はブルーや白っぽいのとかもあったが、プラネタリウムっぽいのはやっぱりコレだろう、と黒をチョイス。家へ帰ってさっそく電池をセットする(単三電池4本使用)。原版の板をセットしてじっと夜を待つ事に。ジベタに置いて天井に写す事になるのだけれど、ピントを合わせる必要がある。原版のうちの星座ラインが入っている奴でまずピントを合わせ、その後ラインの入ってない原版をセットするのが個人的なお勧めである。
待ちに待ったよる、テレビも電気もすべて消して映し出した星は、まさに満天の星空。私には田舎がないので、自然の星空を見る機会はまずないのである。天井に貼ってあるポスターが透けて見えたり、ぶら下がっている純日本的な電灯に映った星が少々興ざめだが、それでも好きな音楽を聴きながらの星空鑑賞は感動モノであった。今の所、面白いテレビ番組のない時間帯に部屋にこもって楽しんでいる。