芸術の秋

季節は秋である。少なくとも暦の上では立派に秋だ。最もご存知のように昼間の最高気温はとても１０月になったとは言えない数字ではあるが。
秋といえば色んな冠がある。食欲の秋であり、芸術の秋でもある。真夏の暑さが緩んで、食欲も回復すれば色々な場所に行きたくもなる。私の場合、太りやすい体質もあって年中ダイエット状態、しかもどんなに暑くても食欲が減らない人なので、食欲の秋は関係ない。後の芸術の方であるが、見たい物はあっても、なんだかどれも場所が遠いので、いささか躊躇しているところだ。まず兵庫県立人と自然の博物館なのだが、コレが三田市にあって、いささか遠い。以前県内で発掘された恐竜の化石を見に行ったのだが、乗り換えが多く、たどり着くだけで疲れたものだ。後はロートレックも見たいがコレとて天保山。正倉院展も見たいが、これは当然奈良でやる。橿原では藤ノ木古墳の埋葬に関して特別展があるのだが、やはり奈良の斑鳩。う～ん、どうしようか。スケジュールと体力との相談である。