黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

スターウォーズ フォースの覚醒

2015年12月22日 | 映画のページ
監督:J・J・エイブラムス

出演:マーク・ハミル
   ハリソン・フォード
   キャリー・フィッシャー

あらすじ:エンドアの戦いによりダース・ベイダーと皇帝が死んでから30年後の宇宙は、再び暗黒に覆われようとしていた。その銀河帝国の残党ファースト・オーダーから盗み出された重要な地図データーをレジスタンスのポーにたくされたドロイドのBB-8が孤独な少女レイに出会った事から、少女の運命は大きく変わる事になる・・・

評価 ☆☆☆☆

感想:ジョージ・ルーカスが9部作構想を断念し、6部作で打ち切りの発表をしてから今年初めの製作発表がされるまで、もうこれを映画で見る事は出来ないと思っていた。待ち望んでいたからこその不安もあったが、昨日早速劇場に足を運んで、その心配は杞憂であったことを悟った。「Long long time ago・・・」で始まるオープニングから次作へとつなぐエンディングまで、懐かしくも新しい場面の連続で、旧作(といっていいのかな?)ファンにとってはうれしい限りであった。ルーカスはクリエイティブ顧問に名を残すのみで直接の指揮ではなかったが、遜色は全くなかった。J・J・エイブラムス監督は相当のマニアに違いない。
まだまだ公開されてから日も経たない新作の感想、ネタバレ無しに感想を書くのはとても難しいが、本作はただ懐かしいだけでなく、新たな興味を生む。序盤に感じた様々な謎が後半次々とつながり、新たな対決の予感をもたらす。彼がああなるのは仕方ないか・・・。あの彼は何故ああなったのか、あの彼はこれからどうするのか、そしてレイの今後の活躍は?興味は尽きない。
本作は旧作のパワーを生かしながら新たにつむがれた話の序盤の一本目。この長いサーガの結末がどうなるのか、ぜひちゃんとこの目でしっかり見届けたい。


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