黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

ALWAYS 三丁目の夕日'64

2012年02月02日 | 本のページ
著者・涌井学

評価・☆☆☆

先日鑑賞した人気映画のノベライズ本である。文庫本なのでお財布にやさしいのもうれしい限り。しかももっとうれしいのが、映画の尺に入りきらなかった部分を、本ならカバーできる所である。これでいつでも大好きな夕日町三丁目に帰ることが出来る。
まぁ、結末がわかっているという欠点はあるが、感動がじっくり味わえない映画なら、買わないで済ますだけのことだ。ALWAYSには漫画の原作本があるのだが、描いている人物像が少しちがうこともあり、それに年代も少し進んでいて、ここまでっくるとこれはもう全く別物である。
評価はごくごく普通だが、個人的なお気に入り度はもう少し上である。
もし興味の有る方は、ぜひ映画を鑑賞したあとのご購入をお勧めする。間違っても映画を見る前に読んでしまわないように。


本宅はこちらになります。掲示板もこちらにあります。→黒猫亭日乗



最新の画像もっと見る