こんにちは、ねじまき鳥さん。元気ですか?毎日なんとなくお過ごしですか?。
変ね、なんとなくなんて、でも、
ねじまき鳥さんは本当になんとなく毎日を過ごしているんでしょ?
あの時にお別れしてからねじまき鳥さん、何をされていますか?待ち人はどうされましたか?お会いできたのかしら?
あなたの様に物事を深く考える人が、毎日が刺激的に、過ごしていたら。疲れ果てて、死んでしまいますものね。
だから、あなたにとって、なんとなく過ごせる事はとてもよいことだと思いますよ。
お会いしていた時には「何か水の中」に浮かんでいるようなフワフワ感がありましたね。
身体の中に重りのような塊を抱きながら、しかも、それを大事にしながら、生きている。
不思議なあなた。お元気ですか?
ところで私は・・・・・。
私は今、イタリアにいます。突然でしょう、この前のお手紙を書いたのは沖縄からでしたね、
あれから、南フランス、スペイン、ギリシャ、そして、今イタリア、ローマにいます。
私の行動力もたいしたもんでしょう。
なぜ、南ヨーロッパに来たかというと、実はある人と知り合いその方と旅に出たのです。
その女性は、とても、美しい方です。日本の人なら一度は聞いたことのある。有名な写真家ですよ。名前は今は言えませんがやさしくて思いやりのある方です。
ねじまき鳥さん、驚かないでください。私は今、その方のアシスタントをしています。
だから、いろんなところへ出掛けて、いろいろな事を知り、物事を体験し、感じようとしています。
でも、
今、私は旅に出てから何か心がすっきりしないのです。
実感しているはずのことが、自分の体からするりと通りすぎてしまう感じがするのです。
それは自分が体験したのに、自分のものでは無く、向こう側のもう一人の私。いや、私らしき、人に行ってしまうのです。
よく解らないのです。
私が何かを経験した瞬間にそれは過去の事となってしまい、過ぎてしまったことのむなしさが残ります。でも、
心配しないでください。そんな事も何時かは時が解決してくれるように思います.
飛べない鳥。
水の無い井戸。
出口の無い路地。
針の無い時計。
お手紙を待っています.といっても、こちらには届かないでしょうから、・・・・・・
又お手紙を書きます。
さようなら。
メイより。
変ね、なんとなくなんて、でも、
ねじまき鳥さんは本当になんとなく毎日を過ごしているんでしょ?
あの時にお別れしてからねじまき鳥さん、何をされていますか?待ち人はどうされましたか?お会いできたのかしら?
あなたの様に物事を深く考える人が、毎日が刺激的に、過ごしていたら。疲れ果てて、死んでしまいますものね。
だから、あなたにとって、なんとなく過ごせる事はとてもよいことだと思いますよ。
お会いしていた時には「何か水の中」に浮かんでいるようなフワフワ感がありましたね。
身体の中に重りのような塊を抱きながら、しかも、それを大事にしながら、生きている。
不思議なあなた。お元気ですか?
ところで私は・・・・・。
私は今、イタリアにいます。突然でしょう、この前のお手紙を書いたのは沖縄からでしたね、
あれから、南フランス、スペイン、ギリシャ、そして、今イタリア、ローマにいます。
私の行動力もたいしたもんでしょう。
なぜ、南ヨーロッパに来たかというと、実はある人と知り合いその方と旅に出たのです。
その女性は、とても、美しい方です。日本の人なら一度は聞いたことのある。有名な写真家ですよ。名前は今は言えませんがやさしくて思いやりのある方です。
ねじまき鳥さん、驚かないでください。私は今、その方のアシスタントをしています。
だから、いろんなところへ出掛けて、いろいろな事を知り、物事を体験し、感じようとしています。
でも、
今、私は旅に出てから何か心がすっきりしないのです。
実感しているはずのことが、自分の体からするりと通りすぎてしまう感じがするのです。
それは自分が体験したのに、自分のものでは無く、向こう側のもう一人の私。いや、私らしき、人に行ってしまうのです。
よく解らないのです。
私が何かを経験した瞬間にそれは過去の事となってしまい、過ぎてしまったことのむなしさが残ります。でも、
心配しないでください。そんな事も何時かは時が解決してくれるように思います.
飛べない鳥。
水の無い井戸。
出口の無い路地。
針の無い時計。
お手紙を待っています.といっても、こちらには届かないでしょうから、・・・・・・
又お手紙を書きます。
さようなら。
メイより。