暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

有り余る

2023年09月28日 | 古民家
 有り余るすべてを手に入れて・・・ふくよかな姿で歩いて見ても・・・
遠ざかる人の目や・・・交わす言葉のあちこちに、豊かではいられない見過ごしを覚えて・・・
いつも何かを見上げて探すように・・・手探りの歩幅で進んでしまう・・・。

価値観が入れ違う時間に生まれた頃は・・・受け入れて一喜一憂どうにも止まらないけれど・・・
憂鬱だと長く思える時間程・・・歴史の中では見過ごす時間で・・・
埃の書物の、曲がりくねった文字にたどり着くまでは・・・
気にも留めない出来事と・・・水面に映るほどでも無いと、すり抜けて行く・・・。

貧富の差と人の想像が・・・現実か夢かも解らない時間を駆けて・・
幼い人を惑わせ・・・導き、人種も世代も超えて、暮らしを育てても・・・
知らない人や・・・会う事も無い人ばかりの世界で文化が生まれるのは・・・
創ろうとも・・・繋がろうと無理をしなくても・・・
ただそのままが・・・なすがままに・・・
足元で転がる風のように・・・感触の無いすれ違いを幾度も交わしながら・・・
前に進む暮らしを交わし合う・・・見知らぬ出会いが尽きないからなのかも知れない。
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