暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お堅い話

2021年05月27日 | 古民家
 空き家バンク・・・。
地域の行政さん主導で、宅建協会さん、建築士会さん、弁護士さんなどなど集まり、協議会のようなものを組織して・・・
地域の空き家問題を解決する算段をする、行政さんの窓口に相談された案件をなんだかんだ話し合う・・・。
専用のHPがあったりなかったりと・・・取り組みの進捗状況には差が激しく・・・
画期的な解決策がある訳も無く・・・不動産として売買される流れの様子は、今までと変わり映えのしない取り組みである・・・。

築50年ほど経過する建物は・・・有名建築家が設計した住まいも・施設も・・・
もれなく不動産屋さんか企業が買い取り・・・解体されて再開発として、商業施設かマンションが立ち並びます・・・。
運よく価値が認められ・・・予算が集まると、古民家園などの施設に移築されるか・・・
指定管理を募り・・・一般開放され、少しの補助金を頂ながら、イベントなど施設として収入を得て、運営されて行きます・・・。

地域に魅力があり・・・関係人口が組み立てられる場所であれば・・・
地域の方々と行政さんと一緒に、古民家をランドマークに・・・新しい取り組みも生まれます・・・。
何も無ければ無いで・・・何も無い特別感で生かせる取り組みもあるようです・・・。
古民家でも無い・・・懐かしい明治・大正・昭和初期の良さも無い・・・
中途半端な建物が残る場所が、再生される事無く・・・行先の無い空き家が増え、人が消える街になっているようです・・・。
大河・映画・大手コンサルタント会社・・・いろんな取り組みで一時の盛り上がりも作れますが・・・
事はそんなにすぐには進まなくて、続かないモノ・・・
時間を掛けて変化して来た事は・・・その倍以上の時間を掛けて変えて行かなければ良くはならないと思っています・・・。
住いの造り・・・暮らし方の想いを少しづつ戻せる時間が大切なんだと思います。(決して行政さんや各企業や団体を否定しているのではありません。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伝える言葉 | トップ | そんな話し »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿