暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

自然と

2021年03月07日 | 古民家
 遠い昔・・・人が集まり、行き交い・・・物が生まれ、文化が育った場所も・・・
コツコツと時間が流れると・・・まるで廃墟となってしまう・・・。
人が長い間積み重ねて来た歴史ある住まいも・・・
人は住まなくなり・・・猫が住み・・・虫達も住み始め・・・
グラグラと・・・廃墟になって、朽ちてしまう・・・。

空き家がコロリと生まれれば・・・廃墟の町が生まれる・・・。
人の一生よりも長い時間が過ぎれば・・・たまたま通り過ぎた誰かが気付くのか・・・
そこに家族がいた事も見えない場所になっているかも知れない・・・。

人は、自然を飲み込もうとして・・・山も川も海にも、手を広げるけれど・・・
人が住まなくなった場所では・・・自然が人を飲み込んで・・・
瞬く間に、深い森が生まれ・・・静かで長い時間を刻むのでしょう・・・。
たまたま間借りして・・・その場所に暮らす事を許された生き物達は・・・
自然を相手に・・・豊かで厳しく、守られるように毎日を過ごします・・・。
人の暮らしも・・・そんな動物達と、あまり変わらない時間を過ごせたら良いのかな・・・と思います。
コメント
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