本が読めない。

月曜日は移動図書館へ行きました。
今年最後の図書館。
年末は読書するぞ～といつも思うのですが
考えたら、もういつでも時間のある生活をしているので
いつだって読書はし放題なのです。

でも、最近、全然、本が読めません。
読みたい気持ちはあります。
先月だって、ちゃんと図書館で本は借りてきたのです。
でも読んだのは、２冊。。。
２０年前の私なら、１日に１冊読むほどだったというのに。
あの頃は、仕事もしていたし、子供も小さくて時間がなかったというのに。

どうして読めなくなったのでしょうねぇ。

私的には、理由は二つだと考えています。
一つは、眼が疲れるようになったから。
老眼が進んだように思います。
だから、メガネも新調しなければいけないなと思いながら
していません。
不思議なことに、キルトの時は同じメガネなのに
読書ほどには疲れを感じないのですよね。。
でも、活字は疲れるようになりました。
ん～、この活字大好きな私が疲れる時がくるなんて・・・

もう一つ、大きな理由。
それは、スマホだと思っています。
今までは、隙間時間には本を読んでいました。
例えば、夕食の準備を終えて、食べ始めるまでの時間とか
家族の帰宅を待つ間とか。
寝る前とか。
それが今は、ついスマホを見ているのですよね。
LINEやメールという訳ではなく、見ているのはニュースですかね。
他には、ブログだったり気になる方のインスタとかツィッターとか。
あっという間に１時間くらい、見てしまいます。
それで結局、読書する時間が無くなっている・・感じです。
なんだかちょっと情けない気持ちになります。
スマホの情報は手短で、簡単なんですよね。
映像もあるし、細切れなんだけど、気持ちにスっと入ってきやすい。
悪く言えば、安直。
安直だから、垂れ流し的に取り込んでしまう。
本は、まず長いですよね。
短編でも、スマホの情報よりも圧倒的に時間がかかります。
更には、作者の文章の個性に慣れるにも時間がかかります。
作者のワールドに浸るまでのハードルが高い。
だから、つい「きちんと時間の取れる時に読もう」と思ってしまう。
以前なら、例え１０分でも読もうとしていたのに。
これも老化・・でしょうか。
いや、やはり人間は簡単な方に流れる、ということだと思います。
スマホが悪いのではありません。
スマホに支配される私がダメなのです。

今回の図書館では、軽めの本を借りてきました。
スマホとも程よい距離をとりながら
無理せずにもう一度、本もたくさん、読める私になりたいと思います。