ナラタージュ

今日は病院の日。
連休前なので、この間みたいに混んでたらヤダな
と思ったけど、それほどでもなく良かった。

相変わらず「調子はどうですか？」
から始まる会話。
う～、なんと言えばいいのかな、と
いつものように言葉を捜す私。
・・・だいたいね、カウンセリングって看板に書いてるのに
先生にカウンセリングする気はあるのかな。
とっても疑問です。

息子の受験の事を話題にしてくる。
確かにストレスの一つではあります。
受験生だしね、成績最悪だしね。
でも多分、それほど大きくない。
私のココロの揺れの素は、別にある。
微妙な言葉のすれ違いが続く。
だけど、上手く言えない。
打ち明ける事は、私の醜い部分を曝け出す事だから。
曝け出すには、時間が足りない。
大体、多分、信頼してない。
なんの為の病院なのかな、と思う。
でも、薬がなくなるのはすごく不安だから仕方ない。
病院、変えるべきなのかもしれないけれど
また一から始める気力が、湧かない。
曖昧なまま、いつもの薬で終了。

病院に行って憂鬱に輪をかけても仕方ないのですが。
昨日から読み始めた「ナラタージュ」。
とても綺麗な文章で、きらきら透き通る風景に
久しぶりにドキドキしながら本を読んでいます。

そんなことを言ったら近くに知り合いがいても、
そばに夫がいても、淋しいときはあるの。
逆に人間がいるからこそ淋しいことだってあるでしょう。・・・
だけどそんな感覚はどこにいたってあるし、
特別なことでもなんでもなくて当たり前なのよ。

そう、当たり前のこと。
こんな事をさらっといえる大人になりたかった。