柴高の毎日

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第2回オープンスクール(1)

2017-12-10 03:45:00 | クラブ
 さあいよいよ13時から待ちに待った本番が始まった。吹奏楽部、軽音楽部、ダンス部、筝曲部、生徒会長挨拶、和太鼓部の演奏に続いて、ラストは在校生約350人による40周年記念ソング『バトン』の演奏とダンスだ。

 和太鼓部ミニライブ



 「みんなで『バトン』」

 曲が始まって最初の「サビ」が終わるまでダンス部のみ。その「サビ」が終わるとサブステージの上で踊っていたダンス部が前のフロアに降り、そこに和太鼓部が移動。そして向こうから軽音楽部の大集団がサブステージとダンス部の間に入り込む。いわゆる「第1次民族大移動」である。



 2番目の「サビ」で軽音楽部と和太鼓部の踊りが始まり、最前列のダンス部は目立たないように背を低くする。手前の赤いTシャツの女子は全体を統括するダンス部の主将。リハーサルの時も物おじせず堂々と全員をまとめてくれた。
 




 2番目の「サビ」が終わって忍者のように身軽な和太鼓部は舞台にのぼり、空いたサブステージに校舎側に控えていた体育系男子や陸上、美術などがあがる。長蛇の列の軽音楽部が向こうに去った跡に、崇禅寺駅側に控えていた体育系女子や写真部、フォークソング部などが入り込む。「第2次民族大移動」である。



 舞台にいたダンス部がサイドの倉庫から出てきた。それと入れ替わるように体育系男子がサブステージに向かう。



 最後は全員で「きっと大丈夫 僕らなら 前を向いて歩いて行ける」ポーズで決める。

 さすが2回目とあって複雑な動きを難なくやってくれた。中学生や保護者が書いてくれたアンケートに「感動した」「圧巻だった」「笑顔が素敵だった」などの感想があったが、日頃別々に練習している体育系&文化系クラブがコラボして見せたパフォーマンスは素晴らしかった。

 第1回オープンスクールのリハーサルと本番、そして昨日のリハーサルと、全員で踊る機会がわずか3回しかなかったとは思えない一体感。

 最初から上手くいくはずはない。昨日の本番が次回のリハーサルとしてそのノウハウが蓄積されていく。「数は力なり」「継続は力なり」で、この経験の積み上げが生徒主体のパフォーマンスを可能にする。教師である自分たちはそれをサポートする存在でありたい。

 あくまでも主体が生徒であるからこそ「笑顔が素敵だった」という感想を書いてもらえたと思う。最初に提案をしたのは教師だが、それを受け止めて前向きに取り組んだのは生徒諸君であり、「やらされた感」のない偽りのない「笑顔」は見る人を魅了する。

 生徒諸君は自分たちのパワーに自信を持ってほしい。来年度以降、絶対に自分たちだけでできる。

※今回の反省点として敢えて指摘するならば、踊り終わってあいさつした後、体育館から出ていくまでの時間かな。次回は中学生や保護者席のすべての通路を通って出入口を目指せばある程度は時間短縮するだろう。拍手をしていただいている間を小走りに走るのも気持ちのいいものかもしれない。













 班の移動などをサポートした広報委員&有志。頑張ってくれた労をねぎらい暖かい部屋でほっこりする。



 美術部&有志で製作した発泡スチロール製のモニュメント。校舎入口に飾ってあったのをここに移動したので、在校生はぜひ見てほしい。美術部&有志、ほんまによう頑張った。





 吊り下げを手伝ってくれた放送部と一緒に記念撮影。





 以下次号