昨日WOWOWで放送された SHELTER FROM THE STORM を見ていて色々考えさせられた。
※ハリケーン "カトリーナ" 関連のチャリティはかなり数が出てくるようなので、コンサートなりプロジェクトのタイトルを確認しないとぐちゃぐちゃになるかもしれない。
土曜日の午前中に新宿西口に行ったら、投票日の前なのに選挙カーの姿は無く、その代わりこのハリケーンによる救済のための募金チームが、赤い羽根募金なみに、大声を張り上げていた。
私はあまりこの手の募金が好きではない。興味が無いとか募金をしたくない、というわけではない。
駅頭で声を張り上げているチームをあまり信用していない、という方が近いかもしれない。
募金はカード会社経由でも郵便局でもできる。
また、ホワイトバンドのように店頭でシリコンの輪に300円を買うことでできる場合もあるし、救済目的のCDなりDVDを買うことでできる。
私は自分の好きなミュージシャンなりの演奏に対してお金を払うことでチャリティになるのであれば、積極的にしようと思う。
その点で、今回はどういう形にしようかと考えながらこの WOWOW の放送を見た。
自分でも意外だったのは、チャリティの常連のU2の演奏よりも感激したことが誰か他のミュージシャンの演奏ではなかったということだ。
それはジャック・ニコルソン。
この全米放送の間、Phonebank として電話を受け付けるコーナーが設けられた。あまり知った名前は多くなかったが、一番最初にクローズアップされたのがこの渋い癖のある俳優。彼が一般視聴者の電話を受け「Honey, where are you from?」と応えていた。涙が出ましたね。
あの俳優が優しい声でこんな受け答えをしてくれるなら電話をしてチャリティ募金しようと思うもの。単なるコメントよりもよっぽと気持ちを持っていかれますね。ジャズとブルースの都ニューオリンズを愛する者として参加している、という姿勢がとても好感を呼びました。
さて、1時間の中には結構色々な演奏がありました。
印象に残っているのは、いつもこうしたチャリティを先導するU2の "ONE"。
マライヤキャリーやカニーウェストよりも、その歌のうまさが光ったアリシア・キーズ。
そこら辺にいそうなアメリカのおっさんという風貌になってしまったけれど、あの独特の声は変わっていないニール・ヤング。
アート・ガーファンクルがあんな事件をおこしていなかったらきょっと「明日にかける橋」を歌うことになっていただろうポール・サイモン。
結構感心したのはロッド・スチュアートの "People get ready"。黒人グループとのアカペラは、あの独特のスタンド・マイク・プレイ付で、このDVDは欲しい、と思わせるものでした。
あら、感情的になると「で・ある」調と「です・ます」調がぐちゃぐちゃになるのが私の悪い癖。ちょっと冷静に戻って、その後の SmaStationの話を。
ここでもこのチャリティ・コンサートがマライア・キャリーの場面付で触れられていて、マイケル・ジャクソンがその売上を全て寄付するための新曲レコーディングの話とかに触れていた。奇しくもゲストのキムタクに司会者の香取慎吾が「この番組のどこが好き?」と質問した時に、キムタクが「他よりもきちんと掘り下げて世界のニュースなどを伝えてくれるところ」と答えていたが、本当にそうだと思う。このチャリティのことは他の番組ではあまり聞いていないし、読売新聞でも少し触れているだけだったもの。
先日、日本テレビで香取慎吾が24時間テレビの最中に SmaStation に出た時は、募金箱とTシャツをそのまま持ってきて「日本ではこんな形で他局と共同でチャリティを行うということはしないですよね」と言っていた。本当に。その点、SmaStation を中心としたテレビ朝日の他局と一緒に、という姿勢は興味深い。もちろんサッカーの高視聴率の守り神、香取慎吾関連だけに終わらせてほしくない。
Live 8 はフジテレビ 721 (有料のCS。その後、地上波でも一部オンエアだったか
も)、このチャリティは WOWOW (特別無料放送だがBS) という限られたメディアでしか放送されていない。受信料の未払いに対して法的措置を取る、なんて妙なことを言い出しているNHKはどうしてこういうものを放送しないのだろう? その昔は貴重な音源を随分地上波で放送していたのに、最近はサッパリです。台風情報も選挙関連の放送も大切だが、こうした「チャリティの心」を伝えるのも「公共放送」の使命ではないのでしょうかね。韓国ドラマで稼いで大河ドラマに無駄に費やす、という循環ばかり考えないで・・・
うーん、別のブログで展開している「放送とネットの融合」関連の話題みたいになってきたのでちょっと音楽に戻りましょう。
この記事は昨晩フジテレビ721で放送されたクリームの再結成コンサートを見ながら書いていた。そうか、クリームではクラプトンってあまり歌っていなかったのね。さすがにクラプトンに強い UDO が仕切った放送なのね、とか断片的な思い。今度のクラプトンのCDはどうしよう・・・
※ハリケーン "カトリーナ" 関連のチャリティはかなり数が出てくるようなので、コンサートなりプロジェクトのタイトルを確認しないとぐちゃぐちゃになるかもしれない。
土曜日の午前中に新宿西口に行ったら、投票日の前なのに選挙カーの姿は無く、その代わりこのハリケーンによる救済のための募金チームが、赤い羽根募金なみに、大声を張り上げていた。
私はあまりこの手の募金が好きではない。興味が無いとか募金をしたくない、というわけではない。
駅頭で声を張り上げているチームをあまり信用していない、という方が近いかもしれない。
募金はカード会社経由でも郵便局でもできる。
また、ホワイトバンドのように店頭でシリコンの輪に300円を買うことでできる場合もあるし、救済目的のCDなりDVDを買うことでできる。
私は自分の好きなミュージシャンなりの演奏に対してお金を払うことでチャリティになるのであれば、積極的にしようと思う。
その点で、今回はどういう形にしようかと考えながらこの WOWOW の放送を見た。
自分でも意外だったのは、チャリティの常連のU2の演奏よりも感激したことが誰か他のミュージシャンの演奏ではなかったということだ。
それはジャック・ニコルソン。
この全米放送の間、Phonebank として電話を受け付けるコーナーが設けられた。あまり知った名前は多くなかったが、一番最初にクローズアップされたのがこの渋い癖のある俳優。彼が一般視聴者の電話を受け「Honey, where are you from?」と応えていた。涙が出ましたね。
あの俳優が優しい声でこんな受け答えをしてくれるなら電話をしてチャリティ募金しようと思うもの。単なるコメントよりもよっぽと気持ちを持っていかれますね。ジャズとブルースの都ニューオリンズを愛する者として参加している、という姿勢がとても好感を呼びました。
さて、1時間の中には結構色々な演奏がありました。
印象に残っているのは、いつもこうしたチャリティを先導するU2の "ONE"。
マライヤキャリーやカニーウェストよりも、その歌のうまさが光ったアリシア・キーズ。
そこら辺にいそうなアメリカのおっさんという風貌になってしまったけれど、あの独特の声は変わっていないニール・ヤング。
アート・ガーファンクルがあんな事件をおこしていなかったらきょっと「明日にかける橋」を歌うことになっていただろうポール・サイモン。
結構感心したのはロッド・スチュアートの "People get ready"。黒人グループとのアカペラは、あの独特のスタンド・マイク・プレイ付で、このDVDは欲しい、と思わせるものでした。
あら、感情的になると「で・ある」調と「です・ます」調がぐちゃぐちゃになるのが私の悪い癖。ちょっと冷静に戻って、その後の SmaStationの話を。
ここでもこのチャリティ・コンサートがマライア・キャリーの場面付で触れられていて、マイケル・ジャクソンがその売上を全て寄付するための新曲レコーディングの話とかに触れていた。奇しくもゲストのキムタクに司会者の香取慎吾が「この番組のどこが好き?」と質問した時に、キムタクが「他よりもきちんと掘り下げて世界のニュースなどを伝えてくれるところ」と答えていたが、本当にそうだと思う。このチャリティのことは他の番組ではあまり聞いていないし、読売新聞でも少し触れているだけだったもの。
先日、日本テレビで香取慎吾が24時間テレビの最中に SmaStation に出た時は、募金箱とTシャツをそのまま持ってきて「日本ではこんな形で他局と共同でチャリティを行うということはしないですよね」と言っていた。本当に。その点、SmaStation を中心としたテレビ朝日の他局と一緒に、という姿勢は興味深い。もちろんサッカーの高視聴率の守り神、香取慎吾関連だけに終わらせてほしくない。
Live 8 はフジテレビ 721 (有料のCS。その後、地上波でも一部オンエアだったか
も)、このチャリティは WOWOW (特別無料放送だがBS) という限られたメディアでしか放送されていない。受信料の未払いに対して法的措置を取る、なんて妙なことを言い出しているNHKはどうしてこういうものを放送しないのだろう? その昔は貴重な音源を随分地上波で放送していたのに、最近はサッパリです。台風情報も選挙関連の放送も大切だが、こうした「チャリティの心」を伝えるのも「公共放送」の使命ではないのでしょうかね。韓国ドラマで稼いで大河ドラマに無駄に費やす、という循環ばかり考えないで・・・
うーん、別のブログで展開している「放送とネットの融合」関連の話題みたいになってきたのでちょっと音楽に戻りましょう。
この記事は昨晩フジテレビ721で放送されたクリームの再結成コンサートを見ながら書いていた。そうか、クリームではクラプトンってあまり歌っていなかったのね。さすがにクラプトンに強い UDO が仕切った放送なのね、とか断片的な思い。今度のクラプトンのCDはどうしよう・・・