映画で見てもエネルギーが凄いストーンズ

マーティン・スコセッシは大のストーンズ・ファンだそうな。
だから、名だたる監督なのに、ミックにいけずされて怒ったりしても、これだけすばらしい作品にしたのですよね。もちろん、編集過程にはものすごくミックのチェックが入っているという話も聞きましたが。

いやはや、これだけ年を重ねたメンバーがあのしわの多い顔で、どうしてこんなに格好良く、チャーミングなんだろうと思いますね。そしてその格好良いシーンが盛りだくさんですから。

「なあ、キース、格好良かったよな」というコメントは映画館から出てエレベータを降りた時に後ろにいた男性から聞こえた声ですが、私は隣を歩いていた姉に「当たり前じゃないね～」と言ってしまいました。

ミックが単独来日公演をした時は感動しました。でも、ローリング・ストーンズの来日公演の初日、キースの姿を見た瞬間に涙が出ました。
その時の感動を思い出す映画です。

あの狭いビーコンシアターにステージ脇に陣取っている若いお嬢さんたちは皆どんな基準で選んだのか、可愛いこばかり。でもキースがギターを弾いて膝まづいて、ちょっとしたから視線を送った瞬間に舞い上がったんだろうな～と感じましたね。

もちろん、あれだけエネルギッシュに動くミックがちょっとした拍子にロンの頭に手をやったり、疲れたよ～なんていいながら、ちょっとにっこりするような仕草のチャーリーとか見所はいっぱいです。

そしてバディガイが出てきてプレイをしたら、キースとロンが本当に「小僧っこ」のようにはしゃいでいた姿がよかったな～

クリントン元大統領が「友人に泣きつかれたよ」というのは社交辞令ではないでしょうね。あれだけ恭しくストーンズのメンバーに迎えてもらえる役得を享受できたわけですし。

うーん、書いているときりが無いし、見終わって帰宅してサウンドトラックを改めて聞いてニヤニヤしている私。さて、DVDは輸入版を買うべきか、それとも日本版を待つべきか、悩むな・・・

ザ・ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」O.S.T. UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M) このアイテムの詳細を見る