物好きMusic Life

コンサート通いを始めて早○○年。コンサートだけでなく、洋楽も含めて No Music, No Life! という備忘録

ミーハー gig diary (2008/4/19) ~Rock Legends 四人囃子

2008-04-20 14:07:55 | コンサート備忘録
Venue:
 JCBホール
Musicians:
 四人囃子
 ・森園勝敏(g,vo)
 ・岡井大二(d)
 ・佐久間正英(b)
 ・坂下秀実(k)

Creation

*-*-*-*

Rock Legends と名づけられたこのシリーズは、多分、プロコルハルム以外は全部みたのかも。

四人囃子の速報ページ
にすでに当日の夜、写真と曲名がアップされていましたね。

M-01 なすのちゃわんやき
    (佐久間作イントロ、ガムラン・リズムからギターによる導入、
     中間部のキーボードとギターのリフは1970年代初期にライブで演奏していたフレーズ)

曲の合間に交わしたうちの姉との会話。
「本当に森園は瀬川さんのところを手伝っている時と四人囃子の時では、人格が変わるよね」
「いや、瀬川さんのところでも、普通の曲をやっている時と、吉田さんが出てきてダイナマイツを演奏するときも顔が変わるわよ」
「まったく、ダイナマイツの曲の時はミーハーな顔になるものね」
「前にハプニングスフォーを手伝って、トメさんに"かっちゃん"なんて呼ばれていた時は、どこの乙女だ!!と突っ込みたくなるくらい純情な顔してたわよ」

M-02 空と雲

バックの映像も青空。

M-03 おまつり

ばら色のシャツを着た森園さんを見た記憶は無いな。また髪が伸びて、地味なTシャツとジーンズ。あなたはどこの大学生ですか。

M-04 オレの犬 (坂下くんの作った新曲)

新曲を演奏するとは意外な展開。

M-05 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
 (イントロは、BOX SET 第2弾に収録の「青年座劇場」1973年11月14日と類似のアレンジ)

「四人囃子も初期の頃は、池袋西武デパートの催事なんかにも出演していたよね。」
「そうそう、竹田和夫は渋谷東急。いまどきは考えられないよね」

M-06 レディ・ヴァイオレッタ

「森園のギターが好きっていったらハルオフォンのメンバーに物好きだ、と言われたことがあったけど、やっぱりこの手の音は森園よね」

M-07 カーニバルがやってくるぞ

M-08 泳ぐなネッシー
 (イントロはキーボードとリコーダー、中間部はLP版で使われたフレーズを全員でユニゾン)

M-09 佐久間#1 (佐久間くんの作った新曲)

M-10 一触即発

やっぱりこの曲で決まりでしょうね。あの奇妙なフレーズが癖になる・・・

ENC Cymbaline (Pink Floyd)

「いや、そんなに気を使っていただかなくても・・・」なんて照れている森園氏はらしいと言えばらしいな~と思いつつ、90分足らずのステージは終了し、20分のセット替え休憩。

ものすごい勢いで客席が空になる。みんな、喫煙できる場所も食べるものも少ないのに大丈夫なのかしらね。

Creationについては、後日。

一触即発( 2)(紙)
四人囃子
ユニヴァーサルIMS

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミーハー gig diary (2008/3/31) ~Boz Scaggs & TOTO

2008-04-05 10:26:35 | コンサート備忘録
Venue:
 Zepp Tokyo
Musicians:
 Boz Scaggs & TOTO

*-*-*-*

6時45分くらいに東京フォーラムAについたのだけど、パンフレットを買う列があまりに長かったのであきらめて自分の席に向かいました。

追加公演が発表されてすぐに友人の分と二人分、UDOの先行予約で取った13000円の席。

ステージに向かってかなり左側だったのですが、ステージに近かったので、よしとしましょう。

隣の席の友人はきっと残業で遅れているのだろうな~と思いつつ、7時ちょっとにボズ・スキャッグスのステージが始まりました。

おっとダンディなボズ登場!!

1.Lowdown

おー、初期のベスト版 (私の愛聴版) の最初の曲だわ♪

Hits!
Boz Scaggs
Sony Japan

このアイテムの詳細を見る


何回かサンフランシスコに行ってレンタカーを借りた時、ラジオのチューニングは Bozの曲が流れているようなステーション。

2.Jojo
3.Slow Dancer

かなり好みの初期の曲が続きました。

バンドは、ギター、ベース、ドラム、キーボード、ホーンセクション、バックコーラスのおねーちゃん2名。太めのおねーちゃんがガムを噛みながら、ちょっと不機嫌な顔をするのがあまりいただけませんでしたね。

でもそんなことを考えていたら、Boz が呼び込んだのが、何ともいえないくらいに太ってしまった David Paich。
でも硬質のキーボードでちょっとニューオリンズ系のノリから Desire へ。

4.Desire
5.Hercules

David Paich はキーボードを弾いていない時はタンバリンを手にしたり、踊ったり、とかなりノリノリ。

6.Miss Sun
7.Harbor Lights

かなりしっとりとした Harbor Lights。サンフランシスコの夜景が目に浮かびました。

8.Sick & Tired

そしてまた初期のヒット曲メドレーですね

9.We're All Alone
10.Georgia
11.Lido Shuffle

途中、ちょっと歌詞が危うい部分もあった Boz ですが、そのシルキー・ボイスに免じましょう。ギターはかなり弾いていましたね。

この時点で7時ちょっと。もちろんありますよね、アンコール!

気がついたら、遅刻した友人が隣に来たところだったので、「これからアンコールよ」と言っていたら、メンバーがゾロゾロと出てきました。

12.Loan Me A Dime

さて、もう一曲かな~と思っていたら、なんと聞こえてきたのは Rolling Stones の「Miss You」。
あれれ・・・と思っていたら、Boz に呼ばれたスティーブ・ルカサーが、ご主人に呼ばれたわんころのような勢いで出てきました。

13.Breakdown Dead Ahead

いやー、友人が「仕事が終わらなくて、ネットでセットリストを見つけてBoz のアンコールだけでも聞けるかなと走ってきたのだけど、これだけ聞いたら満足だね~」とコメントしたほど、このアンコールは充実感がありましたね。

さて、休憩。
友人の遅刻の言い訳などを聞いている間にセットが変わって、かなりキーボードが凝ったセットが出てきました。そして、9時くらいにTOTO登場!

1.Gypsy Train

・スティーヴ・ルカサー:ギター、ボーカル
・サイモン・フィリップス:ドラム
・リーランド・スカラー:ベース
・トニー・スピナー:ギター、ボーカル
・グレッグ・フィリンゲンズ:キーボード、ボーカル
・デイヴィッド・ペイチ:キーボード、ボーカル
というメンバーで始まった一曲目。

あら、ちょっと足りないかも・・・と思っていたら曲の途中から

・ボビー・キンボール:ボーカル

が出てきました。

うーん、初期のメンバーからそっくりポーカロ兄弟が抜けた形ですね。

私は末っ子のスティーブ・ポーカロも気に入っていたので・・・

2.Caught In The Balance

Boz の時も気になっていたのですが、PAのバランスがいまいちでボーカルが良く聞こえないような部分があり・・・でも、それにしても、ボビー・キンボールの息切れ気味のボーカルが悲しい。

そんなことを思っていたら、酔っ払いのような喋り方をしていたルカサーがジョセフ・ウィリアムズを呼び込みました!!

えぇ~? と思っていたら始まった

3.Pamela

よしよし、彼も良く声が出ている! TOTOの厚みのある演奏に負けない!!!

彼はそのままステージに残り、数曲を歌いました。

4.Bottom Of Your Soul
5.Stop Loving You
6.Falling In Between

しかし、やっぱり盛り上がったのは Rosanna ですかね。
一週間前に SMAP×SMAPでも演奏されたこの曲。
※この番組出演でこの公演は sold out になったと、会場のどこかで話している声がコンサート前に聞こえました。あの番組はそこら辺の音楽番組よりはずっとPR力がありますからね~

7.Rosanna

さて、この後、キーボード2人のセッションが始まりました。

8.Paich and Phillinganes Keyboard Solo

このセッションは凄かった! この部分だけでも誰か録画していません? と闇の世界を探したくなるほど良かったのです。

99 から Georgy Porgy にフレーズが流れて、もう感涙もの!
そして、Georgy Porgy のワンフレーズをルカサーとボビーが肩を組んでちょろっとステージ脇で歌って・・・えーん、サビは私の心の中だけ~!?!

そして「Child's Anthem」のフレーズが続きました。

このセッション後に戻ってきたルカサーが、あのセッションはリハ無しだったんだと言っていましたが、いや、それであれだけのプレイができるんだからTOTOなのでしょうね。

9.Medley: I'll Supply The Love / Isolation / Gift Of Faith / Kingdom Of Desire
10.Hydra
11.Taint Your World

バンドでの演奏、ドラム・ソロ、ギター・ソロとバラエティ豊かな時間でした。

ここまでやってきて、面白いのは、ジョセフが登場する時は彼のお父さんが手がけたスターウォーズのテーマ、ドラムのサイモン・フィリップスの紹介の時は、イギリス人の彼のテーマソングなのか、007のテーマ曲、という感じでみんながちょろちょろとプレイすること。ストーンズの曲とかも挟んだり。
何でもできる芸達者なバンドだな~と実感しますね。

そしていったん引っ込んだ後、デイヴィッド・ペイチが小さなおもちゃのピアノを持ってきて、カンッ! カンッ! という感じで弾き出した (いやもちろん音はもう一人のキーボード、フィリプスが弾いていたのですが) のが笑えましたが、またもやガーっと盛り上がりましたね。

12.Hold The Line

そして、もうこれで最後かな~と思いながら始まった

13.Africa

もちろんジョセフも参加していたのですが、彼はコーラスで、リードボーカルはデイヴィッド・ペイチです。大満足!

今回、私はまだ左足に軟式ギブスをはめたままだったのですが、途中からもう立ちっぱなしでしたね。
だって、見逃したくない! という気持ちが強くてね。

さて、Africa は一人ずつメンバーが去っていく構成でフェードアウトしていきました。
TOTOのバンドとしての最終場面を見るようでちょっと辛いかな・・・

でも、Boz とそのバンドまで加わって最後の一曲を聴いたら、きっとまた集まるんだろうな~どんな形であっても、という気がしましたね。

14.With A Little Help From My Friends

いよいよ本当にこれで最後。時計は22:50。うーん、

日経トレンディの記事
で、Boz 90分、TOTO 90分と書かれていたので、10時半にはなるかな~と思っていたのですが、いやはや、東京フォーラムでは珍しい時間かな。

でも、きっとそんな制限が無かったら、ルカサーは一晩中でもプレイしたがったかもしれないね。今頃きっとやつは泣いているよね~なんて言いながら、私は友人と東京駅に向かう長い通路を歩いて帰りました。あら、お腹ぺこぺこ・・・

グレイテスト・ヒッツ
TOTO
Sony Music Direct

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする