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録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

久々に聞いた「デジタルライフ推進協会」

2012-04-18 21:09:01 | B-CAS&規制撤廃運動
小さい話。

レコーダ修理時に、録画番組を無償で救済するサービス
-バッファローとアイ・オーが開始。修理後も視聴可能


普通に考えたら、レコーダーを修理してもHDDさえ無事なら修理後のレコーダーでも視聴出来るのが当たり前、見られなかったら運が悪かった、と考えるものでしょうが、日本のデジタル放送レコーダーは視聴出来ないのが普通、という有様ですからね。わざわざ「サービス」と言わなければならないところがみじめです。

それ以上に関心を引いたのが記事内の"デジタルライフ推進協会(DLPA)"の文字。ありましたね~そういえば。日本のデジタル放送では独自規格はなかなか通らないため、アイオー・メルコホールディングス(バッファロー)・Digion・エレコムの4社が組んだ組織。最近全く聞かないので忘れてました。

せっかくなので公式サイトにアクセスしてみましょうか。

一般社団法人 デジタルライフ推進協会


活動内容を見ますと、テレビの録画機能にUSBの汎用HDDを使えるようにしたこと、DTCP-IPの推進などがあげられています。なるほど、これらの機能はもはやあって当たり前、と言えるほど広く普及しています。表だってこそないものの、その成果は考えていた以上に大きなものになっているようですね。次には外出先からホームネットワークにアクセスして録画番組を見ることを狙っているようです。誰でも考えつく技術で、自分でやっている人も少なくないと思います。が、DLPAとしては実現出来ていないようです。ARIBあたりに足を引っ張られているんでしょう。

開設当初は「ユーザーの意見の代弁者になってくれるのでは」と言う期待の声もあったDLPAですが、当初の宣言に「ARIBと対抗するものではなく、連携するもの」とあったように、PC系機器メーカーとAV機器メーカーの両方が参加出来、自分たちにとってビジネスチャンスになる規格の制定が活動内容の中心になっているようですね、当たり前といえば当たり前ですが。
規制の撤廃に向けた活動は・・・行えないんでしょうね、多分。

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