仮に本当だとしたら、あまりにもバカバカしい話を一つ。
海賊版ダウンロード罰則化検討 与野党に議員立法の動き
これだけでも十分問題ですが、あえておいておきましょう。問題はその先です。
上記のリンクでは有料会員登録しないかぎり途中までしか読めませんが、朝日新聞本紙ではもちろんその先も書いてあります。ネットでは読めない部分に、こんな一文があるのです。
"積極的に罰則化に動かなかった民主党が、自公案を検討する姿勢を見せたのは、同じく今国会に提出されることが閣議決定された別の著作権法改正案を「『メンツにかけても通したい』という思惑もあるようだ」(文科省関係者)。"
許されるんでしょうか? こんなことが。国民の生活に直結し、自由や将来の展望に著しい制限を与えかねない法律二つを、たかが党同士のメンツを優先して「お互いに通し合いしよう」ということになるらしい、と書いているのですよ! 我々を何だと思っているんでしょうか? まぁ数字の1としか思っていないんでしょうが。
ただ、例の著作権法は閣議決定とは言え、文科省の下の文化庁が考えたもの。それを一番通したいのは文科省ですから、この記事もあまりアテにはなりませんが。
もし真実なら、法律の正当性というものを根本から考え直さなければなりませんね。
追記:法律二つと書きましたが、閣議決定の著作権法改定案に、違法ダウンロード罰則をさらに盛り込む形になるようです。つまり、両方放り込むことで民主自民公明各党とも賛成出来る法律改定案にしようという腹なわけです。と、なると、やはり「調整」という名の取引は行われているのかも。
さらに追記:少なくとも今国会で違法ダウンロード罰則が民主党案に組み込むことは見送られたようで、取引は無しということになったようです。もちろん自民・公明だけで新たに提出することはあると思いますが、それは別の話でしょう。
海賊版ダウンロード罰則化検討 与野党に議員立法の動き
これだけでも十分問題ですが、あえておいておきましょう。問題はその先です。
上記のリンクでは有料会員登録しないかぎり途中までしか読めませんが、朝日新聞本紙ではもちろんその先も書いてあります。ネットでは読めない部分に、こんな一文があるのです。
"積極的に罰則化に動かなかった民主党が、自公案を検討する姿勢を見せたのは、同じく今国会に提出されることが閣議決定された別の著作権法改正案を「『メンツにかけても通したい』という思惑もあるようだ」(文科省関係者)。"
許されるんでしょうか? こんなことが。国民の生活に直結し、自由や将来の展望に著しい制限を与えかねない法律二つを、たかが党同士のメンツを優先して「お互いに通し合いしよう」ということになるらしい、と書いているのですよ! 我々を何だと思っているんでしょうか? まぁ数字の1としか思っていないんでしょうが。
ただ、例の著作権法は閣議決定とは言え、文科省の下の文化庁が考えたもの。それを一番通したいのは文科省ですから、この記事もあまりアテにはなりませんが。
もし真実なら、法律の正当性というものを根本から考え直さなければなりませんね。
追記:法律二つと書きましたが、閣議決定の著作権法改定案に、違法ダウンロード罰則をさらに盛り込む形になるようです。つまり、両方放り込むことで民主自民公明各党とも賛成出来る法律改定案にしようという腹なわけです。と、なると、やはり「調整」という名の取引は行われているのかも。
さらに追記:少なくとも今国会で違法ダウンロード罰則が民主党案に組み込むことは見送られたようで、取引は無しということになったようです。もちろん自民・公明だけで新たに提出することはあると思いますが、それは別の話でしょう。
この法案ぶちこもうとしているの、自民党と公明党ですよ。
フジテレビは逆に報道番組のYouTubeアップを始めるとのことですし、報道に関しては逆の方向に進んでいるようです。
昨秋は慎重派が抑えていたそうです。
推進派議員が一体誰なのかまでは分かりませんが。
殆どの先生方は理解も興味もないはずで、その中で慎重派のひとり世耕弘成参院議員は4月17日付のブログで言及しているとおり諸々きちんと理解している様で以前から密かに期待していたのですが、ロビーを受けた推進派?に押し切られてしまったようですね。
ただ、ゲーム業界は「売れないのはスマートフォン等に市場をとられつつある」という記事が多くなってきたのに対して、音楽業界はいまだに違法ファイル市場により打撃を受けていると言い続けています。
音楽業界の主張は3000円の小遣いしかないのに6000円のCD売り上げがあるはずだとしてるようなもので、単に若年層の興味が音楽CDからモバイルに移っているだけだという事を認めようとしない(公式に)ことにゲーム業界との微妙な違いを感じます。
しかし、違法配信市場がなくなれば一番困るのは音楽業界だと思います。何せ売れない理由の言い訳ができなくなりますから・・・
(ブラックユーモアです)
民主党から見たら違法ダウンロード問題はどうでもよくて、録画DVD自由化違法化に賛成してくれるなら、そっちも通すよ、って感じですね。尻馬に乗ったともちょっと違うようです。
>jbさん
慎重派、というのはあくまで違法ダウンロード厳罰化のことですね。そういう党内の反対を押し切って通そうというのなら、なおのこと党外との取引など以ての外と思います。
>chibalifeさん
ゲーム業界のスマートフォン云々も、国内に関しては必ずしも当てはまるとは限らないと思ってますが、音楽業界はCCCDの時から「売れないのは消費者のせい」と決めつけて行動してますから、違法ファイル以外に責任を持っていく場所がないのでしょう。
最悪、(動画のキャッシュがダウンロードになるなら)
Youtubeやニコ動を見ただけで、
逮捕されることもあり得ますね。
これは人権の問題にも関わるんじゃないでしょうか。
表面は違法なコンテンツの流通を取り締まるとしてますが、
裏は政府にとって不都合な情報を抹殺するつもりだと考えます。
(原発問題がそのよい例です)
まるアメリカの禁酒法と一緒だと思いますね。
今回のエントリーはダウンロード罰則の是非は問うてないんですけど・・・。
拡大解釈するとそうなることもありえますけど、自民党もそこまで考えてないように思います。あくまで著作権者の被害妄想がウザイので沈めるためだけでは。もちろんわたしらの自由は大きく制限を受けることになりますから、考えてくれないと困るのですが。
>りんりんさん
一度提出されてしまった法案を直すのではなく、本来の概念と別の条文を後から入れるのって、許されるんでしょうかね?
>秋山さん
直接顧客とやりとりするのではなく、上納金のような形で金を受け取るだけの連中のヒステリーが大本ですからねぇ。商売上の損得駆け引きなんて眼中にないでしょう。まず自分たちの言い分を通すことが最優先でしょうから。