「ダビング10を人質になどしていない」「メーカーは“ちゃぶ台返し”だ」権利者団体が会見
ついに著作権管理団体の一方的記者会見が行われた。基本的に反論を一切受け付けないいいたい放題の内容のようで、ある意味いいくるめられるような、何を言っているのかわからないような発言ばかりなので、ツッコミを中心に翻訳する記事に徹した。
なお、この記者会見、案の定現時点までテレビ報道はまったくない。まだいくつも報道番組は残っているので結論を出すには早いが、やはりテレビに対するマイナスイメージにつながりそうな報道は行われないとみてよさそうである。
・権利者はダビング10を人質になどしていない(中略)「権利者の一存では決められない。検討委員会でゴーサインが出ないのはメーカーが一貫性のない行動を取るためで、権利者のせいではない」「そもそも権利者は、コピーワンスを策定する話し合いに関与していない」
少なくとも"こぴぃわんす"と発音される移動壱規制の問題が大きくなり、売り上げが落ちるまで、権利者・管理団体側から「話し合いに関与していない」という発言はな
かった。つまり、それで通せそうなときは口を閉ざし、いざ批判が大きくなればメーカーのせい、という子供でもわかるただの責任逃れ発言である。にもかかわらず、再三繰り返している点を見ると、"直接は"話し合いの場にはいなかったのだろう。ただし、メーカー側が自分らの製品の使い勝手や魅力を落とすような制限を自主的に行うことなど、ありえない。これはたとえばDVDやBDのコピーガードに、直接
映画関係者や番組作成者が話し合いの場にはいなかった、だから責任はないと言っているのと変わらない。彼らは「話し合いに関与していない」とは言っても、「要請はしていない」とは言っていない。これは該当記事内にある「ダビング10」はコピーワンスの緩和か」でも同じ。「要請した」という証拠もないが、「要請していない」という証拠もない。例え"別の件を人質にとり、規制を事実上要請した"としても、「事実上何の関与もしていない」と言い張ることは可能である。言葉どおりの意味として受け取ることはできない。
この場合の「メーカーの一貫性のない行動」というのは、一度ダビ10の導入を決めておきながら結局拒否した、ということであろう。ダビ10に期待しているのはメーカーだけである。理由なしで拒否するとは考えられない。もちろんダビ10のような規制でなく、もっと緩和されたEPN、あるいは完全規制撤廃を主張しているのでダビ10拒否、ならありうるがその点は一切触れられていない。権利者側は「ダビ10を人質
にとってはいない」とは言っているが、補償金をレコーダーに対して要求したことは認めている。それでダビ10との引き換えではないと主張するならば、それを無理やり解釈するなら「そもそもダビ10と補償金は不可分の一体であり、最初からひとつの問題である」と権利者側が思っていたからとしか考えられない。メーカー側から見れば当然別々の問題である。また、「課金対象機器の“拡大”という表現は誤っており、対象機器の“移行”が正しい」とあるが、これはメディアからの補償金の収入が減ったから、その分をレコーダーからの補償金で埋め合わせしろ、という解釈で正しいと思われる。
・消費者はそれでいいのか 「コンテンツを扱う機器を販売するメーカーが、コンテンツに関する負担から外れて手放しで利益を上げていく一方で、消費者は、私的複製にもすべて許諾が必要になり、コピーする自由がなくなる。消費者はこれを本当に望んでいるのか考えてほしい。補償金はネガティブなイメージばかりが語られるが、この事実が伝わっていない」
これまた何を言っているのかよくわからないが、今度は消費者を脅してきたのは間違いないようだ。この後にこんな発言がある。
「購入CDやレンタルCDの対価に私的録音の対価が含まれていれば、保存されている音楽のほとんどに対して、私的録音の対価が支払い済みとなる」と指摘していたが、菅原さんによると「レンタルCDにも購入CDにも、私的録音の対価は含まれていない」という。」
という発言と組み合わせることで、多少わかる。つまり「音楽CDは買ったかも知れないが、それで手にしたのは音楽CDそのものであり、その音楽を活用する権利金は入っていない。活用がしたければそのつど別に金を払え」ということだ。CCCDの考え方とまったく同じだ。権利者はCCCDとは無関係なような顔を当時していたように覚えているが、根本はCD会社とまったく同じだということがよく分かる。
「コンテンツとハードは互恵関係にあるはずなのに、メーカーはこれだけの利益を手にしながら、権利者を一切踏みにじってきた。自分さえよければ、コンテンツはどうなってもいいのか」
に至ってはどの口が言うのか、と問い詰めたくなる。このコンテンツの利益とは
「映像、音楽、テキスト、家庭用ゲーム関連商品」
とある。これらの利益をあげるのはCDやソフトのメーカーだ。「メーカー」と一括りに言うが、補償金問題の交渉対象はソフトメーカーではなく、レコーダーやデジタルプレイヤーを作るハードメーカーだろう。グループとしてソフトメーカーを持つハードメーカーも確かにあるが、一体とみなすのは横暴だ。と、いうより、意図的に混ぜることによって自分らがあたかも被害者であると見える演出がしたかったようにしか見えない。ただでさえ信憑性に欠ける数々の発言の正当性を地に落とす結果になった。「とあるメーカー」を特に批判している様子が伺えるが、名前を出さないことで上記の問題を突かれるのを恐れたためかも知れない。
・「“レンタル/購入したCDの支払い対価に私的録音の対価が含まれていれば、保存されている音楽のほとんどに対して、私的録音対価が支払済みとなる”とされてい
が、これは“含まれておりません”。逆に言えば、“含まれていないのであれば……”という風にも考えられる」
これはITmediaではなく、AVWATCHからの引用だが、これに関しては開いた口がふさがらないとはまさにこのことだ、というものすごい例になってしまった。
MIAUでも似たようなアンケートをとっている(当然わたしは送付済み)が、アンケートというやつは答えの一覧から自分の意見に一番近いものを選ぶものである。その意図はアンケートの選択肢一覧から解釈するものであり、ひとつの項目だけを見て自分勝手に解釈するものではない。少なくとも権利者団体の解釈より、わたしが回答者なら意図する「われわれが払いたいのは"本当の権利者への対価"であって、中間摂取団体への作り出した"活用権利金"ではない」という解釈の方が意見の総意に近いと思う。
と、2日連続で文句いいっぱなしのエントリーを書いてきたが・・・本当はこんなことばかり書きたくないのよ。もっと前向きな、楽しいことが書きたい。怒らせないで、楽しい気分にさせてくださいよ、"権利団体"さんがたよ。バカなことばかり言ってないで、さ。
ついに著作権管理団体の一方的記者会見が行われた。基本的に反論を一切受け付けないいいたい放題の内容のようで、ある意味いいくるめられるような、何を言っているのかわからないような発言ばかりなので、ツッコミを中心に翻訳する記事に徹した。
なお、この記者会見、案の定現時点までテレビ報道はまったくない。まだいくつも報道番組は残っているので結論を出すには早いが、やはりテレビに対するマイナスイメージにつながりそうな報道は行われないとみてよさそうである。
・権利者はダビング10を人質になどしていない(中略)「権利者の一存では決められない。検討委員会でゴーサインが出ないのはメーカーが一貫性のない行動を取るためで、権利者のせいではない」「そもそも権利者は、コピーワンスを策定する話し合いに関与していない」
少なくとも"こぴぃわんす"と発音される移動壱規制の問題が大きくなり、売り上げが落ちるまで、権利者・管理団体側から「話し合いに関与していない」という発言はな
かった。つまり、それで通せそうなときは口を閉ざし、いざ批判が大きくなればメーカーのせい、という子供でもわかるただの責任逃れ発言である。にもかかわらず、再三繰り返している点を見ると、"直接は"話し合いの場にはいなかったのだろう。ただし、メーカー側が自分らの製品の使い勝手や魅力を落とすような制限を自主的に行うことなど、ありえない。これはたとえばDVDやBDのコピーガードに、直接
映画関係者や番組作成者が話し合いの場にはいなかった、だから責任はないと言っているのと変わらない。彼らは「話し合いに関与していない」とは言っても、「要請はしていない」とは言っていない。これは該当記事内にある「ダビング10」はコピーワンスの緩和か」でも同じ。「要請した」という証拠もないが、「要請していない」という証拠もない。例え"別の件を人質にとり、規制を事実上要請した"としても、「事実上何の関与もしていない」と言い張ることは可能である。言葉どおりの意味として受け取ることはできない。
この場合の「メーカーの一貫性のない行動」というのは、一度ダビ10の導入を決めておきながら結局拒否した、ということであろう。ダビ10に期待しているのはメーカーだけである。理由なしで拒否するとは考えられない。もちろんダビ10のような規制でなく、もっと緩和されたEPN、あるいは完全規制撤廃を主張しているのでダビ10拒否、ならありうるがその点は一切触れられていない。権利者側は「ダビ10を人質
にとってはいない」とは言っているが、補償金をレコーダーに対して要求したことは認めている。それでダビ10との引き換えではないと主張するならば、それを無理やり解釈するなら「そもそもダビ10と補償金は不可分の一体であり、最初からひとつの問題である」と権利者側が思っていたからとしか考えられない。メーカー側から見れば当然別々の問題である。また、「課金対象機器の“拡大”という表現は誤っており、対象機器の“移行”が正しい」とあるが、これはメディアからの補償金の収入が減ったから、その分をレコーダーからの補償金で埋め合わせしろ、という解釈で正しいと思われる。
・消費者はそれでいいのか 「コンテンツを扱う機器を販売するメーカーが、コンテンツに関する負担から外れて手放しで利益を上げていく一方で、消費者は、私的複製にもすべて許諾が必要になり、コピーする自由がなくなる。消費者はこれを本当に望んでいるのか考えてほしい。補償金はネガティブなイメージばかりが語られるが、この事実が伝わっていない」
これまた何を言っているのかよくわからないが、今度は消費者を脅してきたのは間違いないようだ。この後にこんな発言がある。
「購入CDやレンタルCDの対価に私的録音の対価が含まれていれば、保存されている音楽のほとんどに対して、私的録音の対価が支払い済みとなる」と指摘していたが、菅原さんによると「レンタルCDにも購入CDにも、私的録音の対価は含まれていない」という。」
という発言と組み合わせることで、多少わかる。つまり「音楽CDは買ったかも知れないが、それで手にしたのは音楽CDそのものであり、その音楽を活用する権利金は入っていない。活用がしたければそのつど別に金を払え」ということだ。CCCDの考え方とまったく同じだ。権利者はCCCDとは無関係なような顔を当時していたように覚えているが、根本はCD会社とまったく同じだということがよく分かる。
「コンテンツとハードは互恵関係にあるはずなのに、メーカーはこれだけの利益を手にしながら、権利者を一切踏みにじってきた。自分さえよければ、コンテンツはどうなってもいいのか」
に至ってはどの口が言うのか、と問い詰めたくなる。このコンテンツの利益とは
「映像、音楽、テキスト、家庭用ゲーム関連商品」
とある。これらの利益をあげるのはCDやソフトのメーカーだ。「メーカー」と一括りに言うが、補償金問題の交渉対象はソフトメーカーではなく、レコーダーやデジタルプレイヤーを作るハードメーカーだろう。グループとしてソフトメーカーを持つハードメーカーも確かにあるが、一体とみなすのは横暴だ。と、いうより、意図的に混ぜることによって自分らがあたかも被害者であると見える演出がしたかったようにしか見えない。ただでさえ信憑性に欠ける数々の発言の正当性を地に落とす結果になった。「とあるメーカー」を特に批判している様子が伺えるが、名前を出さないことで上記の問題を突かれるのを恐れたためかも知れない。
・「“レンタル/購入したCDの支払い対価に私的録音の対価が含まれていれば、保存されている音楽のほとんどに対して、私的録音対価が支払済みとなる”とされてい
が、これは“含まれておりません”。逆に言えば、“含まれていないのであれば……”という風にも考えられる」
これはITmediaではなく、AVWATCHからの引用だが、これに関しては開いた口がふさがらないとはまさにこのことだ、というものすごい例になってしまった。
MIAUでも似たようなアンケートをとっている(当然わたしは送付済み)が、アンケートというやつは答えの一覧から自分の意見に一番近いものを選ぶものである。その意図はアンケートの選択肢一覧から解釈するものであり、ひとつの項目だけを見て自分勝手に解釈するものではない。少なくとも権利者団体の解釈より、わたしが回答者なら意図する「われわれが払いたいのは"本当の権利者への対価"であって、中間摂取団体への作り出した"活用権利金"ではない」という解釈の方が意見の総意に近いと思う。
と、2日連続で文句いいっぱなしのエントリーを書いてきたが・・・本当はこんなことばかり書きたくないのよ。もっと前向きな、楽しいことが書きたい。怒らせないで、楽しい気分にさせてくださいよ、"権利団体"さんがたよ。バカなことばかり言ってないで、さ。
逆にCDは補償金つきメディアでコピーする人はあまりいないので、補償金の回収ってあまりされてないと思うんですよ。せっかくの規格なのでなんとか活用を・・・と考えたんでしょうけど。
補償金ならコピーフリーにしろ、がわたしらの総意ですよね。
>2008-06-03 15:58:44さん
二重取りはもう承知の上でしょう。もれるよりは二重取りの方がいいという・・・。とりやすいところからとればいい、という悪意が感じられます。
>emanonさん
そういえば著作権は申告制でした。なら、いっそのこと市販のCDとDVD以外で音楽と映像を楽しむ行為は全部著作権保護法違反だ、とかすれば漏れないかも。
冗談ですけど、現在の補償金はこの考えの延長ですしね。
そして結局は大半が人件費や経費として消えると、あれ?
著作権違反は親告罪な訳だから主な業務て警察回って町を徘徊しネットの中をgooルグル?
後は問い合わせが有った時に手続きで終わりだろうか、サボっていても区別しにくそうだな
保証金の二重取りになるってことに気づかない阿呆が頭張ってちゃ何も進まないわなぁ
でも、今はCDを除けば全部プロテクトされてコピー出来ないようになっているのに何で補償金を払う必要があるわけ?コピワンで厳しく制限された放送を録画することによって誰が損害を受けるんだろう?
補償金を取るならコピーフリーにするのが前提じゃないの?
消費者を話し合いから完全に追い出してどうするのが自分らが儲かるのか、という前提の押し付け合いで進められている懸案ですから、落としどころはそもそも無い感じですね。
●補償金はおかしい→個人利用の範疇で使っている人が、不正使用する人の行為による被害の保険金を積み立てるなんてのは異常。ドライバー全員でスピード違反者の反則金の積み立てするようなもの。
●売上が影響を受けるなら単純に売価を上げるべき→制作費と収益から従来どおり計算すればよい。
●それでも補償金を取るならコピーガートは全廃すべき→制約と補償の2重取りになる。どちらも中途半端になるからおかしい。原則を考えるべき。
と、思います。権利者団体の「どっちもないとダメ」なんてのは制約でがんじがらめにして利益だけはいただく、という全部消費者に負担を背負わせる考え。
こんなんで落しどころが見つかるわけない。
P2P対策として補償金は効果が薄い感じがします。コピガを設けることにはDATの時で懲りた連中が、コピガより金というアイディアを出したというところでしょう。
中間団体が、著作権者の利益を左右するほどの力を持ってしまった、、というのが問題なんですね。本来流通や売り上げの分配をスムーズにするために作った取り次が、いつの間にやら流通を人質にとって現場に命令を出すようになってしまった、というのは結構ある話なんです。もちろん分配は未公開。もう古い権力構造なんですよ。新しい時代に対応して、というのならこの中間管理団体こそ真っ先に手をつけるべき改革先なんですよね。多少なりとも動きがあるのは歓迎したいことです。
厳密にはまったく関係ありませんが、
ここに著作権団体が絡むと関係がでてきたりします。
◆用途不明・受取人不明の補償金◆
補償金とはなぜ必要なのでしょうか。
著作権団体に言わせれば、昨今のP2Pなどを利用した
違法アップロードや違法コピーになどの著作権物複製により
著作権者が軽視できない被害が出ている為、
著作権者の利益を保護することを目的としているから。
というのが分かりやすい見解でしょう。
では著作権者とは誰なのか?
著作権者≠著作権団体では無い。
何かと話題のJASRACで例えれば(一部Jキャスに投稿した内容のコピペ)
現在違法コピーやP2Pなどで著作権者の権利が迫害されている(といわれている)が
カスなどの著作権団体は『著作権者を守るために』を盾に活動し、
補償金をメディアにつけ、再生機器にまで付けようとしている。
しかしカスの包括契約や補償金など、著作権団体が押している制度ってのは
著作権者にお金が回らない・回りにくいシステム
(振り分けを透明化してないからこう思われて当然)
メディアや再生機器に補償金を付けたとして、誰にどうやって分配するのかという問題。
TV局で例えれば○○番組でB'zを3曲、他を5曲使うとして
カスに報告・納金すれば、当然音楽を使われたB'zや他に少なからず使用料が支払われるが、
包括契約の場合、誰の曲を何回などの細かい詳細が一切省かれて
お金だけカスに納金される。
誰の著作物を使ったのか一切不明でお金だけ回収したら
徴収金の分配人は当然分からない。
現在カスはこういうお金は運営資金や著作権の研究という名目に回されるとしているので
本来著作権者に支払われるはずの使用料はカスだけに払われる。
著作権者の権利を守るはずのカスが、
著作権者の権利を迫害しているようにしか見えないんだよね。
まあでもカスラックの契約形態の基本である信託契約って
著作権をカスラックに譲渡するってのが種だから
著作権者=カスラックになると考えれば、
著作権者の権利を守る=カスラックの利権・利益を守るになるからやっている事は間違っちゃ・・・いないのか?
(譲渡する理由は著作権違反が親告罪な為、著作権者以外に告発効力が無いところが大きい)
一応表立っては補償金も包括契約での徴収金も
権利者に分配しているとしているが、
個人情報保護法を盾に分配先・分配金、その他の関係する詳細を
公表しないので実際に分配しているか一切不明。
調べた限りじゃ私的録音録画補償金を受け取ったというような
記事や記録はネット上では見つけられなかった。
全て非公開だからいくら溜め込んでるんでしょうねってお話です。
全てを信じちゃいけないけど大体のことはwikipedia「私的録音録画補償金」に書かれているので閲覧されるといいかと。
補足:近年、カスの著作物の使用調査のずさんさが問いただされている為か、
ここ数年ばかりやっとその辺を正常化しようとしているらしい。
ttp://it.nikkei.co.jp/internet/column/contentsbiz.aspx?n=MMIT0g000027052008&cp=1記事中ではJASRACはちゃんとしようとしていると書かれていますが
アナログからデジタルに移行してコピーが容易になったとはいえ、
すでに30年皮算用でやってきて今頃(´ω`;)
補償金と個人情報保護はさすがに関係ないんじゃ。
永続的に同じことやっているだけで利益が出続ける商売なんてそうそうあるものじゃないわけですけど、経営陣は最盛期を基準に考えたがる傾向がありますから、権力があるのなら駆使してでも元に戻したがるのでしょうね。今回の権利者団体の行動も、ある種のストライキなんでしょう。
個人情報保護法万歳。
権利と権力と法を盾にボロい商売ですね。
【著作物が売れなくなっても自分らは儲かるシステム(補償金)を構築するのに必死。
】
新しく生まれる文化もあれば廃れる文化もある。
それが時代の流れなんだから売り上げ低迷を
何かのせいにするのはお門違い。
書籍市場は中古本ショップのせいで打撃受けてますが
別に法的に保護されてないよね。
ダビ10入れるなら補償金を!
補償金入れないならダビ10認めないって
流れだったらしいけど(ネットニュースを信じれば)
それが事実なら話を拗らせたのは間違いなく著作権団体。
JEITAは結局規制賛成派ですから、そういう項目は用意してなかったんじゃないかと。逆に補償金は廃止を含めた縮小がしたいようなので、そっちを積極的に公開し、業界に突きつけたかったんでしょうね。
>通りすがりさん
アナログ停波反対の声は日に日に大きくなると思いますが、多分マスコミは目をつぶり、耳をふさいでいっさい報道を行わないでしょうから、運動への展開は難しいでしょうね。ネットで展開しても一般人の目には触れにくいでしょうし、厳しいです。
>emanonさん
おそらくN.Shim@さんへのお応えだと思いますけど、「同時に読めなければ、同じ番組の録画ファイルが複数存在しても構わないという定義があるのか」ということを疑問に思われているのだと思います。それを利用すれば、今の規制下でも移動失敗の保険くらいは利かせられるのではないか、と。多分無いでしょうけど、ソニーの例はたまたま文句が出なかっただけでは。移動が失敗を含めれば二回行える、ではやはり圧力がかかって販売停止に追い込まれるでしょう。
そおいえばD-VHSも1分13秒で停止でしたか
コピーワンスのムーブ失敗は、メーカーの技術力の未熟さゆえか?
http://slashdot.jp/askslashdot/08/05/29/2052259.shtml
未だにムーブ失敗するわけだし仕様書そのものが閲覧できればどれだけ無理のあるものなのか学生でも判る物なんでしょうね
関門外なのでムーブ処理の仕方について前から疑問だったので、分かれば教えてください。
ARIBが仕様を決めているコピーワンス制御で、録画データを同時にレコーダ内と書き出し先メディアに存在してはならないような事が決められていると思うのですが、普通に考えてblattさんも指摘するように、書くと同時にその部分を消去していては、ベリファイ処理が困難であることはすぐに分かると思います。
(仮に書く処理自体が正常に出来ていても、メディア側のコンディションが悪くて正しく書けていなかった場合だって想定できるわけで)
ベリファイが難しい事が想像できるのに、仕様がそのように策定されたのはどうしてなのでしょうか。
また、ソニーBDレコーダのウォークマンやPSPのおでかけ/おかえり処理を見ると、実際はかなり仕様に「解釈の仕方」の幅があるのではないかと思えます。
著作権者側はコピーワンス仕様策定時には蚊帳の外だったという報道があり、
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0711/06/news033.html
技術サイドだけで仕様を決めたはずなのに、どうしてそんなに運用に幅が出る(おでかけ/おかえりが可能なところから、単純ムーブが失敗する)のか分かりません。
補償金と絡めるつもりなら、アナログ停波反対運動でも
おこそう。
放送局は設備投資がムダになるから蒼くなるよ。
総務省や経産省からも圧力かかるだろうし。
JEITAも、どうせアンケートを取るなら、素直に
「デジタル放送のコピー制限を撤廃すべきだと思いますか?」
って聞いて、結果を突きつけてやればいいのに。
そうですね、彼らはあくまで団体の代表でしかありませんからね。第三者がなにかしら提案をするしかなさそうですね。
>kantさん
音楽界は宣伝にもなるし、お金さえ払ってくれればある程度自由に使ってもかまわないとしてくれればいいんですけどね~。
>blattさん
開発者ないしそれに近い方が今回の会見で怒るのは当然ですね。悪いことはすべて人のせい、ですから。
で、Friio同等品+黄CAS、ぜひ欲しいんですけど(笑)。
>tomさん
すいません、最近ますます文章が長いわ読みにくいわで・・・。斜め読みで結構でございます。
その方法だと、まさに管理団体の人がいう補償金がなくなった場合の徴収ですね。面倒なんで誰もやらなそう・・・あ、やっぱり一番困るのは管理団体じゃないですか(笑)
>名もなく清く美しくもなくさん
確かに今のままではどのように分配されたり使われたりしているのか分からない分、税金よりタチが悪いですね。
なんとなく中間摂取されてる印象がありますね。
>通りすがりさん
途中で改行を入れるのは、広いディスプレイで見たとき、文章が横に広がらないためなんです。横へ文章が目の広さより広がると、その方が読みづらいと思うんですよ。これはわたしの主義なんですね。
引用は・・・今回書きなぐりになっちゃったからなぁ。本当は分かりやすくしなきゃならないんですけど、勢いそのままで書いちゃったってことで見逃してください。
>変な権利団体反対者さん
レコーダー一台ごとに数百円という話がよそでありましたけど、最終保存場でないことを考えると高いですよね。
iPodでも同じくらいでしょうか。
>emanonさん
一部のレコーダーで番組表のとき広告が出るようなものでしょうか。結構面白いアイディアだと思います。せっかくの双方向通信機能ですので、いいかも知れないですね。
>2008-05-30 22:07:00さん
音楽系の著作権はとくに言ってることが矛盾だらけですし、もういい加減新しい団体を作るべし、という意見に賛成です。
磁気テープメディアが売れなくなったからDVD消してくれみたいな駄々こねてるみたい・・・
正直、一度著作権管理団体は解散して再編してほしい。
複雑すぎる上に、仕組みが古い。
一日たって落ち着いて考えてみたのですが
保証金収入が減っていているが、ダビ10もイヤ 海外からの技術導入もイヤと言うなら
ムーブ可能な機器はネット接続も出来るわけだしCMの中やデータ放送でバナー広告なりアフィリエイト
なりで保障費を稼げないものだろうか?
それにより放送側が利益を上げる代わり視聴者にはダビングの為のポイントが機器に貯まる
このような形態なら視聴者はCMをむやみにスキップすることなく各社CMの放送時間も決まっているので
レコでの大まかな視聴率とCMスポンサーには視聴者がCMそのものを視聴している確かな数値が出ることでしょう
これによりCM収入の補填・ダビングによる保証金・番組への残してでも観たいと言う関心度が数値として表れ
これまで販売を考えていなかった物から販売売上げが望める番組が見つかることでしょう
せっかくテレビやレコに付いている機能をテレビショッピングや保険のCMでしかフルに使っていないと言うのはもったいないですよね…
交渉を決裂させるのは簡単です。正当な補償を要求したといって、べらぼうな金額を要求したのでしょう。
・文章の途中で改行を入れない
・自分の記事部分と引用部分は明確に分ける
せっかくの記事がもったいないと思います。
補償金が必要なら、ダビング10なんて要らないね。補償金を認めるのは1円に至るまで収支を公開した場合だけだ。税金と変わらんのだから。
昨日のBSの夜中のニュースにはちょこっと出てましたね。
そんなにレコーダから金を取るのなら良い方法があります。
欲しい人だけにその権利を売るのです。
1、「ダビ10カード(携帯のプリペイド)」みたいなのを作ってコンビニでも置きます。
(1000円ぐらいなら買うでしょ、欲しい人は)
2、NETかTELで「ビーカスカード番号」と「ダビ10カード番号」を入力して処理。
3、そのビーカスカードが入ってる時だけダビ10になる。
どうでしょ、この考え方。権利者団体の皆様ご一考下さい。
えっ?ipod?、持って無いから知らんがな・・・
だいたいこぴぃわんすが失敗するのは当たり前です。だってコピー元を消しながら転送するんです。ふつーのどんな計算機のカット&ペーストだってコピーしてから元を消さないとデータ保証できません。こんな機能低下する物を飲むのは開発者側として情けないです。それを飲んだのにこの言われよう。勘弁して下さい。ここまでやられるといっそのことFriio同等製品に黄色B-CASを内蔵してばらまいてやりたくなります。
>ひょっとしたら、補償金の本命はレコーダーじゃなくて、iPodに代表されるデジタルプレイヤーの方かも知れないでよ、売れてるし。
これですね、権利者団体としてはそちらの収益のが大きいだろうしね
しかし会見見るとただのガキの逆ギレに見えますねぇ
話変わりますがyoutubeやニコニコで人気(?)のウッウッーウマウマってやつの原曲がオリコンチャートに
乗るみたいですねぇ
違法アップロードがいいとは言いませんがこういう現象もあるって事を権利者団体は少しは考えたほうがいいかもしれませんねぇ。
権利者側にまともな著作権マネジメントを考える事ができる人がいらっしゃらないからでしょう。幹部は小六禮次郎氏みたいに本職は作曲家の人がほとんどですからね。こんな人がこれからの音楽や映像のビジネスモデルがどうあるべきか考えられる訳がないって事ですね。
今後画期的なビジネスモデルをどなたかに提案されても理解することも難しいでしょうw
それと経産省、総務省、文化庁が綱引きばかりやっていて、汗をかいて双方納得のいく案を示せてないのもあるんでしょうね。
おっと、入れ違いでした。
ひょっとしたら、補償金の本命はレコーダーじゃなくて、iPodに代表されるデジタルプレイヤーの方かも知れないでよ、売れてるし。で、解釈として音楽が補償金ついて映像が補償金ついてないとおかしいから、ついでにレコーダーも対象に含めちゃえ、と。それなら規制緩和と補償金の拡大関係ないし・・・。でも、関係なくなると、ダビ10との関連性もなくなるし・・・ええい、やっぱりただの言いがかりですね。
わたしのエントリーではかなり悪意をこめた解釈をしましたけど、リンク先の記事でもとてもこちらの疑問に答えたもの、とは言えない内容でしたからねぇ。もう消費者に理解を求める気はないんでしょうか。
小六禮次郎氏なんて「ゴジラ」でも音楽を担当したちゃんとした作曲家さんなのに、なんでこんなことばかり言うようになったんでしょ。代表格になると結局自分らの団体の収支が第一になるのかなぁ。嫌いになりそうです。
今はコピワンがあるから、複製したくても1枚しか出来ない訳で、その1枚分で満足ならもう払ってますヨ。
コピワン無かったりダビ10が行使されるなら、もう何枚かも買うかもしれないけど。1枚分でイイって言ったよね、君たち。
んでも収入思ったより少ないから、1枚しか複製できない条件のままでレコーダ内のHDDにも補償金掛けろってか。じょーだんも休み休み言ってくださいヨ?
HDDに補償金掛けるより、デジタル放送録画はCPRMメディアにしか書けないけど、複製制限はずっと緩い。当然CPRMメディアには補償金が掛かってる。
ってのか最適解で間違ってないと思うんだけどなぁ。
どーしてそれじゃダメなんだろ…。
ほとんど送られてきた書類を見ながら悪態を垂れ流しているのと変わらない印象ですね…
本当に顔をつき合わせてガチンコやっているのかと疑いたくなる内容
最終的にレンタル料値上げもしたいとも受け取れるし…
バ-カスカードと言い報償金と言い何処に消えているのやら