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録画人間の末路 -

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1700TV PCIの複数プロテクトの原因の一旦判明

2007-03-14 21:57:11 | EX-VISION1700TV PCI
先日、せっかく購入した2枚目のEX-VISION1700TV PCI、使わないのももったいないの
でPX-TV432Px2、1700TV PCIx2の4枚構成で使っている。もちろん1700TVの外部入力時
は音声が入らない。が、1700TVでの録画が増えていろいろ調査した結果、ちょっと
面白いことがわかった。今更かも知れないが、1700TV PCIの複数ざしプロテクトの
原因の一環になっているかも知れない。

わたしが以前から時々使っているソフト、「DivXDRFAnalyzer」を使ってPX-TV432Pで作ら
れるDivXファイルを調べてみた人はいるだろうか。その中にIBPのファイル構造が
あったはずであるが、その構成は必ずI=3.34%、P=96.66%、B=0.00%となっている。
PX-TV432Pで作られるファイルのGOPは必ず30フレーム(変えたい・・・)、つまり構造は

IPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPP

になる。これはEX-VISION1700TV PCIでも全く同じ。基本ドライバが同じだからだ。
ところが、1700TV以外に少なくとももう一枚、SAA7133か7155チップ搭載のキャプ
チャーボードが存在すると、作成されるDivXの構造が
I=3.36%、P=29.97%、B=66.67% になってしまう。Bフレームが生成されるのだ。
構造は

IBBPBBPBBPBBPBBPBBPBBPBBPBBPBP

というところか。
普通に考えたらBフレームが出来ている方が圧縮率が高くなる。が、GO7007SBで作ら
れるBフレームの圧縮率は、悪い。おそらくIフレームと同等だろう。そのため、
本来GO7007SBの仕様で起こるはずの、常時VBR処理が行われず、ビットレートはほぼ
完全に5Mbps固定になる。

通常の状態で生成できないBフレームが、それを作ろうとするルーチン無しでいきな
り出来るはずがない。つまり、1700TVはSAA7133チップをかぎつけると、全く別の
モードに突入してしまい、それが原因で高圧縮のDivXが作られなくなる。おそらく、
未完成のバグモードがどこかに残っていて、強制的にそれに切り替わってしまうの
だ。音がなくなってしまうのも、おそらく途中で投げ出してしまったため、外部音声
を録るルーチンがはなっから無いのだろう。

まさにプロテクト、と酷評されても仕方がない凶悪なバグ付きドライバ。それが
1700TVの裏側である。うーん、となるとやっぱりドライバで構造が変わるかなぁ。
ただ、わたしにはハッカーの才能がないのか、いくらファイルを睨んでもプログラム
を書き換えられるような技を発見することが出来ない。なんとか1700TVと432Pのドラ
イバを組み合わせて最適な設定を探せないものだろうか。


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