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録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

TMPGEnc Movie Plug-in SpursEngine、購入!

2009-01-28 18:31:58 | FIRECODER Blu/SpursEngine
さきほど、Pegasysのサイトを見たら、「新製品「TMPGEnc Movie Plug-in SpursEngine」ダウンロード版の販売を開始いたしました。」とあったので、迷わず購入ダウンロード。まだ仕事中なのでぜんぜん試していないけど、終わり次第さっそくいろいろなフォーマットの素材を用意してエンコード材料として使えるかどうか試すつもり。いや、楽しみ楽しみ。


追記:すでにゆいさんから詳細なレポートが届いていらっしゃいますのであまり書く必要もないのかも知れませんが、簡単なレポートを書いておきます。
環境
CPU:Athlon64x2 5200+
mom:TF8200 A2+(GeForce8200チップセット)
Mem:DDR2-800 2GB grade
VGA:オンボード
SpursEngine:WinFast PxVC1100
OS:WindowsXP MCE SP2
元ファイル:Huffyuv_MT/1920x1080x29.97/30分
エンコード先:汎用MPEG4/AVC 4.5MbpsVBR+AAC48KHz128Kbps 1920x1080
フィルタ/デフォのみ
と、非力ではないにせよ、エンコード向けとは言いがたいシステムを使っています。これを使っても、SpursEngineを有効にすることが出来たので、基本的にDVD Movie Writerと違い、ソフトが読めさえすればSpursEngineを使ってエンコードを行うことが出来ます。
実は現在進行形でエンコードを行っているのですが、一回メーターが動くたび、7~8フレームくらいしか動きません。基本的にフィルタはデフォで有効になるインターレース解除とリサイズくらいしかかかっていないのですが、それでもCPU背乳率はほぼ60%くらい。なお、CPUのみで同様の出力を行うと、1~2フレームまで落ちてしまうので、それと比べればかなり高速といえます。が、デフォのフィルタだけでもHDの画質は想像以上に重く、CPUの遅さがSpursEngineの足を引っ張っているようです。さらに、現在進行形と書きましたが、途中で予約しておいたPV4での録画が始まってしまい、CPUはそちらにとられ、現在4~6フレーム/1メーターまで落ちています。正直あまり速いとは感じません。
なお、オンボードのGeForce8200は「CUDA対応」としてソフトから認識されるのですが、GeForce9400同様全く使われていません。ついでに言うとソフトからCUDA対応と見えるだけで実際にはGPGPUとして動いていないらしく、Badaboomのトライアル版を試したときも0.00から動くことなく、0サイズのファイルにしかまりませんでした。

待望のSpursEngine対応のTMPGEncですが、今までのDVD Movie WriterやFIRECODER WRITERと違い、CPUないしGPUへの負担が極めて大きいようです。余ったパーツを使ってエンコード専用PCを組むより、それなりにパワフルなPCで活用することを覚悟する必要がありそうです。
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TMPGEnc.SpursEngine対応プラグイン、こんな感じでしょうか

2009-01-24 20:58:29 | FIRECODER Blu/SpursEngine
わたしがWILLCOMに加入して早4ヶ月、料金プランはウイルコム定額プラン+データ定額という割とよくあるコース。まぁ今用意されているプランの中では自分の使い方に一番あったコースだろうと思っている。ところが、先日発表された新ウィルコム定額プランは、上記のコースと通話料金は同じ、想定される使い方もほぼ同じで、パケット料金が最低0円から、上限2800円まで。データ定額は最低1050円、最大3800円だから、実質1000円の値下げのように見える。う~ん、プラン変更がお得かなぁ。
これはするどい奴に相談した方がいいだろう、と、料金の相談させれば世界一、セコ大王こと弟Bちゃんにめるめる。
「新ウィルコム定額プラン、どう思う? 実質1000円値下げに見えるんだけど」
しばらくして・・・おお、メールが戻ってきた。
「あのカラクリはこうだ。定額プランが最低額を除いて0.0105円/1パケットに対して新定額プランは0.084円/1パケットだ。つまり、33333パケット使えば簡単に上限の2800円に達してしまう。これは危険だ。PHSの新方式のときに高いパケット料で移行するための布石に違いない」
す、するどい・・・。旧定額プランは36万が上限。つまり、旧定額プランと比べた場合、約1万~27万パケットの間の利用なら旧定額プランの方が安いということか。新定額プランのパケット料なんて、探さないと書いてないぞ。さすがはセコ大王。しかも将来の布石まで読むとは・・・。わたしの使用パケットは大体10万~20万くらい。つまり、旧プランの方がお得ということになる。まして、料金プラン開始一年以内に変更すると4200円もの解約料がかかるし、こりゃ継続だな。


昨日の衝撃的なTMPGEncのSpursEngineの発表にコメ欄ですでに情報のやり取りが進んでいるようですね。普段なら可能な限りコメ返しを行うところですが、ここまで話が進むとヘタに割り込まない方がいいかな~なんていう雰囲気になっておりますので、この件に関しては個別のコメ返しはやめておき、この記事を持って返答の代わりとしたいと思います。書き込みいただいた方々、特に常連の方、本当に申し訳ありませんが、空気を崩したくないもんで。ブログ管理人としては嬉しいやらさびしいやら。
ハードウェア=2pass不可、というわけではないようですが、現状はそうなってはいないと思われます。ですが、画質に関して言えば、様々な調整を自由に行えるソフトウェア方式の方が有利であり、ハードウェアにその基本情報が書き込まれているSpursEngineでは劣るのは必然でしょう。むしろ、必要十分な画質(わたしの用途にはまずまず)で高速でエンコードが行えることがハードウェアエンコードの強みなので、ある意味2Passエンコードは野暮といえなくもありません。TMPGEncがSpursEngineに対応することの良さは、あまり勝手が良いとはいえないUleadDVDMovieWriterに変わる使い易さにあると言えます。具体的には
1.編集を行ったものを直接変換
2.フィルタ処理をはさむことが出来る
3.柔軟な入力ファイルへの対応
4.将来的なアップデートによる昨日の追加
というところですね。厳密にいえば2と4しかニュースには書かれていないのですが、多分1と3もそれなりにいけるかと。TMPGEncの特徴である、PV3/4のファイルや中間ファイルとして作った可逆圧縮動画ファイルなども編集しながらSpursEngineでエンコード出来れば、今より活用のし甲斐があるのですが。

しかし、ここにきてトムソン・カノープス、リードテック、ペガシスと一気に動き出しましたね。あまりに同時期で驚いていますが、各メーカーをほぼ同時に動かすことで注目度を高める東芝のSpursEngine事業部(あるかどうか知らん)の作戦かも知れません。が、それが本当だったとしても、わたしとしては載るだけです。
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TMPGのSpursEngine対応きたぁぁぁぁぁぁぁぁ

2009-01-23 23:42:49 | FIRECODER Blu/SpursEngine
PxVC1100のSDKはダウンロードできたのですが、なにやらLeadtekの「WMP向け超解像プラグインについての情報」によると、超解像は1920x1080にしか通用しないとか。ウチのモニター相変わらず1280x1024なんですわ。画質だけならいいディスプレイなんだけど、こういうとき不便だよなぁ・・・。でも、さすがに懐が厳しいこのごろです。でも、1920x1080表示できないとテストも十分出来なくなっては、近々入手するしかありませんな。

ただ、そんな懸念を吹き飛ばすほど大きな衝撃がコレだぁぁぁぁ。

ペガシス SpursEngineファイル出力対応プラグイン「TMPGEnc Movie Plug-in SpursEngine」を発売

いや~、待ってました、という人も多いはず。昨年のイベントでSpursEngineで出力できるデモを見て、この提供を夢見てましたよ。残念なのはCUDAの時のようにダウンロードプラグインではなく、販売である点。それでも、CUDAのフィルタすら併用できるとあって、今までのソフトよりもSpursEngineの性能を引き出せるのは間違いなし。「SpursEngine買ってよかった~」と一安心というところでしょうか。まだ詳しいことは入手するまでははっきりしませんが、別売り市販ソフトの最初から決定版となりそうな気配。わたしもTMPGEncは入手済みですので、真っ先にダウンロードしますよ~。

去年はTS録画の年でしたが、今年はエンコードが面白い年になりそうです。
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PxVC1100のSDK、落とせるようです。

2009-01-22 19:23:56 | FIRECODER Blu/SpursEngine
arpusさんからいただいた情報ですが、Leadtekで公開が一時閉鎖されていたSDKが落とせるようになっています。
Leadtekトップページの左側、「WinFast PxVC1100 SDKDOWNLOAD」と書いてある下矢印の画像をクリックすると海外のLeadtekサイトに飛び、いくつか入力する必要(名前とかメアドとか)はありますが、落とせます。ただし、なぜかFireFoxではクリックできませんので、InternetExplorerを使いましょう(この時点で。今は問題なし)。
欲しい方、いまのうちに!
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SpursEngineの2メーカーのうごいた日

2009-01-20 21:55:32 | FIRECODER Blu/SpursEngine
すいません、本日立て込んでおりまして、あまり暇がないのですが、これだけは書いておかないと・・・いやすみません。すでにコメント欄でそれに関する書き込みがいくつもあるのでとっくに皆様ご存知のことと思いますが、SpursEngine搭載ボードを販売する2メーカーの両方に動きがありました。

リードテック、SpursEngine用SDKの公開を一時停止
WinFast PxVC1100 SDK 配布サイトの一時閉鎖につきまして

トムソン・カノープス、FIRECODER Bluをアップデート
-FIRECODER Bluを使ったデコードが可能に

FIRECODER Blu ダウンロード

LEADTEKの一時閉鎖は残念ですが、おそらくSDK自体が大容量であるため、現状のサーバーでは間に合わなくなったことが原因ではないでしょうか。無事ダウンロードできた人もかなり長時間かかったという話もありますし。我々が安心してダウンロードできる環境を整えるのが先、との判断と思われます。ソフトの存在は確認されましたので、もう少し我慢しましょう。
一方、トムカノの方も今日ソフトのアップデート、というのが面白いですね。しかも、SDKに同梱されるという噂のデコード機能と、今までのFIRECODERWRITERで不満だったビットレートを自由に選択できるカスタム設定の追加が主な変更点ですか。残念ながらベータ版扱いですが、LEADTEKの動きがトムカノのバージョンアップを早めたのでは、と予想できますので、そういう意味ではLEADTEKのここまでの行動も意味のあったものと言えます。残念ながらFIREODERWRITERはPxVC1100では動かないのですが、これをキッカケに他のメーカーも動くことを期待しましょう。

すんません、コメ返しとかは後で。
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PxVC1100、SDK配布開始日公開~!

2009-01-19 18:33:55 | FIRECODER Blu/SpursEngine
またしてもいただいたネタで(笑)

ついにLeadtekよりPxVC1100用SDKの配布が、1月20日より開始されることとなりました~!

WinFast PxVC1100 用  無償SDK配布開始のご案内。

内容も充実しており
■SDK内容:
 ・高速エンコード/トランスコード
 ・Full-HDデコード支援
 ・フェーストラッキング
 ・SPEプログラミング
 ・超解像処理(WMP用サンプルPlug-in)

特に超解像プラグインに関しては、プログラミング技術の無い人でも楽しめそうです。明日の何時になるかは分かりませんが、楽しみにしましょう!
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タレコミいただきました・・・SpursEngineSDKテスト公開

2009-01-16 15:23:58 | FIRECODER Blu/SpursEngine
タレコミをいただいた方からは「公開しないほうがいいかも」と忠告をいただきましたが、せっかくなので公表しちゃいます。

ftp://ftp.leadtek.com.tw/tv_tuner/PxVC1100/SDK/
こちらでなんと、PxVC1100のSDKがテスト的に公開されて"いた"そうです。残念ながら現在は削除され、マニュアルのみの公開となっておりますが。
興味のある方、マニュアルだけでもご覧になってはいかがでしょう。
うまくいけば、今日明日にも正式公開があるかな? ちょっとワクワクしてきましたね。

追記:と、書いているそばからSDKがアップされてる(笑)。書くとまずかったかも。
さらに追記:いまは消えてます。
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CUDAとSpursEngineの本気の差

2009-01-15 21:59:14 | FIRECODER Blu/SpursEngine
加入者のほとんどに今日はがきが来ていると思いますが、CSのチャンネル、AT-Xが3月から今までの料金1575円から1890円に値上げだそうです。
スカパー!HDの立ち上げが事実上失敗し、暗雲立ち込める中、目玉の一つともいえるチャンネルの値上げは厳しいですね。HD化(一応予定チャンネルの中にあり)のための資金のため、と前向きに見るべきか、スカパー自体の加入者が減り、経営が苦しくなったと後ろ向きな理由なのか、どちらでしょうかねぇ。他のアニメ系チャンネルと違ってパックで節約することが出来ないだけに、加入者減は避けられないでしょうね。代わりに24時間放送にするそうですけど、最近のAT-Xは声優顔出しのオリジナル番組が増えてるからなぁ。わたしとしては、その増えた時間でふるーいやつ、今放送中の番組だと「チャージマン研!」みたいな存在も知らなかったようなのを放送してくれるといいんですが・・・。分かってます、自分がマイナー趣味なのは。
AT-Xといえば、AT-X専用放送になってしまったスレイヤーズEVOLUTION-Rを視ました。予想外の、本来すぺしゃる班しか使っちゃいけないキャラ(?)の登場は爆笑ものでした。でも、AT-X専用放送なんですよねぇ。古いファンサービスなんでしょうけど、EVOLUTION-Rとの並行ですぺしゃる二周目が放送中なわけですよ。ファンは当然もう視ているだから、「懐かしい」の気持ちが全然でないのではないかと・・・。スタッフの思惑とは違う受け取られ方しかしてないんじゃないかなぁ。少々すべった感も。


と、CSは話はこれくらいにしておきまして。現在CUDA対応ソフトといえば、BadaboomとTMPGEnc。ところが、Badaboomはともかく、TMPGEncのCUDA対応はフィルタだけ。なんでエンコードに対応してくれないのよ、と誰もが思う疑問に答える記事がありましたのでちょっと紹介。

CUDAエンコードSDKで普及促進を図るNVIDIA

こちらによると、CUDA対応のエンコードエンジンがTMPGEncに搭載されないのは"エンコードエンジンの開発にはものすごい時間がかかるからだ"だそうで(この表現もどうなんだろ、"ものすごい"って・・・)。で、SDKの配布と。とにかく、CUDAの普及にnVIDIAの将来がかかっている分、nVIDIAの動きは活発になってきています。
SDKというと、わたしみたいな素人にはなんとはなしにアマチュアプログラマの開発キットくらいの印象がありましたが、nVIDIAが配布するSDKは、あまりに開発が大変なので、メーカーを補助するためということです。逆をいうと、エンコーダーをアマチュアが一から開発するのは非常に難しい、ということになりそうですね。
ですが、PEGASYS以外のメーカーはそれなりに独自のエンコードエンジンの開発がなされているようで、前書いたように、すでにCuberLinkがCUDA対応のPowerDirectorの販売を始めています。とりあえず、手元のGeForce9400で動くかどうか、体験版を使ってさっそく実験。ちなみにサイトはアメリカですが、ダウンロードしてきたソフトは完全日本対応で、全ての表記が日本語になっています。使ったことがない人でも安心・・・といいたいのですが、やはり慣れない編集ソフトですのでどうにも使いにくいです、やはり。1440x1080で16:9のtsファイルで何度も試したのですが、どうしても映像を16;9にすることが出来ませんでした。どんな解像度を選んでも、4:3でレターボックスやサイドカット、引き伸ばしで4:3に変換されるモードになってしまいます。tsの音声も直接読み取ってくれるなど、良いところも多いのですが・・・。さらに出力を行おうとすると「GPUハードウェアビデオエンコーダを有効にする」という項目が出るものの、チェックを入れることが出来ません。実はCUDAへの対応が不完全なのか、やはりGeForce9400ではダメなのか・・・。

一方、同じくSDKの配布を明言しているSpursEngine側ですが、Leadtekを介して1月初旬には配布を開始する予定であったにも関わらず、本日になって「初旬」が「末」になることが発表されてしまっています。CUDAのエンコードエンジンがメーカー主導となりそうなのに対し、エンコードに特化したSpursEngineのSDKによる開発はアマチュアでも手が届きそうな(あくまで推測)敷居と思われますので、なんとか鉄が冷め切らないうちに行動して欲しいものです。まさかこのままフェードアウト、なんてことだけにはなりませんように。
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SpursEngineを脅かすCUDAの実力!

2008-12-19 17:58:43 | FIRECODER Blu/SpursEngine
ただいま東京に来ております。来て最初になすべきは、早く届きすぎたパソコンデスクをどうにかすること。家具屋さんのデスクなので当然組み立て方式となる。やり方は簡単だが板のサイズが大きいので、メーカーは二人以上での組み立てを推奨している。実際には、わたし一人でもなんとか足りる程度だが、家によっては買っても手に負えないところもあるだろうと心配に思う。なお、わたしは生来の不器用さもあってこの手の組み立て作業が好きだったりする・・・。ちょうどいいのよ! 達成感と難易度のバランスが! 思っていたより大きかったし、図面が一部間違っているとかネジ穴の位置が0.1ミリ単位でズレているところがあったりと少々不安な要素が多々あったが、作業時間1時間たらずでほどなく終了。今、そのデスクの上に乗せたPCで作業を行っている。もうちょっとデスクの高さが低くてもよかったかな? とも思ったが、普通は座椅子とかに座ってもう少し座高を高くして使うので、こんなもんなんだろうか。わたしは座布団に胡坐が好きなので気持ち高く感じる。でも、全体的なつくりはしっかりしているし、木のにおいや質感は気持ちがいいし、スチールのように冷たくならないし、やっぱり買ってよかったかも。ちなみに自宅でも木の机をPCデスク代わりに使っております。


さて、そういう作業に追われているうちに、いろいろ書き込みをいただきまして、ありがとうございます。ちなみにHDFury2のアダプタは、サクッと空き時間を利用して秋葉原で先ほど買ってきました。480円。ちなみに通販では相変わらず本体は22800円と高いのに、秋葉原の店舗では15800円(うろ覚え)くらいでしたぜ! 22800通販のみ、地方人の足元を見たボッタクリ価格でした。ほしい人、電話で文句言うべし。
さてさて、いただいた書き込みの中で興味深いのが、GeForce・CUDAによるエンコードのパフォーマンス。ついにbadaboomが正式に1.1にバージョンアップし、当初pro版として搭載予定だった機能をほぼ搭載した、満を持しての登場ようで、N.Shim@さんとFRSさんのお二人からレポ、届いています。こちらに転載してみました。

N.Shim@さん
日本時間で今日の午前中、待望のbadaboom 1.1が公開になりました。ホント待望。この為に8800GTにしたんだからっ!

早速ベンチ。

テストはいつものデータ、マクロスF地上波放送MPEG2-TSを、TMPGEnc MPEG Editor 3にて、音声のみAC-3に再エンコードしたMPEG2-PSです。1440x1080iですね。

badaboom 1.1の設定は
OUTPUTテンプレートをCustom Media Centerにした上でADVANCED設定へ。

VIDEO ENCODERは
Main Profile、CABACをOn、LevelはAuto、VBRで4170kbps。

PICTUER SETTINGSは
Display Resを1280x720、Fill Screen、Film-modeをOff、DeinterlaceをチェックOn。

AUDIO SETTINGSは
Audio mixはAuto、128kbps。

これで、36.6fpsが出ました!
イヤッッホォォォオオォオウ!

PS3での再生も問題ありませんでした。
でもう~ん、ちょっとビットレートが足らないかもなぁ。
試しにVBR 6380kbpsにしてみます。35.2fpsでした。1.0と同様で解像度等が速度を大体決定しているようで、画質の調整はあまり仕上がり時間に影響しませんね。
この設定ではPS3での再生時も一部のシーンで気になったブロックノイズが収まりました。8090kbpsも試しましたが、この場合は34.2fps、6380kbpsよりは画質が上がっていると思いますが、気になる差ではないような気がしますね。

1.1はMain ProfileでVBRの場合、Bitrateが500kbpsから25000kbpsまで設定可能になっています。
また、1440x1080や1920x1080が選択できるようになっています。

試しに1440x1080iでエンコードしてみましたが、流石に実時間よりは掛かるようで23.3fpsでした。
また、PS3での再生時はデインタレースとは違う感じに表示されるので、インタレース保持でのエンコードはダメかな。
1440x1080を保存解像度とするかはもうちょっと検証が必要ですね。

いずれにしても、これでHD録画のドラマとかなら、保存向けにすぐにエンコードに入れるレベルに達したのではないかと思われます。アニメソースの場合は、動きの量によるかもしれません。落ち着いた動きのソースなら、私は実用になると思います。

いやー、待って良かった!

私はPS3と、PCではVLC media player 0.9.8aで再生しています。
PowerDVD 7.3のバンドル版も持っているのですが、うちのバンドル版はMPEG4-AVCとAACの組み合わせではAAC音声が出ないので、試していません。

1.0と比べて音質について改善されました。1.0の時はどうも音が曇るような症状があったのですが、1.1では問題ないです。


FRSさん
こちらでも試してみました。

[Badaboom1.1@9600GT]

主だった設定はN.Shim@さんのものを流用し、下記部分のみを変更しエンコード。

ソース:24分15秒のアニメ
Display Res:1440x1080
レート:VBR 5640kbps

9600GTでは18.5fpsの39分14秒という結果になりました。


[エンコードした映像の画質]

同じレートでエンコードしたX264と比較すれば
X264に軍配が上がるものの、個人的には十分な画質かと思われる
但し、以下の点が気になる。

1.日本語を含むパスに対応していない。
2.Progressiveでしか出力できない。
3.tsMuxeRでm2tsにmuxするとエラーが出る。
4.PowerDVD 7.3で再生すると内部エラー、Media Player ClassicもしくはPS3ならOK
5.カメラがパンするシーンがスムーズにいかずカクカクとなる。

出力ファイルの互換性を含め、今後のアップデートに期待したいところ。


(転載ここまで)
どうもありがとうございました。badaboomも今バージョンから1440x1080出力が可能になったようで、ほぼSpursEngineと同条件でエンコードできるようになっているようです。専用ハードであるSpursEngineですら実時間の5~7割程度の時間がかかることを考えると、1280x720での結果とはいえ、8800GTの36.6fpsという数字は驚愕に値しますね。東芝は「他のPCが追いつくには5年かかる」というような発言をしていますが、GPGPUなら来年には追いつかれそうな感じがします。
ただ、8800GTはちと発熱が強く、3Dゲームをバリバリやるのではないユーザーとしては選択肢とするには厳しいものがあります。特に日本ではPCでやるゲームはMMORPGとギャルゲーが双璧で、それほどハイパワーな3D処理を求めていませんからねぇ。とはいえ、GeForce系の売れ筋、9600GTでもかなりのパフォーマンスは持っています。もちろん録画派としてはGPGPUでもSpursEngineでもどちらでもいいので、対応ソフトが早く充実してくれるものを、多いに活用したい。それに尽きますね。
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SpursEngineとGPGPUの今後の動向

2008-12-09 22:37:45 | FIRECODER Blu/SpursEngine
CPUにとって変わるエンコードエンジンとして動きの激しいSpursEngineとGPGPU(さらにはCUDAとATI STREAMの二系統)の二陣営ですが、SpursEngineは先のイベントで多くのソフトメーカーが情報公開したこともあって期待が高まり、またGPGPU側もこの数日で大きな動きが・・・。ちょっと整理しないと追いつかないですね。

SpursEngine陣営

・Leadtek 
WinFast PxVC1100発売済み 無償配布のSDK(SpursEngine共通)にWindows Media Playerで超解像度画像のサンプルが楽しめるプログラムを内蔵
・トムソン・カノープス
FIRECODER Blu発売済み AVCHDコンバータ近日公開予定 「EDIUS Pro 5」春ごろをめどに対応予定(自社製品のみ?)
・CRI・ミドルウェア
「CRI SpursCoder」無償配布 音声対応版1月末めどに発売 Adobeプラグインも1月中に配布予定
・CyberLink
PowerDirector7ですでに対応済み?(少なくとも体験版ではSpursEngine利用できず)アップデートで対応か?
・Loilo
春から夏までの間に「LoiloScope」のエンコードをSpursEngineに対応予定
・PEGASYS
「TMPGEnc 4.0 Xpress」を2009年第一四半期中に対応、発売予定 CUDAとの併用可
・モルフォ
SpuraEngineと同社の技術をPCやゲーム機に組み込む予定。YouTubeなどを高画質に再生できる環境を目指す

GPGPU陣営

・CUDA対応エンコードソフト、「badaboom」が1.1にバージョンアップ SLI利用可に
・AMD 12月10日(日本では深夜?)公開のCatalyst8.12でRadeonHD4000シリーズがATI Streamに対応 同時に「Avivo Video Converter」無償ダウンロード


と、まぁざっと振り返ってもこんなにあります。どれだけソフト・ハードメーカーが「エンコード」というジャンルに期待をかけているかよくわかりますね。年内はもちろん来年もPCで動画、というジャンルは一大分野として君臨し続けることでしょう。目が離せません。
ところで、動画派でRadeonHD4000シリーズ(4600以上節もあり)を利用している人って、そんなにいないのでは? という疑問が。明日以降その流れは変わるのでしょうか。
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