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録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

ついにデタ! Friio新製品FriioExpress

2009-03-16 23:59:35 | Friio
以前から「あと一つ新製品が出る」と言っていたFriioですが、ついにというか、ようやくその姿を現しました。と、言っても資料はコレだけ。



名称はFRIIOEXPRESS(FriioEXとでも呼びましょうか)。なんとPCカードタイプです。B-CASは基本的にネットワーク対応ということで、要インターネットのようですね。多分カードリーダー経由でも使えるでしょうが。

なんと、とは書いたものの、正直拍子抜けな印象はあります。ExpressCARDは搭載していないノートPCも多いですし、ましてFriioに注目する人はデスクトップ機やタワー機のユーザーが多いでしょうから。ただ、非常に省スペースではありますので、USBのワンセグを室外アンテナにつないで視聴しているような人のバージョンアップ用にはいいでしょうが、ちょっと競争力は弱そう。せめてCATV対応ならば・・・と思いますが。

いかが思われますか? みなさま。わたしはあまり魅力を感じないのですが。
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PT1の正規発売日に、Friioの次を予測する

2008-10-25 21:44:16 | Friio
さすがにPT1効果でアクセス数が普段より多い昨日今日、他のことは書きづらい空気がありますな。日本映画専門チャンネルのHDゴジラのことでも書きたいんだけど、さすがに後日にしよう。

とは言ってもわたしも入手できていないし、いろいろ話はあっても手元で試さないと記事としては書きづらい。そこで、以前雑誌で予告のあったFriioの第三段でも勝手に予測しておこうかな。

予想その1.地上デジタルとBSデジタル一体化タイプ
一番簡単にできそうで、ありそうだけど「びっくりさせる」ようなことを言っていたのでいまさらこれでは誰も驚かない。硬そうなだけに、まず無い。

予想その2.スカパー!HDタイプ
ある程度部品が手に入りやすい地上デジタルやBS/CSと違い、スカパーの部品は手に入りにくいと思うので、多分無い。でも、わたしが欲しいのはコレ。アンテナの性能を超えて分配してダブル化、なら神に等しい製品だが、製造が難しいだけに可能性は低い。

予想その3.レコーダータイプ
従来のFriioやPT1購入層よりもさらに一般をねらったレコタイプ。HDDは組み込み式で自分で好きな容量のものを選べ、DLNA対応のプレイヤー・サーバーとしても使えるモデル。いわばDMR-1000のデジタル対応版・・・。あ、書いててこれが一番ありそうに思えてきた。具体的な姿も見えて来るようだ。大きさに余裕があるので地上とBSの両チューナーが装備でき、USBで旧Friioを外部チューナーとして使うこともできる。予約録画はPCから行え、LAN経由でPCへの転送も簡単、なら欲しい。あと、H.264のエンコーダとD4対応の入力端子がついていれば言うことなし。


こんなもんでどうだ! 特に予想3があたったら、誰か褒めてください。
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Friio一周年記念?(ちょっと早いだろ)

2008-10-03 19:18:32 | Friio
寝る前に、Friioが一周年記念セールをやるとかトップページに書いてたみたいなので、それだけ書いときます。

特別価格/期限限定/数量限定とありますな。最近は邦衛日記さんとこみたいに壊れた、という報告もチラホラあるFriio、万が一にそなえて予備を買っておいたほうがいいのかも。どうしよう、BS対応版買おうかな。

10月3日追記:
販売が始まりました。地・BSとも19800円。やや肩透かし?
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希望かキホーテか、FriioのB-CAS共有サービス

2008-08-21 21:28:53 | Friio
ネタとしてはすでに知っていたわけなんだけど、おおっぴらに書くべきではないかなぁと判断し、記事にするのは遅れていた。だが、2ちゃんねるのスレならともかく各ニュースサイトに、池田信夫blogコデラノブログ3と言った有名ブログでも取りあげられているあたり、もうわたし一人控えていてもしょうがないかなと思い、取りあげることにした。乗り遅れたくないしね・・・。もうとっくに乗り遅れてるだろ、とか言わないでちょーだい。この手の内容だと、実験なしで書くわけに行かないでしょ。仕事終わるまで動けなかったのよ。

問題のものは、Friio公式サイトからダウンロードできる、「最新BETA ドライバーとソフト」から落とせるソフトをインストールすると出来る機能である。ベータ版でもあるし、今の環境で十分安定していることもあるし、万が一を恐れてのこともあって普段Friioを使っていないPCにインストールすることにした。なぜかインストールの途中、おそらくMPEG2のデコード系のdllファイルでエラーが起きたが、"無視"して続ける。接続したのは、B-CASカードを挿していないサブのFriioBS/CS。前に入れたFriioViewerの設定が残っているので。カードはGeneralErrorを起こす。そこで「設定」をクリックし、右側にある「制御方式:」の項目を"B-CAS"から"ネットワーク"に変更、OKをクリックし、一度FriioViewerを終了してから再起動すると・・・無事、システムの"B-CAS"項目が"カードOK"と表示され、B-CASカードの挿さっていないシステムでありながら、BS放送を受信することが出来た。

おそらくBonCasLinkの、BonCasProxy相当の機能が入っているのだろう。以前の実験で、BonCasLinkによるB-CASカード復号情報の共有がインターネットを越えて行えるのは確認済みである。
ただし、その時にねこさんと一対一で行った実験と比べると、レスポンスは悪い。一瞬「止まった?」と思うこともしばしばあった。とはいえ、何度チャンネル変更を行っていても失敗することはなかった。コデラノブログ3では「カードの動作が、ユニークIDを偽装する形でエミュレーションされているのではないかという気がする」と書いているが、ありうる話である。快適にするには同じバージョンのFriioViewerを入れたもの同士のP2PでB-CASを共有する、という手をとってくる可能性もあったが(わたしが万が一恐れたのはコレだ。さすがに有料放送のIDを送信するわけにはいかない)、セキュリティソフトが何も言ってこないところを見ると、サーバーからの受信専用で動いているようにも見える。


わたしは、ご存知の通り(?)無料放送における録画制限とB-CASによる規制利権に反対し続けている。ゆえに、B-CASを逆利用して快適な録画システムを構築するようなやり方は歓迎・肯定し、フォローしたいと思っている。そのため、Friioが登場したときに「違法だ違法だ」と業界がわめきだした時も、「どの面から見てもFriioに違法性はない。違法性があるのはむしろB-CASやARIBの側である」とその主張を真っ向から否定してきた。まぁその影響力たるや微々たるものだっただろうけど。
だが、今回のB-CAS共有システムは、もちろんこれを違法と断言する法を知らないが、逆に「違法性はない」と断言する根拠もない。むしろ購入したデータをインターネットで流して共有するという行為には漠然とした違法性を感じてしまう。ただ、即違法扱いできるとしたら、例の「ダウンロード違法化」後くらいしか思いつかない。総務省らデジタル放送推進派はFriioが登場した時、即対策を検討し始めたが、10ヶ月近くたった今でも、対策らしい対策はなされていない。せいぜいHDUSを除いて全く売れない、所謂合法チューナーの単体販売のガイドラインが出されたくらいである。B-CASが利権システムであるがゆえに、法律で保護することが出来ないからだろうと推測される。
だが、今度の共有システムとなるとこういう漠然とした違法性を前面に押し出し、強引にサーバーの停止や実質的な販売の停止にもって行きかねない。理由なんか「著作権の保護」以外なら、どうにでもつけてくるだろう。ただ、そういう行動を派手に行うことで、B-CASそのものが一般の前にクローズアップされ、Friio以前にB-CAS自体が違法ではないか、という議論が出てくることが、おそらくB-CASやARIB、Dpaと言った連中がもっとも恐れる結果ではないかと思う。何度も言うが、B-CASは独禁法違反ど真ん中であり、特にレコーダーで海外メーカーの参入を阻む壁であり、利権の巣窟である。B-CASの中心になっているメンバーの一番好ましい行為は、B-CASの存在を気にしなくなり、規制に慣れてしまって当たり前と思ってしまう、「無関心」になることだ。それでいてデジタル放送受信システムだけはバカ売れするのが、彼らが思い描く理想郷だ。ヘタに合法・違法でかき回し、批判が噴出することは望ましいことではないだろう。当然テレビ局はそういう報道を行うことはないだろうが、新聞、特に朝日新聞はなぜか最近やたらデジタル放送に否定的な記事を平気で載せることがある。B-CAS絡みの件で違法を問うようなことがあれば、喜んでB-CAS自体を否定する記事を載せてくるかもしれない。そうなれば、規制システムが崩壊するか、デジタル放送が崩壊するかのどちらかになるまで騒動が続くこと
だってありうる。

なんとなくだが、Friio側もそこら辺まで飲み込んだ玉砕覚悟と言う気もする。先日のPT1の発表によって、Friioはある意味歴史的な役割を終える存在へとなりつつある。もしもう売れないのなら、B-CASシステム自体の崩壊を置き土産に消えるつもりもあるのだろうか。
いつぞや2ちゃんねるのスレッドで、Friioの中の人(と、思われるトリップ)で「望んでいるのは儲けることじゃなくて、自由に録画できること」(うろ覚え)というようなことが書かれていたことがある。それは本気だったのだろうか。
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ねこさん報告、BonCasLinkインターネットを越える

2008-07-31 01:48:33 | Friio
BBSの方に、ねこさんより極めて危険度の高い成功報告がされております。これは
是非みなさまにも報告せねば、と思いましたのでこちらの記事に引用。


「BonCasLinkを使った、インターネットB-CAS接続サービス」
インターネット経由でもできるとは思っていたのですが、やっと実際に試してみる
機会がありましたので、ご報告いたします。結果は、エラーやコマ落ちすることも
なく、とても快適に動作しました。もちろんSTEP1の WindowsServerの代わりに
XP/Vistaも使用できるわけで、こうなると有*契*してあるB-*A*カードをネット
経由で手軽に使*貸*できてしまいそうです。


≪設定方法≫

STEP1: Windows 2003 Serverで BonCasServerを起動する
 a. Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージをインストール
 b. HX520UJJドライバーをインストール
 c. HX520UJJをUSBポートに接続(デバイスマネージャで確認)
 d. 再起動
 e. B-CASカード装着
 f. BonCasServer起動(タスクマネージャで確認)
 g. Friioを接続したパソから、BonCasProxyを使用してローカルネットワーク
   経由でアクセスし、動作することを確認する
 h. インターネット公開ルーターのIPマスカレードテーブルにデフォルトポート
   の6900を追加

STEP2: インターネット経由でカスサーバーにアクセスする
 a. BonCasProxyのクライアント設定で、上記公開サーバーのグローバルIPアドレス
   を入力する
 b.「ローカルでないIPアドレスが指定されています」と警告がでるが、OKして設定
   する
 c. Friioを接続したパソから、BonCasProxyを使用してインターネット経由でアク
   セスし、動作することを確認する


≪動作確認≫

ネットワークサービス(リモート側)
 a. STEP2と同様に設定したクライアントパソを複数用意し、異なったプロバイダ
   経由で同時アクセスし、動作することを確認した(パソ3台に各白黒2台を
   接続し、パソ毎に異なったプロバイダ経由でアクセス、同時に凡6台)
 b. NATルーターのLAN側に、複数のクライアントパソを接続して同一回線からアク
   セスし、動作することを確認した(パソ2台に各白黒2台、同時に凡4台)
 c. 上記a.b.を組合せでも、動作することを確認した(同時に凡8台)

ネットワークサービス(ホスト側)
 a. サーバー側のネットワークで、ローカル(LAN)グローバル(WAN)両方から
   同時にアクセスし、動作することを確認した(LAN/WANそれぞれパソ1台、
   各白黒2台、同時に凡4台)
  b. 複数のネットワークを構成したマルチホスト(LANカードを複数装着)サー
   バーに、各ネットワークから同時にアクセスし、動作することを確認した
  (2ホスト、ネットワークごとにパソ1台、各白黒2台、同時に凡4台)
 c. 上記a.b.を組合せでも、動作することを確認した(同時に凡8台)


≪結果報告≫

アクセス中に凡のチャンネル選択を集中重複させても、まったく問題なく動作しま
した。また、すべて別のチャンネルを選択しても、問題ありませんでした。通信トラ
フィックがほとんど無いのに近いので、インターネットの回線レスポンスさえ悪くな
ければ楽勝で運用できそうです。今のところ一度も落ちていないので、どのくらい
回線が重くなると破綻するかは不明です。

BonCasServerでは、複数のB-CASカードを束ねたサービスはできませんが、HX520UJJ
自体は複数接続できますので、アプリさえ対応させればそれも可能になるかもしれま
せん。

予想通りの結果となりましたが、実際にテストしたという報告が他に見当たらない
ので、アップいたします。


P.S.
MonsterTV HDUS改でも、BonCasProxyが使えそうな気がするのですが、どなたか
レポートしてください。



ー引用ここまでー

どうもありがとうございました。かなり敷居は高いようですが、B-CASの復号データ
はネットを越えて送信出来ることは確認されたようです。理屈の上ではMonsterTV
HDUSでも可能ですから、すごいですね~。
さすがにこれは実験にとどめておいた方がよさそうですが、もはやB-CASは規制のた
めの価値を失いつつあることだけは、間違いないようです。うーん、もう1コ
FriioBS/CS欲しくなりました。今売っていないけど。


追記:先ほど、ねこさんのご厚意で、ウチでもねこさんのサーバーからのBonCasLink
の信号を受け取れるかどうか実験したところ、無事成功を確認しました! 
B-CASカードのささっていないFriioBS/CSでBSデジタル放送を受信することが出来ま
した。あちらの回線の送信速度が高速なのか、普通にB-CASを挿したFriioを操作する
のとさほど変わらない速度でチャンネルを切り替えることが出来ました。
ねこさん、どうもありがとうございます。HDUSが無事動いたら、またご協力お願い
しますね。
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リクエストにお応え?して、BonCasLinkでCS放送を受信できるか試す II

2008-07-22 21:52:09 | Friio
今月初めころからやっている体質改善生活ですが、どうやら効果が出てきたみたい
です。動悸で胸が苦しくなることもなくなり、上が130以上あった血圧が120を切る
ほどにさがりました。ただ、やっぱり体重だけはあまり落ちなくて、三週間で2kg
ほどしか落ちていません。食事量は2/3ほどにしているのに。これは米飯をちゃんと
食べてるせいでしょうか。なんでも減量が目的なら脂肪分を減らす食事より炭水化物
を減らす食事の方が効果があるんだそうで。わたしは減量が目的じゃないのでご飯
は食べてもいいんですがね、ええ。

前回BonCasLinkを実行したところ、e2byスカパーが全局無料解放デーにあたって
しまい、調査の意味がなかった、なんてことを書いた。普通ならそんなの記事にしな
いところだけど、どうしても生まれ持ったサービス精神が、書かずにいさせなかった
ので。BSはB-CAS無しのPCでも視られたので、BonCasLinkそのものは成功しているの
は間違いないんだけど。
今日はごく普通の日なので、問題なく実験することができる。注意点は、ローカル
ネットのIPを自動取得にしておくと、たまに変わってしまうことだけ。
そこさえ注意すれば、ホスト側とクライアント側、両方で同じ契約チャンネルを同時
に視ることも、録画することも、別々の契約チャンネルを視ることもできた。当然
だが、未契約のチャンネルを視ることはできなかった。
もちろんクライアント側で予約録画を行うにはサーバー側のPCの電源が入っている
必要があるが、もしそういう使い方をするのならサーバーPCにはつけっぱなしでも
いいように低発熱のPCを使い、そこではFriioは使わずにカードリーダーでB-CASを
認識させておく、などの必要があるだろう。Friioはそれなりに熱を持つので、
あまり24時間つけっぱなしという使い方はお勧めできない。

と、まぁこんなもんでよろしいでしょうか?
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リクエストにお応え?して、BonCasLinkでCS放送を受信できるか試す

2008-07-19 22:41:36 | Friio
に「1枚のCS用びーきゃすカードで有料放送の同時視聴ってできるのでしょうか?」
と質問を受けた。そういや2台持っているんだから、せっかくなので試そうか、と
実験。

今、手元にはFriio BS/CSが2台ある。世間では「B-CASカードを確実に認識させるには
セルフパワーのUSBハブに挿した方がいい」と言われているようだが、ウチでは逆で
セルフパワーのUSBハブに挿すと、エラーが起こってしまう。一台なら直挿しでもハブ
挿しでもOKだが、二台に増やしたらハブ経由ではB-CASは読めなくなってしまった。
しょうがないのでB-CASつきは本体に直、なしはハブに挿してある。ハブを使うのは
単にUSBコネクタを増やすためだ。
で、LAN経由でB-CAS一枚を共用できるBonCasLinkであるが、ここからダウンロード
可能。設定は特に問題ない・・・はずだが、なぜか先日組んだAMD系システム
・Athlon64x2 5200+
・TF8200+ A2+
・オンボードVGA/LAN
・WindowsXP SP2

という編成では実行させることが出来なかったので、もうちょっと無難なIntel系
で実行。なぜか最初の起動だけはエラーが起きたが、もう一回FriioViewerを実行
したら、BSはもちろんCSも表示された。しかも、契約してないはずのチャンネルが!

・・・と、思ったら、今日は全チャンネル無料の日だった。ああ、タイミング悪い。
とりあえず、CSは見られた。もちろん2台のPC、2台のFriio BS/CSで、別のCSチャン
ネルが同時に、と、いうことで今日はごまかしておこう。また無料開放の日が終わっ
てから、再実験ということにさせてちょうだい。
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いまさらですが・・・ CSでも復号は可でした

2008-07-14 23:15:20 | Friio
大分前に、コメント欄でAC-DCさんから「Friio BS/CSで録画したCS番組の復号は可能」
との話をいただき、その後試してみたもののやっぱりうまくいかず、なんでかな~と
思っていたのだが、昨日その原因がわかって無事成功したので報告。いまさら、と
いう感アリアリの内容なけど、知らなかった人のためには参考になるかも。

・ここでの「復号」とは、Friio BS/CSにB-CASカードを挿入せず、あるいは挿してある
 B-CASカードが契約していないCS番組の録画を行い、その後契約済みのB-CASカード
 とさしかえ、録画したファイルを再生できる状態に変換することを言います。
・よって、基本的にそのチャンネルとの契約が必要です。契約していないCSチャンネ
 ルの番組を視聴することはできません。

まず、B-CASカードを挿していない状態で普通に録画を行う。もちろん予約録画でも
かまわない。その後、Friio BS/CS(B-CASが読めるほかのカードリーダーでも可)に
契約済みのB-CASカードを挿す。
その後、復号を行うのだが、復号アプリは簡単に行えるMulti2Decを使う。
ただし、これを扱うには「Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ」
もしくはVisual Studio 2008 Express Editionsがインストールしてある必要があ
る。これらは他のFriio系アプリを使う場合にも必要になることが多いので、大抵
入っているので問題ないだろう。
で、実行すればとりあえず復号はあっさりと終わる。ただ、CS番組はFriioの仕様
上、複数のチャンネルの番組が一つのファイルにおさまってしまう。このままで
はサブch扱いの番組が見えないので、TsSplitterで必要な分を取り出す。このソフト
はコマンドプロンプトから入力するので少々面倒だが、わたしは簡単なように、
Dドライブのルートに先の復号したtsファイルとTsSplitter.exeを放り込む。
そのtsファイル名は仮に"zentai.ts"だとした場合、

TsSplitter.exe zentai.ts -cs333

これをメモ帳に書いたあとコピーし、コマンドプロンプトを起動してDドライブに
移動してから右クリック→貼り付けとして取り出している。ちなみにcs333は一・二
を争うほど利用者が多いと思われる(笑)AT-Xなので、利用チャンネルによって変更
すること。

以上、無事後で復号することに成功した。なお、以前何度も失敗したのは、この
「複数のチャンネルの番組が一つのファイルにおさまってしまう」仕様のせいで、
これを避けるため、Friio Viewerの設定から「録画時に必要のないデータを記録しな
い」にチェックを入れることが多い。なにせこれにチェックを入れ、AT-Xの番組を
単独で録画するのなら30分1.5GB程度ですむが、チェックを入れずにそのまま録画
すると30分7.7GBほどという膨大な容量になってしまう。Friio BS/CSユーザーは
そうしている人が多いと思うが、それだと復号データまで消えてしまう。それが
失敗する原因だったのだ。なお、復号しないうちにTsSplitterで必要なものだけ
取り出すこともできない。

そういうわけで、容量の大きさに目を瞑らない限り、CSの後復号はできないという
ことになる。PCで使う時の扱いやすさをとるか、一つのカードの登録で複数の録画
を行える方をとるかは好みの問題だが、レコーダーとFriioで一つのCS契約を兼用し
たい人なら、それなりに価値はあるかも。


と、何度も言うけどいまさらな内容ですが、まぁ自分用のメモもかねている、という
ことで、勘弁!
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再エンコードも新時代

2008-06-29 22:00:38 | Friio
少し落ち着いてきた感がありますし、あまり更新が滞って、せっかく増えたアクセ
スを元に戻すのも本末転倒かなぁという気がしますので、通常運転再開します。
ただ、NHKネタは今後控えたいと思います。管理しきれない。

一昨日より再販されたFriioが、現在も販売中である。かつてのような狂騒状態を
好む人などには物足りないだろうが、Friio BS/CSともども入手しやすい状況にある
のは、やはり好ましい。いち早く欲しがるマニア層に一通り行き渡ったこともさる
ことながら、所謂合法チューナーの使いにくさが却ってFriioのよさを引き立たせる
結果となり、より広範囲で売れる条件が整ったため、少し多めに作ったのではない
だろうか。Friioに興味のない人まで、所謂合法チューナーの使いにくさに呆れて
Friioに手を出すケースも増えているようだ。Friioによって実現される環境こそ、
待ち望んだ真のデジタル放送だ、そう実感してくれる人も増えていくだろう。
この様子を見て、著作権管理中間団体は「規制規制といいすぎて、あまりに一般の
方々に負担を強いすぎた結果だ」と考えるか、「Friioを持ったユーザーは、全て不正・
犯罪行為を行うために用意したと判断すべきで、新たな規制は機械だけでなく、法
で取り締まるべきだ」と考えるかで、人としての器が測られると思うのだが、どうだ
ろうか。今の管理団体は、非常に小さな器がお好みのようだ。そんなコップで、のど
の渇きを癒すのはさぞ大変なことだろう。必死の努力もうなずける、ある意味で。


で、その手に入れたFriioで録画したファイルだが、初期から所有している人はその
まま保存という人が多そうだが、最近手に入れた人は、再エンコードして保存が
メインではないだろうか。Friio登場から時間がたってツールが充実しはじめている
ので環境が整ってきているし、ロゴやレターボックスの除去、大きすぎるサイズを
どうにかしたいという人もいるだろう。なかには保存ファイルは再エンコードする
ことが習慣づいている人もいるかも知れない。
よく言われることだが、そういう目的の場合、必ずしもFriioの録画ファイルが最適
ではないことがある。Friioで録画されるのは放送局から送信されるデータそのもの
だが、ほとんどのレコーダーは録画したデータを、何かしら補正して出力している。
つまり、レコーダーメーカーは補正しなければデジタル放送の映像は汚いからだ、
と認識していることになる。デジタル放送は高画質だ、と宣伝しているが、それは
実のところ高解像度とコンポーネント映像によるものが大きく、細部はまだ未完成
と言っていいのではないか。放送局側のエンコード技術はまだ向上していくだろう
が、一朝一夕になしとげられるものではない。特に水しぶきのような細かい粒子が
飛び交う映像のリアルタイム圧縮はMPEG系にとって、もっとも崩れやすい映像だ
ろう。オリンピックで水泳が注目される中、逆にデジタル放送の実力が大衆の眼前
にさらされることになるかも知れない。放送が間に合わなければ再生機で対応する
しかあるまい。
で、実際にどんなもんになるのかとちょっと調査。ウチは地上版のFriioは使えない
ので、BSからの映像。比較対照は同時に録画した、DMR-XW31の映像をGS経由で
HDRECSで取り込んだもの。
あえてキャプチャーボードも補正するタイプを使っても高画質は実現するのだろう
か、という実験。


こっちがFriioで取り込んだTSそのもの



こちらはレコーダー+HDRECS



わかりやすくするために300%に拡大。ブロックノイズが非常に滑らかになっているの
が分かる。ディティールがつぶれているようにも見えるが、逆に上部の煙のような
部分は十分残っているのだ。



第二の検証

こっちがFriio BS/CS



こっちがXW31+HDRECS


趣味むき出しの映像で。見ていただきたいのは怪獣ではなく、背景の空(本当はホリ
ゾント)部分。Friio単独だけだと分かりにくいだろうが、下の補正映像と比べると
如何にもデジタルという色ムラが出ているのがわかるだろう。怪獣の顔の質感は
補正されてもほぼ失われていない反面、角がボケた感じになっているのが残念。た
だ、この映像はアップコンバートものなので、単純な部分はつぶれても仕方がない
のかも知れない。


必ずしもFriioの画質が最高というわけではないのが分かる。当然と言えば当然なの
だが、再エンコードを前提とした場合、余計なノイズがないに越したことはない。
特に、エンコードソフトで使えるフィルタは主にアナログ放送を処理するために発展
してきたもの。ブロックノイズにしても、これから圧縮する際に新たに発生する
ブロックノイズを抑えるためのもので、最初から映像に記録されているブロックノイ
ズを判断し、補正してくれのに有効なフィルタはあまりないはずだ。あったとしても
圧縮にさらに時間がかかることになる。アナログ時代では常識だった、高画質な
補正機能を持ったビデオデッキで受信し、PCのキャプチャーボードに取り込むと
いうやり方は、デジタル時代でもそれなりに有効なのだ。

とは言っても、いったんレコーダーに保存するのとFriioのように直接受信するもの
では手軽さが違う。日本は相変わらずだが、世界レベルではPC直接が主流になる
はず。H.264へのAVCREC圧縮という需要も増えるはずだ。
そこで、個人的に期待するのが、GPUによるハードウェア補正。初代というべき
AVIVOConverterは実際にはGPU/VPUを使わない、やっつけという感じのものだった
が、最近のGPUには、デジタル放送や映像ソフトの画質補正する機能がついている。
しかも、ほぼCPU負担なしで、だ。そのフィルタを、エンコードソフト上でもかかる
ようにして、エンコードしたいのだ。
nVIDIAはGeForceの有り余る浮動小数点計算機能を3Dゲーム以外の用途で使いたいと
考えているし、AMDも真のAVIVOConverterを用意しているかも知れない。当面は
専用ソフト上のみ、ということになるだろうが、高画質な補正がかかり、しかも
高速に終わるとなれば、日本では3Dゲームより高い需要が望めるかもしれない。

現在、動画ユーザーはあまり高性能なグラボに手を出さない傾向にあるが、これから
の展開しだいでは、エンコードはGPU/VPUで手軽に高速・高画質、を行いたい人は高性
能なグラボに安いCPU。時間がかかってもいいからかゆいところに手が届くエンコー
ドをしたく、再生時の画質を重視するのなら今まで通り高性能なCPU+ファンレスの
グラボ。なんて需要によって2種類のPCを使い分ける時代が来るかも知れない。それ
はそれで楽しそうだ。

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所謂合法チューナー逆襲に逆襲の道はあるか

2008-06-13 18:28:05 | Friio
東京行っている間に貯まった録画番組の整理が大変だ。Friioのおかげでレコーダー
から番組をダビングする手間がいくつか省けたので少しは楽になったが、それでも
まだ8日の番組には手を付けられない状態にある。ついついたくさん録ってしまうの
だから、仕方が無いのだが。


その一方、やっぱりと言うべきか、予想をはるかに超えてというべきか、「解禁!」
という勇ましい言葉とともに次々と発売になった、PC用規制対応デジタル放送
チューナー、わたしが"所謂合法チューナー"と呼んでいるアイオー・SKnet・
バッファロー・ピクセラ4社のデジタル放送チューナーだが、売れてないらしい。
大手情報系サイトでは週に1~2回はどこかで特集が組まれており、あたかも人気
パーツのようだが、ショップの店員さんの話などが少しでも入るコーナーでは、
良くても「期待しているんですが点々々」止まり。いや~ここまでとは思わなかった。
かくいうわたしも、最初のうちは物珍しさと、規制クリアして起動させるゲーム
感覚で少しは売れるんじゃないかと思っていたのだが、規制のひどさが予想をはる
かに上回った上、発売前にアイオー・バッファローの2社が配布した動作確認ソフト
で「動作しない」判定を受けた、という書き込みがネット内で大量に書き込まれた
ため、人柱覚悟のユーザーの購買欲すら奪ってしまったのが、さらに市場を落ち込
ませるひとつの原因になったと思われる。起動ゲームが、購入する前の配布ソフト
の段階で終わってしまったのは、メーカーにとって痛かったかも知れない。期待し
ていたBDへの移動も、できてもAACSV4という内容で、使えないものだったのにも二度
がっかり。PCユーザーのテンションは地に落ちた。
こういう状況を、件の日経の記事を書いた記者はどう思っているのだろうか。
その後の「解禁」記事でも、同記者があたかも自分が解禁の動きを後押ししたかの
ような嬉しそうな描写が見られたものだが・・・。ちなみに、わたしが規制対応チュー
ナーを"所謂合法チューナー"と書くのはこの日経の記事に対する嫌味を含んでいる。

メーカーもなんとか状況を打開しようという気はあるようで、各社なにかしらキャ
ペーンを張っている。
バッファローは既報の通り、100名限定で9999円の販売。ただし、モニタをやるのが
条件。
アイオーデータは、会員限定で30日間無償返還キャンペーン中。レポートを提出する
と、直営ショップで使えるポイントがもらえるらしい。よほど返品要求が多かったと
みえる。
ピクセラは単独では特に何もしていないようだが、ラトックシステムと組んで、
地デジもどんどん録画」というキャンペーンの賞品として同社のボードを提供して
いる。なお、このキャペーン、ラトックのHDDリムーバル化トレイの製品を買わない
と応募できないので、東京においてあるPCの録画ファイルを持ち帰るのに使おうと
ホットプラグ対応のシリアルATAPCIボード付のやつを買ったら、なんと応募の対象
外! ケースやトレイ単体のやつじゃないとダメだそうな。ケチ!
SKnetは特に何もやっていない感じだ。

と、まぁいろいろやってはいるものの、どれも小手先のもので、根本的な不評を覆せ
るものとは言えない。ただ、そもそもデジタル放送の規制と、DPaの作ったガイド
ライン
が酷すぎるせいであって、チューナーのメーカーが悪いわけではない。
OEMとしてPCメーカーに供給しているピクセラやSKnetはともかく、このままでは
開発費の回収すらあやういアイオーデータやバッファローは、DPaに損失補てん
してもらいたい気分ではないだろうか。
この大失敗をきっかけに「規制をしていては売れないし普及もしない」という流れに
なっていただくのが理想だが、今のままではメーカーが気の毒すぎる。このままで
はどのメーカーもPC録画への参入・製品投入に及び腰になってしまい、市場がつぶれ
てしまう。それは困る。マイクロソフトのVistaが地上デジタル放送に対応という
ニュースもあるけど、あまり期待しないほうがよさそう。MCって、基本的に海外
デザインだけに"視る"のがメインであって"録る"のはイマイチなイメージがある。
少なくともFriioのような自由さはないだろうし。
2ちゃんねるのスレなど見ると、Friioの購入者の発言は実に楽しそうだ。買う喜び
と使う楽しさがそこにある。一方、アイオーもバッファローもレポートを募集してい
るが、どうせ検閲を受けた良い子の清くただしいレポートばかりがサイトに掲載され
るのだろう。現状、所謂合法チューナーはどこを見ても後ろ向きな発言ばかり。
ガイドラインに沿った製品では、楽しさも喜びもみんなで分け合うことができないの
はもはや証明された。そこでわたしの提案。DPaのガイドラインなんか無視しちゃ
え!
今現在、所謂合法チューナーがFriioに勝る部分と言えば、入手のしやすさだけだ。
アイオーは挑戦者、バッファローは玄人志向という、キワモノブランドが存在する。
そこから「動かない謎のチューナー付」キャプチャーボードを出す。使い方の一部不明
な専用ソフト付。これに、自社の所謂合法チューナーをサブとして挿すとあら不思
議、謎のチューナーが動き出し、専用ソフトの制限されていた機能も動き出す。
両方のチューナーを合わせてマルチチューナー、録画されたファイルは専用コンバー
トソフトで変換できる。これを公然の秘密とする・・・ってのはどうだ?
半分冗談だけど、半分本気。どうせいまのままじゃ売れないのだから、思い切った
ことでもやらないと、在庫さばけないでしょ。

まもなく、今日もFriioの地上デジタル放送版が発売される。今日もまたあらたな
楽しみを見つける人が、日本の各地に現れるのだろう。
コメント (7)
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