ノアの三沢光晴選手(社長)が13日試合中の不慮によりお亡くなりになりました。皆さんも報道等でご存知とは思いますが、相手選手の放ったバックドロップを受けたことによる頚髄利離断が死因のようです。
一プロレスファンとしてとても悲しい出来事ですし、全日本派の私としてもとても残念でなりません。相手選手もとても不幸なことだと思います。
そもそも一般社会ではあまり認められていないプロレスですが、今回の事故はかなり大きなニュースになりました。大物選手の死亡事故だからといえばそれまでですが、少しでも大きく一般マスコミが取り上げてくれたのが幸いだったような気もします。
プロレス界ではタブーとされる「八百長」という言葉。この言葉に心を痛めるプロレスラーやプロレスファンは数多いと思います。少しでも社会的地位が上がればとG・馬場やA・猪木をはじめ多くのプロレスラーがリング上で体を張って戦ってきました。
今回の事故はとても残念ですが、プロレス技はとても危険であり、ひとつ間違えば死ぬこともあるということを世間に知らしめまることが出来ました。プロレスを真剣に観た事もない心無い人達が作り上げた「ショー」という言葉に否定はしませんが、プロレスというショーとはエンターテイメントなショーであって、決して見世物のよな低レベルのショーでは無いのです。
それを三沢選手は命を賭けて世間に知らしめたのです。そう思わないとこの事故は納得が出来ません。今はただただ三沢選手のご冥福をお祈りするばかりです。
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