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本日5月5日は子供の日!

奇しくも日本は28年連続で人口減少傾向にあるそうだ。

少子化問題深刻といったところか。

でも、日本はほんとに少子化なのか?

年々小学校のクラスや教室あたりの人数が少なくなっているのは事実だから少子化なのは事実だろう。

では、日本は世界的にみてどの程度人口を有した国なのだろうか?

というわけで少々調べてみた。

人口を考える上で、重要な三大要素の「人口」「人口密度」「面積」を世界196カ国の順位を検証してみたい。

まずは人口。

人口大国第1位はもちろんお隣中国で13.4億万人だ。これ実に世界人口の2割を占めることになる。

次いで第2位がインドで11.9億万人、この2国で世界人口の4割弱だ!これはかなり脅威的な数字ではないか!

世界のリーダー的存在のアメリカの人口は3.1億万人しかいなく世界人口の4.5%しかいない。しかしこれでも実は第3位。次いでインドネシア、ブラジルの順になる。

では、日本は?

実は世界第10位だった。人口1.2億万人。

これが多いか少ないか良く分からない。でもあの大陸アメリカと比べると決して少なくない気がするよね。ロシアはどうだ?調べてみるとロシアは1.4億人で第9位!日本と変わらない!ていうより面積で考えたらロシアの人口少な過ぎだろ!

というわけで面積を調べてみると、

第1位がロシアがぶっちぎりの17百㌔平方メートル、次いでカナダ、中国、アメリカ、ブラジルの順でそれぞれ9百㌔平方メートル代だった。

日本は60位。まあそんなもんだろう。

では最も重要?な人口密度は?

中国76位(140人/km²)、アメリカ173位(32人/km²)、ロシア216位(8人/km²)、ブラジル184位(22人人/km²)、と人口大国も密度でいうと途端に圏外に追いやられる。

では日本の人口密度は?

答えは336人/km²で順位は34位!おおっ!健闘してるね!

人口密度は国面積が少なくて人口が多ければ数字は大きくなる(当たり前か)からあまりメジャーじゃない国が上位に名を連ねる。が、先進諸国でいえばこれはトップクラスの数字だ!

先進諸国の定義が難しいが、興味深かったのが韓国の485人/km²で順位は22位とオランダ25位であり、そしてインドの29位で364人/km²だった。

色々調べてみたが、やはり日本はこの狭い国でも相当の人数が居ることは明白だ。

にもかかわらず、少子化で将来の日本経済が危ういと危惧されているのはどういうことか?

勿論、他国と比べて資源に乏しい日本だから単純に比較するのは危険ではあるが、この少子化問題、何か違う気がするのは私だけだろうか?

日本の知的資源を使って戦後外国との貿易によって利益を生み出してきたが知的資源だけでいえば人口の多少はあまり関係無いような気がする。労働力でいえばむしろ日本ほど高コストなところも無いだろう。

ということは?

思いっきり人口を減らして超優秀な人材に特化した国にするか、それとももう一度日本国民が目を覚まして国家総動員で教育をやり直してさらなる知的労働力を構築するのか?

うーん、少子化問題って根の深い問題だ。

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