昔、こんな内容の本を読んだ。
世の中には人を雇う人と、人に雇われる人の2種類しかいない。雇う人が貴族で雇われる人が奴隷だ。お金持ちの奴隷もいれば貧しい貴族もいる。君ならどちらを選ぶ。
というような内容だったと思う。
今から10年前の話だ。
一応断っておくが、雇う人が偉いとか雇われる人が偉くないとかいうくだらないレベルの話をしたいのではない。
心が独立しているかという話をしたいのだ。
坂本龍馬に憧れていた私は昔から独立願望がなんとなくあった(と思う)。とある会社に就職してから暫くは、心の奥底にあった願望?みたいなものを忘れかけていたが、その本を読んで目が覚めた。
奴隷は嫌だ!
当時の会社は給与面の待遇がとても良く、その好条件にしがみつく自分に疑問も持っていたし、常に上司や周りの目を気にしながら?会社内で不自由に生きている自分にもどかしさも感じていた。
ただ自分を消費するだけ。
そんな毎日を過ごしていた。
地元の友人にはその給与で文句言うな!と言われたが、この給与は我慢代なのかと諦めかけていた。
これではほんとに奴隷だと感じた。
この感覚は人其々だと思うし、疑問に思わない人もいると思う。また、修行だと思い更なる努力をして成功する人も当然いるだろう。
結局自分にサラリーマンというものが向かなかっただけのことだ。
そして独立!
頑張ったら頑張っただけ自分のもの。
今後生じるリスクは全て自分が背負う。
何より自分の行動指針は全て自分で決めるというところがとても居心地良かったし、これでこそ貴族だと思ったものだ(しかし当時の生活はとても悲惨でしたが)。
実は当時の私は日本社会特有の「年功序列」「終身雇用」という制度にかなり疑問を持っていた。
頑張る人に不利で頑張らない人に有利な日本の社会。
それではアメリカに勝てない。
真剣にそう思ったし、独立して自分を追い込んだからこそ、あのとき死に物狂いで頑張り、今の自分があると思っている(勿論お客様のお陰である部分もかなり大きいのだが、今回は横に置いておくことにする)。
私は会社を辞めて独立開業することで己の改革に成功したが、もちろん企業に籍を置いてのそれも可能だと思う。
それには企業内奴隷ではなく企業内貴族になることだ。
このことを父と酒を酌み交わしながら議論していると
「日本人は貴族意識ではなく帰属意識が強い人種だ。しかしだからこそ日本は戦後高度成長を遂げることが出来たのだ」
と企業内帰属こそが大切だと説かれた。
奇しくも今朝のニュースで、日本生産性本部発表によると現在の若者にアンケートをとると55%超えの割合で今の会社でずっと頑張りたいということだった。
不景気による雇用不安定が囁かれる昨今、ある程度予想される現象であるが、これが他人まかせの帰属意識でないことを願うばかりだ。
三栄自動車の上田君
念願の電動インパクトSET(CTJ4850HOとCTLED4918)を購入だ!
最強の破壊力に陶酔してください!
本日のスナップオン!
ネッツ高岡のミラクル佐原君
今日は1/4ユニバーサルソケット(103TMUSMJSET)とラジペン、プライヤーにギアレンチをまとめてお買い上げ!
工具の買い方もミラクルだ!
今日は裏ミーティングにマネージャーも来られて時間が足りず写真も少ない!
たくさん買って頂いた他のお客様すいませんでした!
それでは、また、明日!
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