くろすけが、スタッフで参加すると
春大会の時にチラシをくれた芝居を
すっかり忘れていたら、
くろすけからメールが来たので、
ままごとを観に行く日に合わせてチケットを用意してもらいました。
2本目は、吉祥寺シアターです。
三鷹から歩きました。途中、山本有三記念館がありました。
いせやを初めて見ました。
吉祥寺は、数年前に入間高校のOBの森田くんの芝居を観に
スターパインズカフェに行って以来です。
吉祥寺の街を歩くのは、20年振りかも知れません。
ハモニカ横丁の『みんみん』で餃子を食べて吉祥寺シアターに行ったら
そこに劇場はありませんでした。建物すらありませんでした。
私は、バウスシアターが吉祥寺シアターに改装したのだとばかり思っていました。
慌てて携帯で検索しました。
おぼんろ第12回本公演『GOVERINDON』
まったく予備知識のない劇団です。
路上演劇から始まったとチラシに書いてありました。
こちらも全席自由で、舞台を囲むように座席が!
でもこちらは劇場全体が見わたせそうな席を選んで座りました。
私が選んだ席は正解で、桟敷席に座った観客はすごく芝居が見づらかったはずです。
劇的世界を客席や開演前にまで広げる美術や演出には、とても強いこだわりを感じましたが、
芝居にはどうしても正面が存在したし、観客が期待したほど
舞台中央で芝居が行われず、桟敷席の裏側がアクティングエリアになることが多かったです。
ストーリーは、まあありがちなミステリーで、
でもそれを5人で演じたのは立派だけど、
やはり台本に問題を感じました。
私は、10番目ぐらいに劇場を出ましたが、
誰もアンケートを出していませんでした。
たぶんそれが観客の感想だと思います。
主人公が巻き込まれるだけで、人間的成長も感じられないし、
でもミステリーの部分の盛り上げ方は弱いし、
観客参加型芝居という割には、そういう演出も物足りないし、
このままでは本格的な劇場でやるのは厳しいと思いました。