Koyo劇

Koyo演や埼高演連西部B地区の活動のお知らせもしくは、旧Koyo劇顧問の戯言です。

演劇集団 爆弾オクラ

2014-12-06 08:00:43 | 日記
ザ☆キッチンNAKANOに行ってきました

 くろすけの芝居です。
 大学の仲間と作ったチームで、学外での公演を遂に実現しました。
 おめでとう。
 
 ただし無料公演というのは残念です。
 初回だし30分程度の上演だからかも知れませんが、
 次回はぜひチケット販売してほしいです。
 
 劇場に着いたら同じビルの地下で
 キャラメルボックス俳優教室の稽古をしていました。
 会場は6階。なんとそこはダイニングキッチンでした。
 劇場の名前からすれば当然ですが。
 客席にはさかっちとさかっちママが居ました。
 客席100ぐらいがほぼ埋まりました。
 これだけお客さんを集めたのは立派です。
 そんな中でたぶん私が最高齢です。(さかっちママか?)

 上演作品は、『うわさのタカシ』作:原くくる、です。
 公演の配布物には、作者名が書かれていません。
 これは絶対に書くべきです。

 芝居は、まあ予想通りでした。
 予想以上でも予想以下でもなかったです。
 一番の問題点は、台本をそのまま上演してしまったこと。
 欠陥だらけの台本なんだから、
 もっと肉付けすれば良かったのにと思いました。
 たぶんそれにくろすけは、気付いたはずです。
 くろすけが演じたシズカは、まったく筋の通っていない役だからです。
 シズカが最初に語るモノローグはどういう意味なんでしょうか。
 私は未だに分かりません。
 くろすけや演出の森下さんは、どう解釈して上演したのでしょうか。

 二番目は、バトルが嘘くさい。遠慮してる。接触が少ない。
 どうしてネギは、本物を使わなかったのでしょう。
 劇場の制約なのかな、と思いました。
 邪魔なテーブルや座椅子やカーペットを片づけてもっと本気のバトルをしてほしかったです。
 滑るなら靴下脱いで。
 女の子はあまり知らないかも知れませんが、プロレス技を絡めるとか。

 オープニングの映像が流れなかったのは残念でしたが、
 音響の操作ミスが多すぎて芝居に集中できませんでした。
 客入れ曲は良かったけど、劇中の曲はあまりよくなかったです。
 SEもレベルが大きすぎでした。
 オーストラリアから戻ってきた飛行機が長野に墜落?
 適当な音源がなければ、自分たちで録音するべきだったのでは?

 役者は映像のミスのためか、出だしがちょっと堅かったです。
 途中から調子よくなったけど。
 劇場が小さいためか、あまり役者が正面を見れませんでした。
 バトルを思いっきりやるためにも、上手の客席はいらなかったです。
 というか邪魔でした。でもそれじゃ客が入りきらないのか?

 役者は自分の役の履歴書を書いたのかなあと思います。
 それぞれが書いて、それを演出と検討し合ったのかな。
 衣裳もメイクも、それっぽくはしているけど、私には疑問でした。
 モモクロみたいに各人に色を振っているのなら、
 どうしてその色を利用しないんだろう。 

 上演後、くろすけと話もせずに劇場を出ました。
 思ってもいないことをいうような取り繕うのが下手なので。
 階段を下りて外に出たらクチオくんがいました。
 彼も芝居を観たそうです。
 来週の卒業公演の稽古を相手役としていました。
 相手役は、くろすけの1こ上の先輩だそうです。

 爆弾オクラのみなさん、今日の公演も頑張って下さい。