いつも読みっぱなしで忘れてしまうので
毎年の年始の旅行の目的の1つは読書です。
書いためた親書を6冊程度持っていき読んでいます。
今年は、放置した本を持っていきました。
しかし、最初の1冊で苦労して4冊しか読み終わりませんでした。
『無伴奏ソナタ』オースチン・スコット・カード
表題作がキャラメルボックスの芝居の原作で買いました。短編集です。
表題作しか読まずに放置していたので、今回全部読みました。
で、読み切るのにとても苦労しました。
最初の作品は今日映画が公開された『エンダーのゲーム』です。
これは、以前にラジオドラマで聞いたのかストーリーを知っていました。
それ以外の作品は、ちょっと読むのが辛かったです。
星新一さんなら同じテーマをもっとずっと読みやすく書いてくれるのに
と思いながら読みました。
『隠し剣孤影抄』藤沢周平
こちらもキャラメルボックスの関連で買いました。
どれもお面白い話でした。
楽しめる読み物です。
私のように読書が苦手な人間にとってもとても楽しめした。
『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一
これはベストセラーの新書です。
表題が大袈裟すぎてちょっと避けていたのですが、
『余命3ヶ月のウソ』を読んで、読む気になりました。
これを読んでも抗ガン剤やガンの切除手術には疑問を感じました。
あと胃瘻にも。
『きみが見つける物語』
さまざまな作家の短編集。
劇作の参考になるかと買ったのに読まずに放置していました。
読書が嫌いなので。
恩田陸の『大きな引き出し』は、キャラメルボックス関係で既読でした。
あさのあつこ『このグラウンドで』と村上春樹『沈黙』は楽しめました。
一番良かったのは、豊島ミホ『タンポポのわたげみたいだね』。
作者についてはまったく知りません。
少女漫画のようで、繊細な女の子の気持ちを描いていて、
こういう心の動きを芝居にしてみたいなあと思いました。
もっと早く読んでいれば参考にできたのかなぁ。