戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

22/10/19 その3 運が悪いと云ったけれど・・・

2010-10-19 17:26:20 | Weblog
 2,3日来、私は運が悪いとしか思えなかった。 まあ今だって思っているけれど・・・でもきのう姉達が帰ってから家に戻り、食事をしようと冷蔵庫を開けたら、姉と妹が作ってきてくれたもので一杯だった。傍らの箱には妹が作ってくれた野菜類と馬鈴薯、即席の卵スープが幾つも入った大袋と一緒に置いてあった。姉はそのほかに口実をつけて小遣いと思わせないようにしてお金をいつも置いていく。そして今年も新米とパンの為の粉を用意しておくという話だった。何処が運が悪いのだろうか?これで1生食べてはいかれないが、こんなに世話をしてくれる姉と妹がいて、不運をかこっていては罰があたる。欲しくても姉も妹もいない人だっている。それに週刊ダイヤモンドに載った私の記事が、その時やその後幾日かはピンと来なかったが、何とか私にも信じられ出した。確かに小さな記事でも私にとっては大きな第1歩だ。姉の為には良き妹、妹の為には良き姉として余生を送ろう。確かに運は悪い。けれど非常に良い部分もあるのだから・・・


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