持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

レ・ミゼラブル

2005-09-05 23:00:51 | 演劇:予告編
『Les Miserables ~ レ・ミゼラブル』
劇場:梅田芸術劇場 メインホール
期間:2005/12/8 ~ 2006/1/15
作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク
潤色/演出:ジョン・ケアード,トレバー・ナン
出演:山口祐一郎,別所哲也,今井清隆,石井一孝(クワトロキャスト) 他


初上演から2000回越え(2005年春)。8年ぶりの大阪上演。
今更な説明だけど。元になるのは、ビクトル・ユーゴーの『ああ無情』。パリで起きた反政府革命を中心に、ジャン・バルジャンをめぐる人々の運命をミュージカルで描いた作品。

大阪初演を観ている。観劇目的は、初恋の舞台男優さんである鹿賀丈史氏で(うすい関連話が→こちらに)。「ミュージカルといえばタカラヅカ」だったころだから(関連話は→こちらに)。なにより男声歌劇に唖然とするばかりだったことを想い出す。

ごく最近。東京再演時(1988年)にテレビで放映された宣伝番組を、ご好意でみせていただいた。きゃ~!鹿賀さん若い!! ・・・は、おいといて。うっわ!山本耕史くん可愛い~!! ・・・も、おいといて。目的は宣伝ではあるけれど。舞台ダイジェストもふんだんに盛り込まれていて。懐かしいったらない。ファンテーヌ役の岩崎宏美氏とエポニーヌ役の島田歌穂氏の『オン・マイ・オウン』を交互に写し、聴き比べてみてはいかがかという展開には。当時の、テレビの容赦なさを感じたりもする。

それにしても。昔のこととは言え、見事に鹿賀さんしか記憶にない。彼の姿を追うだけで精一杯だったんだなぁ。まだまだ観劇初心者だったから。いろいろ見えていなかったんだろうなぁ。どれだけ、もったいない見方をしたことかと考えつつ。それでも、今回の観劇も見送ろうかと悩んでいたりする。上書きするほどの記憶がないにもかかわらず。初心者だからこそ受けた衝撃というものがあって。これを消さずに、大事に持っていたい気がしている。

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