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Kyara's Style

日々のつれづれ
      
           思いのままに・・・

水遊び

2010-08-10 16:05:53 | 日々の出来事
立秋が過ぎ、盂蘭盆が近づくこの頃。

相変わらず暑い日々が続いている。

先日ブログに写真を載せた、一番目の孫ちゃん(小2)が徒然草(吉田兼好)を暗証している・・・。

その吉田兼好さんも、徒然草の中で言っていた!

  「家の作りやうは 夏をむねとすべし
   冬はいかなる所にも住まる。
   暑き頃 わろき住まひは 堪えがたきなり」

兼好さんの生きた鎌倉時代も暑かった様だが、
今の焼け付く炎暑を知ったら、彼はナント言うだろうか~~??
きっと徒然草の内容も違っていたに違いない。




さて、前回ブログを書いてから、数日が過ぎてしまった。
全く自分のPCに向かえず、
ほとんど使っていない別アドレスは、もっぱら長女に占拠されていた。


「そろそろブログを・・・」
そんなメッセを頂いて、「ハァ~~イ!!」とお返事したが、
Mail Delivery System にブロックされ、エラーメールとして帰ってきた。
よってお返事が届かずじまいになった。
(メールを下さった方、ごめんなさいね)
お返事代わりに、急いでブログを更新します。



孫ちゃんの夏休み、娘が孫ちゃんを連れて襲撃しにやってきた。
孫ちゃんと過ごす一日の早い事!

ドタバタやってるうちに、
あっ!という間に夜になり、孫ちゃんが眠った後
お風呂上りの我々は、パジャマパーティを連夜開催した。

そして昼行灯のように、日中は寝不足でボォ~~~として過ごしていた。



そんな日々にも刺激が欲しい!・・・よね。

ドライブを兼ねて渓谷遊びに出かけて行った。

大きな一枚岩の上を澄んだ水がサラサラ流れている。
そんな渓谷が片道2キロ続いている。
往復で4キロ、素敵な水中ウォーキングなのだ。


                


                


木々に覆われて、涼しくて、しばし汗とはお別れの時。
木々の間から見上げる空は、澄み切った夏色の空。

                




前出の兼好さんはこうも言っている。

  「深き水は涼しげなし
   浅くてながれたる 遥かに涼し」

森林のフィトンチッドを浴び
岩肌を流れる「浅き水」に遊び
夏ばて・酒ばて?の体はリフレッシュできた(ような気がする)。

よって、今はピチピチしている(ような気がする)私


渓谷の苔むした大きな岩の上、
誰が忘れたのか・・・それとも・・置いた?
ミニカーがいい雰囲気。


                


「浅き水」に流れる木の葉は、
過ぎ行く夏の落し物。


                

小さな先生

2010-07-24 14:25:06 | 日々の出来事
もう~融けてしまいそうなくらい暑い日々です。

九州の天気予報に「傘マーク」は見当たりません。

傘マークのある地方が羨ましいよ~。
今では夕立を待ちわびる気分です。



退屈している94歳の母のボケ防止に、
小学2年生相当の算数問題を、
手じかにある紙にマジックで書きなぐり、持って行っています。

その計算の採点を小学2年生の孫ちゃんが「私がする~~!!」
すぐさま自分のポシェットにしまいこみました。

そして・・・・









採点した結果がこちら ↓

              






すっかり先生になりきり、赤マジックでの採点結果。


               


ちなみに△印は、間違っているのではなく、
合ってるけど、字をもう少し綺麗に・・・だとのことです。

数字を直したり、花丸をつけたり、


               


ヤル気を起こすように気を使いながら、
上から目線で採点しているし・・・

エラそうに「字」の訂正なんてやってるし・・・


               


ページごとに、何らかのコメントを入れている。


               


「おしい!」って・・・
君の「お」の字のほうが惜しいと思いますけど~。


最後のページには、有り難くもお褒めの言葉がありました!


                              


94歳の足し算を採点した7歳児。

これを渡したら、果たして94歳の母はどんな顔をするのでしょうか?



その7歳児は この子です。


               






干物になりそう~

2010-07-21 12:01:11 | 日々の出来事
             猛暑お見舞い申し上げます     


                

                 ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト



いやぁ~ 暑っついです。_(_”_;)_バタッ

外に出ると、瞬時にしてカラカラ~と乾きそうだし(誰!その体で~?? と言ってるのは!)

呼吸するにも息苦しくなるし・・・ハァハァハァ~


                

                 のうぜんかつら



今朝、メダカと金魚に餌をあげに出たきり、外には出ていません。
今日も
一日家にこもる予定です。




毎年この頃になると、
子供の時の「夏」を思い出します。

青い空、入道雲の高さ、草のにおい、
永遠に続くかのような時間、井戸で冷やしたスイカやトマトの冷たさ・・・。

みんなみんな、まるで昨日の事のように・・・(実はけっこう昔だったりして・・・汗





私たちは「赤ベンチョ」といってる蟹くん。
海からかなり距離のある我が家の庭にお出ましでした。

                



朝の庭で見つけた蝉の抜け殻。
そういえば、夏らしくジイジイ(アブラゼミ)・・・シャワシャワ(くまぜみ)と
朝から大合唱です。


                



お日様大好き 炎天下大好き お水はチョットだけよぅ~
メキシコセダムはバリバリ元気です。
黄色いのは咲き出したお花。


                



皆様の思い出の夏休み、どんなんでしたか?
                ↑
             大分の方言


                

                 ねじり花


             




あじさい忌 

2010-07-17 19:31:32 | 日々の出来事
やっと梅雨があけました。

おりしも今日は「あじさい忌」

石原裕次郎さんのご命日でもある日。



        悲しみは あじさいの青 雨なれば




朝から梅雨明けを思わすお日様が顔を出した日。



いつもの(毎年)雨の「あじさい忌」とは違って
暑いあじさい忌になりました。




私?? そんなにファンじゃなかったけれど、
彼の自然体の歌声に、胸キュンとなった乙女の日を思い出しました。



          夕陽の丘 赤いハンカチ 夜霧の慕情


ふとタイムスリップした一日でした。 よ~~~


                  

                  

                    カンスゲ 
                    刈り込んだ後に出てきた 
                    新鮮な新芽が柔らか~


                  

                    ほらっ! 柔らかな新しい葉っぱ
                    夏が過ぎる頃、長くなった葉っぱは
                    植木鉢を隠すほどに延びてゆく・・・はず?

雨の日曜日

2010-07-05 17:00:51 | 日々の出来事
あぁ~~それにしても雨がよく降ります。

降り続く雨、雨に打たれたアジサイは、
その重くなった頭を上げることが出来ません。


               

                 ドテッ!! あぁ~重い! 頭が上がらない




一日中降る雨の中、
母の施設まで高速で走りました。

霧で有名な高速。
ネットで交通情報を調べると、
通行禁止にはなっていません。

でもね・・・・・
走るごとに霧は深くなり、
チョット先も見えない始末。


               

                これは少し霧が晴れた場所。
                この手前はもっと凄かった・・・・



誘導灯に導かれながらの走行は安心だけど、
誘導灯が無い所は・・・サバイバル。

そんなサバイバルドライブを「ヒヤッホォ~~」と言いながら楽しんできました。


無事帰り着くと、長女からのメールが。
「大丈夫?霧が凄いから無事につけたか心配です・・・。




高速に乗るという私を
「下でこの霧だから、上(高速)では見えないくらいじゃないの、止めとけば・・・」
と、止めたけど、
そんな事で止まる母じゃない事を、君は知ってるじゃない。

お陰で、霧の中を泳ぐような楽しいドライブが出来ました。

   

        昼(夜)霧よ、今日(夜)もありがとう~


               

                akkomamさんちも咲いてるんだそうです
                   ルリマツリ                  

なぁ~~るほど!!

2010-06-24 15:40:49 | 日々の出来事

               

                咲き出した 「山ネム」
                ふんわり~優しい色の花



以前は良く見かけた デコレーショントラック

近頃はとんと見かけなくなってしまった。

それでも国道を走ると、時たま楽しいトラックを見かけませんか?



前から走ってきたトラックのフロントガラスに

大きな字で

       酒と女は2号まで


ふぅ~~ん、理想やね~。

でもそれって、戒めの意味か?




別の日、前を走ってる大型トラックの荷台後ろには

          最大積載量 イワシ5匹 

と書かれていた。




ドライバーはどんな人か知らないけど、
『シャレのわかる、カッコイイ若者?』と勝手に想像している。

もしお近くで上記のようなトラックを見かけましたら、
私が見たそのトラックです。

やさしく道を譲ってあげてくださいな。




119番は?・・・119番です!!

2010-06-18 18:08:55 | 日々の出来事
                 
               

               今年はじめて咲いた ハイビスカス 夏の花



梅雨の合間の晴天の日。

次女が庭の花壇で草引きをしていた。

そこに通りかかった近くの保育園の子供たち。

2名の保育師さんが
オリジナルの乳母車?に10名近くの年少さん(2~3歳児)を入れてお散歩していた。

お日様ガンガン 暑い日であった。

にもかかわらず、帽子もかぶせないでのお散歩。



丁度次女の家の前、その中の一人の男の子がぐったり~している。
横の子供にもたれかかったまま、動かない。

それを見た慌てた保育師さん(若い女性)は、
次女に向かい

     『119番って何番ですか?』

     《119番です》

『 救急車呼んでもらえますか!









家の中に走りこんだ次女、
短縮ダイアルに登録していた救急車をダイヤルした。

    ○○の◇◇ですけど・・・
    あぁ~~◇◇さん、どうしましたか?  偶然、電話に出たのはすぐ裏のお宅のご主人。
消防署勤務だった。





救急車が来るまでの間、
冷蔵庫のアクエリアスを水で薄めたのと、
冷凍庫から保冷剤(ケーキに入ってる小さ目の)をつかみ
冷たいアクエリアスを飲ませ、
両脇の下と両太ももの付け根に保冷剤を挟ませ様子を見ていた。

その間、若い保育師さんはオロオロしたまま・・・
どうして良いのか判らないのだろう~。



まもなく救急車到着! 
一人の保育師さんが一緒に乗り込み、
残されたのは10名近くの小さな園児と一人の若い保育師さん。

彼女は言う。

   『保育園まで一緒に行ってください・・・』


《今家の中に幼稚園の子供がお昼寝中だから、ついていけない》と断った次女

保育園は近いから、誰か来て貰ったらどうですか?
次女の携帯を差し出した。

保育師さんは電話し、ヘルプの保育師さんが来て帰っていった。



風があるとはいえ、ガンガン照りで帽子もかぶせずのお散歩。
おまけに何かがあったら・・・と予想はしないのだろうか?
携帯も何も持たずのお散歩。

若いけど、プロとしての意識に欠けている。

保育園に預けてるからって安心は出来ない・・・そう思った出来事だった。


救急車で運ばれた男の子は「熱中症」だったようだが、
早めの手当てで、大事にはならなかった。

その後、その保育師さんからも、保育園からも電話の1本も無いようだ。


そんな世の中に、いつからなったのだろう。


ヴィトンを欲しがる・・・94歳

2010-06-05 14:29:53 | 日々の出来事
               

                 梅花ウツギ(一重)




しばらくご無沙汰してしまいました。

5月末の母の退院から、新たなケアマンション入居。
その間に博多への出張等と重なり
毎日何らかの用事で出かけることが多く、
夜には体力が残っていないことも多い毎日でした。


               

                 更紗ウツギ


母は何とか・・・退院いたしました。
家族の目から見ると、「こんな状態で退院していいの??」と思われましたが、
老人病院じゃないため、もっと重病患者のためにベッドを空ける必要があったのでしょう。

退院準備のため、病室に入った私と次女。
次女の下げていたバッグを目ざとく見つけた母は、

 「○○ちゃん、いいバッグ持ってるねぇ~」
  「おばあちゃん、これ欲しいの?」
 「うん、ディサービスに行く時、持って行くといいねぇ~」
  「じゃぁ~、リハビリを頑張って、お家に帰れるようになったらプレゼントするから・・・」
 「嬉しい!!くれるの!じゃぁ~頑張らないとね

かくて、母と次女との約束は成立したようです。

そして母が欲しがったバッグは、
次女が普段使いで使ってる これです。
                  

               

                   若すぎないか~い?





ケアマンションへの入居は、
揃える物、買い足すもの、追加で必要なもの・・・
今月我が家は、お茶漬けで過ごさないとならないほど、
かなりの費用がかかりました。

歳をとるのも、生易しいことではないことを実感しました。
母には「年金で賄えるから心配しないで・・・」と言っていますが、
私たちが高齢者になった時、
娘達が抱える「年老いた親」という荷物が心配です。


日本の福祉は中途半端です。
ささやかな事業にせよ、今まで精一杯の税金を納めてきたけど、
介護の段になると、一つ一つに値段がつき、積み重ねが大きな金額になります。
それでも、家族が疲弊しないためにプロの力が必要です。

あの搾り出して納めた税金は??
出来損ないの福祉国家、見せ掛けの福祉国家、
とてもお寒い限りです。


               

               卯の花



時まさに新しい総理大臣の登場。
「もしかして・・・」 甘い期待をもっていいのでしょうか?
まだ何も行動していない時に、水を差さないのは大人としての「たしなみ」でしょう・・けど。

新総理が高校時代影響を受けた本は、オルダス・ハクスリーの「すばらしき新世界」だといいます。
かなりおませな高校生だったのでしょう。


【こんなことをしていたら世界は滅びるよ・・・。】
そんな反ユートピア小説です。逆説を説いたSF本だけど
本にある怖さを理解して、安心できる方向に導いてくれることを祈りたいものです。


               

                  三連水車のようなティカズラ



               

                   つきぬきニンドウ




母の事から総理まで・・・
今日も意味不明の日記になりました。

まるで今の私の頭の中 そのもののように。。。





やっとお天気が・・・

2010-04-28 16:24:36 | 日々の出来事
雨が多くて、寒くて・・・。
今年の四月は、春が実感されないまま過ぎてゆく。

四月も終わろうとする今頃になって、
やっと暖かく、春らしいお天気になってきた。

真っ白にボール状の花が咲く「オオデマリ」
庭の片隅で、一隅を白く染め
ボールがぶら下がったように咲いている。



               


さて、世間はゴールデンウィークに入ろうとしているけど、
私は恒例、『賄い週間』の始まり~始まり~。

普段の仕事以上の重労働、いや、過酷といえよう。

娘や孫ちゃんたちの嬉しそうな笑顔のために、
この老体で頑張るっきゃないよね。

皆様はどのように「金週間」をお過ごしなのかしら?

旅行? お食事? お家でまったり~?

我が家は、宴会状態の模様です。


                      

親鸞が読みたい・・・母

2010-04-20 17:01:00 | 日々の出来事
          

            羽衣ジャスミンの蕾
            もうすぐ咲くよ



日曜日は母や義姉の病院へのツアー??

西に東に走った、走った。



          

             八重咲きのコデマリ
             今が満開!


母もそろそろリハビリにはいっている。
・・・と言っても、まだまだなんだけど。

そんな母が「本を持ってきて」という。
『どんな本がいいの』と聞くと、
【親鸞】が良いという。

「ほら、マントルピースの上に置いてあったでしょ」
確かにあった・・・ような。

          


母の読書はすさまじい。
その本の数や凄い数なのだ。

本棚に入りきれない本は、
様々なダンボールに詰められて、サンルームやダイニングに積まれている。

母が去年ペースメーカーの手術で入院した時から
私と娘は、その本を処分している。
孫ちゃんの幼稚園の廃品回収に毎月出している。
でも、その事を母は知らない。

・・・というわけで、その「親鸞」は見当たらないのだ。
多分、廃品回収の中にはいっていたのだろう。

すでに無いことを母には言えない。
だから聞いてみた。

『どうしてあんなに小さな活字の親鸞がいいの?
 もう~読んだ本じゃない』

そして母の答えにひっくり返りそうになった。

「親鸞は作者によって捉えかたが違う、
 それぞれの親鸞があるから・・・もう一度読んでみたい」

 94歳恐るべし

今、娘がブックオフを回り探しているが、
無い場合は買わないといけないだろう。

吉川英治 五木寛之 そのどちらかの親鸞がありますように

お母さん、大切な本をバンバン捨ててごめんなさい。
自分のものはナカナカ捨てられないのに、
人のなら、簡単に捨てられるあなたの娘です。