クリスマス～年末へ

幼い頃から一年中で一番大好きな日。

誕生日よりワクワクする日。

どうしてこんなに胸がドキドキして、
待ち遠しいのか・・・。
別にこんな物も　こんな物も　こんな物も　こんな物も　こんな物も
こんな物も　要らないんだけど・・・・・（ホントにぃ～～？？）

そんな大好きなクリスマスも、
何事もなく、地味ーーに　過ぎてしまった。



母の施設では恒例のクリスマス会。
今年も出し物ゾクゾク

詩吟を吟じる方、踊る方、歌う方、
楽しいひと時をもてました。




スタッフによるハンドベルのクリスマスメドレー
少々の音外し、リズム遅れはご愛嬌


　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　スタッフ仮装の皿踊り？だとか・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご苦労様です


楽しくて、ひとしきり笑った後は、
毎年来てくれてるダンスミュージック教室の子供達。
可愛いダンスに魅せられます。


　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　ＡＫＢメドレー


　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　もちろんＫＡＲＡや少女時代も


沢山の出し物で幸せなクリスマス会を楽しみ、
最後、お礼の言葉は母が述べました。思い出がまた一つ。



我が家が地味なクリスマスを過ごしてるころ。
長女の家では孫ちゃんが満面の笑みを浮かべてクリスマスを。

　　　　　　　　　　




ママの手料理が食卓を飾りました。　

　　　　　　　　　　


楽しい行事の後は、年末へ。
さぁ～～戦闘開始
今日も朝から毛布のお洗濯に精出しています。
　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

あの日から・・・・・

今～では指輪も～回るほど～　（少しだけ・・回ってる・・）
痩せて～やつれた～　　（ほんの気持ちだけ・・・でも見た目は変化なし！）
お前の噂～　　（誰も噂はしていない・・・）


　　　　　　　　　　　　　　　　


何だかハッキリしない日々を過ごしていたけど、
周りは秋が終わり、本格的な冬になっていた。



あの秋の日差しの中、そのニュースは突然飛び込んできた。

夕飯の支度をしながら、横目でニュースを見てるときに。


トラックとの正面衝突で、運ばれた病院で死亡が確認・・・と
そして名前が・・・・・



彼女とはもう～40年以上の友人として親しくしている。
年齢は私がほんの少し上。
だからいつも「お姉さん」って呼ばれている。
一人っ子の私は、妹が出来たようで嬉しく、甘んじてお姉さん役をさせてもらってるような状態なのだが。

今でも週に2回は顔を合わせてる私達だけど、
彼女は血圧が高くて、時に動けないほど酷い。


その日も調子が悪くて家で休んでいた彼女。
その時にあった事故の知らせ。


「○○さんが、息子さんが交通事故で・・・　」




テレビで事故を知った私。
名前は同じどけど、住所が少し違う、
どうか違ってて欲しい・・・。

願っていた、どうかあの子と違いますように！


確かめたくても彼女に電話が出来ない、もし本当だったらどうしよう。

夜中に、その悲しい知らせが本当だったと知った。



式場に入ったとたん、結婚して5年目の奥さんの嗚咽が響きわたる。
母親である彼女は・・・・・顔を下に向けたまま涙を流しながら必死でこらえている。



「○○ちゃん・・・」声を掛けて抱きしめた。
私の胸で泣き崩れる彼女と一緒に、もう～声が出なかった。

何も言わなくたって、胸の中は全部解るよ。
辛いね～～

こんなに突然に、可愛い奥さんと幼子を残して逝くなんて。　



嗚咽と涙で見送ったあの日。
これから彼女にかかる苦労が痛ましい。
丈夫でない体が心配でならない。

葬儀が終わっても眠れない日々が続く。
そうして　発熱・悪寒。

心が解けないまま、季節も代わっていた。

そうして、やっと本来の体に戻ったような気がする。

　

　　　　　たらちねの　心の闇を　知るものは　子を思うときの　涙なりけり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（道歌）


　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　

　（