Feel in my bones

心と身体のこと、自己啓発本についてとつぶやきを。

『王様の仕立て屋』/確定申告/ロシアと日本

2006-03-06 08:02:23 | 読書ノート
野球の日韓戦、皇太子・皇太子妃両殿下がご観戦になったが私はまあどうせ勝つだろうと思ってまじめに見ていなかった。今朝ネットを見たらスンヨプのホームランで負けている。あれまあ。次はアメリカに行ったら北中米1位のチームとやるわけだな。どこが出てくるかは知らないが。

2月末にコミックの新巻がいくつも出た。『美味しんぼ』の94巻、『日露戦争物語』の19巻、『ダブルフェイス』の9巻、『王様の仕立て屋』の9巻を購入。先週末には『小早川伸樹の恋』の5巻も買ったのでずいぶん買った感じ。それでも買わないでいるものもいくつかある。

中でも一番面白いのは『王様の仕立て屋』だ。新しいキャラクター、ベアトリーチェとサンドラが登場して話は急展開。小悪魔的なキャラクターに聖女ベアトリーチェの名前を当てると言うのはよくある考え方ともいえるが、うまい展開だ。しかしベアトリーチェでヴェネツィア出身というのはちょっとどうかな。『スーパージャンプ』誌上では話はもっと展開しているのでキャラクター的にはようやく追いついたと言う感あり。しかしベアトリーチェというキャラクターの造形はうまいなと感心する。『日露戦争物語』は現在、日清戦争で乃木大将が出てきたところだが、なんだか絵が変になってきて見づらい。江川達也の変な凝り方がマイナスの方に出てきている感じがする。『美味しんぼ』は「究極のメニュー」が完成に向かい、おそらくはそろそろ完結に持って行こうという意図だろう。まあ何十年もやってるのだからそろそろ終わりにしてもいいという感じではある。

伸ばし伸ばしにしていた確定申告を昨日の午後やり、2時間弱で完成。書類さえ揃っていれば国税局ホームページを使えばあっという間だなと思う。所得に事業所得があればこうはいかないだろうけど。一応ン万円程戻ってくることとなりホクホク。

『プーシキン全集』は6巻、日記まで読み終わり現在は書簡を読書中。日記とか書簡を読んでいると歴史をやってる気になってくる。というか、プーシキンという人は歴史意識や記録を残そうという意識がかなり強い人だなと思う。そのあたりのところは私に似ているなあと思う。私の残している記録などロシアの宮廷に出入りしていたプーシキンとは比べ物にならないが、自分の生きたこと、考えたことについて書いておきたいという意識は相当ある。こうしてウェブにあげたりハードディスクやフロッピーディスクに残っていたりするものは沢山あるが、覚書の類も実は膨大にある。全然整理もできなくて何だが。

佐藤優『国家の崩壊』読了。1999年のプーシキン生誕200年はやはりロシアでは相当盛り上がっていたらしい。ソルジェニーツィンはもともとロシア復古主義者とでもいう人物らしく、相当イメージが違った。ロシアと日本には後発資本主義国という点での共通点もあるが、メンタリティの面でも西欧と違う、共通する面がかなりあるのではないかと改めて思った。ロシアのユーラシア主義を大東亜共栄圏と何回か比較していたが、日本を考える上でロシアというのは補助線としてかなり有用であるように思う。

昨日は天気がよくて満開の梅が咲き匂っていた。早咲きの桜も開いている。いやあれは違う木かな。今日は曇り空。今日中にプーシキンを読了してしまいたいのだが。






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