Feel in my bones

心と身体のこと、自己啓発本についてとつぶやきを。

専門看護師/パワーポイント以外のプレゼンテーションソフト

2007-02-23 09:41:04 | 雑記
昨日。早朝職場に行って準備など。午前中は『体運動の構造』を読んだりなど。午後も早めに職場に行く。仕事はそうは忙しくなかったが。

昼、夜と食べ過ぎたせいか、夜になって腹が下る。最近にない本格的な反応だが、背骨を触ってからだがとても敏感になっているせいもあるだろう。そんなに苦しくはない。が、夜一度寝入った後またトイレに行ったりして、朝になった今でも完全に反応がおさまったかどうかはわからない。今日は調旨を見ながら予定をこなすことになりそうだ。

夜見た『プロフェッショナル 仕事の流儀』で専門看護師という仕事の存在を知る。クリティカルな状況にある患者のみを専門にみる看護師。それはちょっと大変すぎるんじゃないかと思ったが、逆に死と生のふちで生きようとしている人間の強さにむしろ元気をもらっているのでは、という茂木の指摘はなるほど考えてもみなかったが、それはそういうことはあるんだろうなあと思った。私も祖父がなくなったとき、なんともいえない感動があったが、生ききって亡くなった祖父の側にいることは、無限の力をもらっているような気がして、それがなんなのかよくわからなかったのだけど、それはそういうものなんだなと納得できた思いだった。

看護師が「現場にあるものは何ですか」と聞かれて「尊厳」だと答えていたが、確かにその時には「尊厳」があったと思う。やはり死と生の境目にはある種の聖なるものがあり、それを世俗的な、非宗教的な言い方でいうと「尊厳」としかいいようがないものになるのだと思う。そこで生きるということで自分の足りなさ、至らなさ、吹き出す感情などに常に向き合いながらケアを続けるというのはやはりある種、マザー・テレサのような修道尼的なものを感じさせられる。生きているものそのものと向き合い、慈しむということにこの仕事は最終的にはなっていくのだろうと思う。看護という仕事の魅力をはじめて知った気がした。世の中自分には到底出来そうもないけれどもものすごく魅力的な仕事はたくさんあるんだなと思う。

最近ジャストシステムに関心が出ている。私も以前はワープロは『一太郎』を使っていた。今考えてみるとワードに切り替えた根本的な理由が思い出せないが、仕事で要求されるファイルがワード形式になったということはやはり大きいんだろうなと思う。一太郎で作ったファイルをワードに変換することは出来るけれども、細かいところでいろいろ齟齬が出てきてしまうからそれなら最初からワードのほうがいい、と思ってワード2000を導入した、という気がする。それまで使っていた一太郎6がだいぶ古いバージョンになってしまったということもある。ただ、罫線を引いたり表を作ったりするのは感覚的に一太郎の方がずっとやりやすいし、なんと言うかこちらの感覚どおりにワードというものは動いてくれないので、あまり複雑なことをやる気がなくなってしまうという副作用があった。

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なんというか、あまり一太郎にこだわりすぎるのもどうかという気持ちがあるうちに一太郎の名前を聞かなくなり、ジャストシステムの名前も聞かなくなっていたのだが、ジャストブログとxfy Blog Editorの記事を読んでまだまだ頑張ってるんだなあと思った。プレゼンテーションにはずっとパワーポイントを使っていたが、パワーポイントは高いしバージョンアップもいやだなあと思っていたのだけど、Agree2007というプレゼンテーションソフトが存在することを知ってこれもいいかなと思った。何より価格が6300円というのがいい。まだ使うかどうかは決めていないが、(大体今打ち込んでる仕事で使うノートはいまだにWin98なのでこのソフトの対応OSに入っていないのだ)パワーポイント以外の選択肢があるというだけでもいいことだ。ジャストシステムには今後とも頑張ってもらいたいなあと思う。

Agree 2007 通常版

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3 コメント

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はじめまして、かしら。 (Noko)
2007-02-23 21:03:00
以前、「淡々としていなくもない日常。」というサイトを運営していた、Nokoです。上記サイトでは、さよと名乗っていますが。コメントするのは、初めてかもしれません。だとしたら、はじめまして。
わたしは研修医で、いま、集中治療室(ICU)に勤務しています。今日の記事に出てくる、専門看護師さんたちが働く場所です。手術後の一時的な管理目的に入ってくる人たちは、あっという間に元気になって、あっという間に一般病棟に戻っていきますが、そうでない人たちは、なかなかたいへんです。いちばんありがちなのは、基礎体力がない人たちの肺炎、でしょうか。毎日、生きるか死ぬかの人たちの前にいるのは、確かにしんどいですが、襟を正す思いになることも、しばしばあります。自分および医学の、無力さ加減に、泣きそうになることも毎日ですけれど。できることは全てやって、それでも悪くなる一方で、もう後がない、見守るしかない?なんてこともしばしばで。ほんと、元気だった頃を知っていたりすると、ものすごく辛いものがあります。反面、ご飯が食べられるようになったり、お話ができるようになったり、人工呼吸器を離脱されたりすると、ものすごく嬉しいのですけれど。
そして、どうしてでしょうね、集中治療室の看護師さんたちは、とてもとても、優しいです。患者さんに対しても、わたしたち研修医に対しても。ほとんどが意識のない患者さんなのに、それでも。それでも、なんて言うのはおかしいかもしれないけれど。
わたしにとってあまりにタイムリーな記事だったので、コメントさせていただきました。いつも楽しみに読んでいますよ。それでは、また。
Unknown (yamato2666)
2007-02-24 02:07:49
一太郎。懐かしいです。昔よく使いました。
今、アンジェラアキテレビでやってます。アンジェラアキといえばkous37さんです。
遅くなりましたが(遅くなりすぎ!?)今年もどうぞよろしくお願いします。
ここのブログは格調高く、なかなかコメントを投稿する勇気がわかないのですが、毎日読んで元気をもらっています。
明日子供の入学祝いで銀座へ行きます。
ニアミス、するのかな??
ありがとうございます (kous37)
2007-02-24 13:12:52
コメントありがとうございます。最近スパムが多いので承認形式にさせていただいていますが、ご寛恕ください。

>Nokoさん
おおー!お懐かしい。お元気でしたか。ICUで研修医をなさっているのですか。それはまたハードでしょうね。
最近医療も「合理化」が進み、何というかどの病院に行ってもぎすぎすした感じが多くなってきていて嫌な感じだなあと思っていたのですが、一昨日の番組はよかったと思いますし、専門看護師さんたちの仕事ぶりを見ているとやはり日本の医療は捨てたもんじゃない(失礼な言い方ですが)と思いました。
いろいろ大変なことも多いかと思いますが、どうぞ命を見つめられるお医者さんになっていただきたいなあと思います。死なない人間はいませんし、であれば命って何だろう、と。
いつも読んでいただいているそうで、ありがとうございます。どうぞ今後ともよろしく。

>yamato2666さん
こんにちは。いつもありがとうございます。たいした格調でもありませんので、どうぞご遠慮なくお書き込みください。
お子さんの入学祝ですか。いいですね。
おめでとうございます!^^

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