Feel in my bones

心と身体のこと、自己啓発本についてとつぶやきを。

東証で誤発注14,000件/光事件弁護人に「出頭在廷命令」

2006-03-18 09:16:24 | 時事・国内
昨日はよく晴れていた。ダイアルアップの調子が悪く、全然接続できないうちにアメリカが負けていたのには驚いた。基本的には午前も午後も原稿書き。というか原稿直しを続ける。勢いと美しさと表現の細やかさと。文章を書くことは難しいが楽しい。

午後遅くから仕事。前半が忙しく、後半は比較的閑。ゆっくり一人一人に対応できるのもそれもまたよし。

今朝はいい天気だが少し寒い。しかし、春の寒さだ。

***

朝FMでニュースを聞いていると、昨年の東京証券取引所の証券会社の発注の内、14,000件が誤発注だったという。この数には思わず「何じゃそりゃ」と言ってしまう。数百億の損失を出すミスも表に出ないミスもミスと言う点では同じだし、小さなミスも巨大な損失につながる可能性は常にあったわけだから、ある意味いつも崖っぷちを歩いているようなものだと言うことになる。東証のシステムもそれを防ぐ方向に改善されるとはいうけれど、人間のやることだから常にリスクは伴うのだろうなあと思う。その防止は一人一人の自覚に求めるのは当然ながら、フェイルセイフの体制もある程度は必要だろう。システム全体が壊れると大変なことになる。

最高裁で争っている山口県光市の殺人事件で、弁護士が出廷しないと言うわけのわからない戦術を取っていたが、最高裁は弁護人に対して次回公判での「出頭在廷命令」を出したと言う。そういう制度があると言うことは初めて知ったが、妙な引き伸ばし戦術を防ぐと言う意味では有効だろう。弁護士が被告人の利益のために働くのは当然だが、そのことが社会正義を歪めることにつながるのは望ましくないだろう。二律背反で難しいところだとは思うが、その両者が両立する点を良心的に探すことも、弁護士という仕事の職業倫理であってほしいと思う。




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