.@takanoryu だからユダヤ教徒の側からは親アラブ・反ユダヤの国家とみなされ、イスラム教徒の側からはシオニスト・反イスラムの国だとみなされてるのだそうな。ライシテ(世俗主義)ってそういうものなんだよね。
「今のフランスで、新聞の風刺画やテレビの風刺人形劇に与えられる特別の地位、一種治外法権的な特権は、上で説明したフランスの涜神の伝統ともまた違い、典型的には王を風刺する道化という形でみられるような、ヨーロッパ文化の重要な伝統の一部ではなかろうか。」そういう伝統にも則ってるわけね。
まあ日本のマンガというのもそうなんだけどねもともと。でも小林よしのりがクラウン(道化)のつもりで「ゴーマニズム宣言」をやってたら知識人が囃し立ててどんどん権威化してしまい、本人も戸惑ったようなことを以前書いてたな。
で、カリスマを自ら名乗るようになったと。(笑)むしろ時代状況を引っ張る立場を選択した、というのは前代未聞かもなあと思う。個人のクラウンがこれだけ巨大化してしまった状況って、他にあるんだろうか。
HA HA ! イスラムも茶化してこその「発言の自由」ですね! おっとユダヤ教は「ヘイト」になります。 どっかの国と状況がよう似とるわい。 pic.twitter.com/uxEvaEKgxY
「そこでは内務大臣が機関銃を持ったテロリストとなり、大統領が詐欺師となり、瀕死のローマ法王がゾンビとなって人々が笑う。しかし笑わせるはずの人が、いつのまに、しかめつらをした裁判官の前に引き出される、そんな時代がまたやってきた…そんな流れを多くの人が感じているはずである。」うーん。
@takanoryu いやあ、彼らの無神論的な信念って、めっちゃ強いよ。結局デカルト主義なんだと思うよ。「われ思う故に我あり」で、神は要らんと。だからフランス現代哲学はつまらん、という説もあるのかもね。
まあつまり、これはフランス世俗主義と宗教側、特にイスラムとの全面戦争の開始と言っていいんじゃないのかな。仁義なき戦い。不毛な百年戦争、みたいな感じだ。
.@takanoryu だから「自分」とか「理性」とかが信ずべきものなんだってば。(笑)ロベスピエールは理性を崇拝する宗教(矛盾しとる)を作ろうとして挫折したけど、ある意味その精神は脈々と生きてる、とも言える。
「単に優等生的な表現の自由でなく、悪ふざけする自由、ガルガンチュアの笑いの権利が問題である」・・・うわあ・・・もうフランスの「歴史を賭けた戦い」なんだよな…
@takanoryu フランスはグローバリズムに対抗してるから。(笑)
「フランスのジャーナリストたちが最も恐れるのは、まさに、これを機会に 宗教的権威そして、アメリカやイスラム世界各国のような宗教の道徳的価値を重要視する国々の暗黙の神聖同盟によって、今回の事件がそのような合意にむけて回収されていくことである」・・・まあ何つうか、そういう(続
「無謀な戦い」を挑むところにフランスの「世界史的な存在価値」なのかもしれないという気がするよね。
「こうした危機意識から発するリアクションの最も先鋭なものが、2月7日なって12の諷刺画掲載を決めたシャルリー・エブドである。デンマークが旗を捨てようが、欧州やフランスのどの同業者が旗を捨てようが、たとえ一人でも自分たちが旗を引き取るというものである、その旗にくっついた絵が(続
褒められるものでなくても、そのまずい旗によって副次的な被害がでようとも、この新聞は気にしない。編集長のフィリップ・ヴァルは、「民主主義の維持のためには人を不快にすることが必要だ」という信念をはっきりと披露している」2006年のブログ。 d.hatena.ne.jp/fenestrae/2006…
非常に予言めいた感じのブログ記事だった…このブログ主の今日の記事はこれ。 d.hatena.ne.jp/fenestrae/2015… A ceux qui combattent pour la liberte' 「自由のために戦った人々に」
これに比べるとワシントンポストのこのマンガなんかは情緒的に過ぎてフランス人の知的葛藤の過酷さを全然理解してない、と彼らは思うだろうな。 washingtonpost.com/news/volokh-co…
【シャルリー・エブド】パリで襲撃された新聞はどんなことを報じていたのか huff.to/1xHlNhK シャルリ・エブドの前名は「HARAKIRI」で、1970年代に発禁になったのだそうな。日本も相当風刺の対象にされてたんだろうな。どういうオチなんだか。
シャルリ・エブドの公式ページ。7ヶ国語で「私はシャルリだ!」と書いている。日本語がないのはともかく、英語がないのがフランスらしい。 charliehebdo.fr/index.html
Charlie はやはり英語で言えばチャーリーという意味の人名だろうな。ということは、シャルリ・エブドとは「週刊チャーリー」みたいな人を食った題名なんだろう。前名は「ハラキリ」だし。まあこういうセンスが「ラブレー的」なんだろうな。
豪い勢いでRTやらFAVやらされていたけど、一段落した感じ。