11月8日と9日の二日間にわたりモッテノホカを採取しました。孝の郷の食用菊は紫色のモッテノホカである。ショート利用者と共に採取していたら「館長さん、なしてモッテノホカというんだい?」と聞かれました。「さる藩のお殿様が秋のある日外出した折、農家で提供された食用菊を食したそうです。余りの美味しさに『農民がこの様な美味い物を食しているとはモッテノホカである』と言ったことからモッテノホカと言われるようになったとか」。「また、ある説では、菊は天皇家の家紋であることから菊を食するのはモッテノホカであるといっています」と説明すると「どっちも本当らしく聞こえるない」とおっしゃられた。
共同室に戻って花ビラの萼取り作業に参加する利用者が加わりテーブルは大賑わいであった。「これは香り良いでない」と言えば一方で「歯触り良いいでない」「三倍酢で食べさしてくれんだべか?」「お浸しも美味いよ」「モッテノホカはヤッパリ酢のものだべ」と話題に事欠かないのであった。夕食に提供されたモッテノホカは三倍酢であったとか。翌朝、小生の顔を見るなり「モッテノホカ美味かったよ。また採んだべー」と次の催促であった。昔から食されて来たこの地方で採れる食材は高齢者に人気である。
共同室に戻って花ビラの萼取り作業に参加する利用者が加わりテーブルは大賑わいであった。「これは香り良いでない」と言えば一方で「歯触り良いいでない」「三倍酢で食べさしてくれんだべか?」「お浸しも美味いよ」「モッテノホカはヤッパリ酢のものだべ」と話題に事欠かないのであった。夕食に提供されたモッテノホカは三倍酢であったとか。翌朝、小生の顔を見るなり「モッテノホカ美味かったよ。また採んだべー」と次の催促であった。昔から食されて来たこの地方で採れる食材は高齢者に人気である。