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令和3年版防衛白書で台湾の重要性を明記、日本は緊迫化・戦乱化する世界に対応出来る自主防衛力を!!

2021-05-16 00:00:00 | 防衛
5月15日は週末というのに、朝のニュースから新型コロナウイルス関連と、イスラエルとハマスとの戦闘のニュースです。

それだけ、新型コロナウイルスの感染対策と共に、安全保障環境が厳しさを増している、多くの脅威が、即、身の危険になるという現実が、私達を直撃しているのです!!

皆様の明日を、未来を確実にする為にも、ますはこの事実を受け入れて下さい!!

5月15日04時53分にロイターが「イスラエルがガザへ地上攻撃、ヨルダン川西岸でも衝突 死者計130人超」の題で次のように凄惨な現実を伝えました。

『[ガザ/エルサレム 14日 ロイター] - イスラエルは14日、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザに対し、地上攻撃を開始した。ハマスによるロケット攻撃を阻止するため、地下トンネル網などを標的に大規模な砲撃と空爆を行った。

ガザの保健当局によると、夜明け前の40分間の攻撃で少なくとも13人のパレスチナ人が死亡。家屋のがれきの中からは子ども3人の遺体も見つかった。

イスラエル軍当局は、航空機160機に加え、ガザ地区外から戦車や大砲で攻撃したと発表。ガザから発射されたロケット弾はこれまでに2000発を超えるとした。

こうした中、イスラエルが占領するヨルダン川西岸では、パレスチナ人がイスラエル部隊と衝突し、パレスチナ人11人が死亡した。

ガザでは戦闘が始まった10日以降、子ども31人、女性20人を含む少なくとも126人が死亡。負傷者は950人。イスラエルでは子ども2人を含む8人が死亡した。

フランスのマクロン大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、平和への復帰を求めた。米ホワイトハウスは、イスラエルとパレスチナによる対立の緩和とガザ地区の恒久的な平和に向け尽力していると改めて表明。またイスラエルには自衛権があると確認した。』

5月15日は、イスラエルの独立記念日。
その日にも凄惨な戦闘が続く事は、ハマスにとっては、パレスチナ側にとっては、「イスラエルなどを認めない」意思そのものになるのです。
逆に言えば、イスラエルにとっては、独立記念日での戦闘など、独立を脅かす勢力の攻撃などは何が何でも許さない、即、軍事行動あるのみだ、となる訳です。
これが、世界の厳しい現実なのです!!

そのような中、防衛省が編集し日本政府が発表する防衛白書にも大きな変化が観られます。令和3年版防衛白書で「台湾の重要性」が明記される事になりました。

5月13日23時04分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「「台湾の安定重要」初明記 防衛白書素案「中国は安保上懸念」」の題で「北とミサイル」の特集項目にて、次のように伝えました。

『令和3年版防衛白書の素案が13日、判明した。中国軍が台湾周辺で軍事活動を活発化させている現状を踏まえ、「台湾情勢の安定は日本の安全保障や国際社会の安定にとって重要」と初めて明記した。対立が深まる米中関係に関する項目を新設し「政治・経済・軍事にわたる競争が一層顕在化」していると指摘。中国について安全保障上の強い懸念を示した。7月中に閣議で報告される見通しだ。

 先月の日米首脳会談後の共同声明で52年ぶりに「台湾」の記述が盛り込まれたことを受け、3年版防衛白書でも台湾情勢の安定が日本の安全保障に直結すると強調した。「中台の軍事バランスが中国側に有利な方向に変化」しているとの認識を示し、米国による台湾への武器売却など今後の動向を注視していくとした。

 また、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で「力を背景とした一方的な現状変更の試みを執拗(しつよう)に継続」しているとして強い懸念を表明。尖閣諸島周辺の日本の領海で中国海警局船が独自の主張をする活動は「そもそも国際法違反」と非難した。

 北朝鮮については、3月に発射した弾道ミサイルを「新型」と認定。通常の弾道ミサイルよりも低空を変則的な軌道で飛ぶミサイルの開発などを進めており、「ミサイル防衛網の突破を企図」していると指摘した。北朝鮮はミサイル攻撃の手段を複雑化・多様化させており、日本の迎撃態勢への新たな課題となっている。』

同日発行のzakzak by 夕刊フジにも、日本政府の方針を肯定する内容の記事が掲載されています。

これらについて、自民党参議院議員の佐藤正久氏は、5月14日、自身のツイッターで次のように述べています。

『【中国の反発は織り込み済み、痛い所を書かれる行為を行っているのは中国自身、反発は効いている証左でもある→中国外務省 日本の防衛白書の素案に強く反発「内政干渉」 | 自衛隊 】』

また、自民党参議院議員の山田宏氏は、同日、自身のツイッターで次のように述べています。
『これまで「台湾」については「中国」の項目の中での扱いだったが、今回新項目の「米中関係」の中に移しての記載に意味がある。今後はさらに「台湾(情勢)」として独立した項目とすべき。』

正に、正にその通りです!!


令和3年版防衛白書で台湾の重要性を明記、日本は緊迫化・戦乱化する世界に対応出来る自主防衛力を!!



5月14日発行の夕刊フジ記事の目玉
出典:zakzak ツイッター


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