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気象変化に対応する新たな産業や農林水産業の育成を!!

2024-06-21 00:00:00 | 防衛
梅雨の季節を迎え、貴方も貴女も日々、蒸し暑い中でお仕事や様々な作業を為されているかと存じます。


本当に、お疲れ様です!!
筆者の住む東北の山形でも、6月に入り梅雨入り前から真夏のような気候になってしまいました。


既に本ブログでも何度も取り上げていますが、日本や世界の気象変化は、世界情勢同様に、激動の渦中にあります。


今年もロシアや中国でも大雨や大規模洪水等の被害が各地で起きているようです。


そのような中、気象変化に対応する新たな産業や農林水産業の育成をする事も大切ですよね!!




その一例として、6月17日21時37分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「小笠原で国産コーヒー豆栽培 戦前からの種活用「古くからのもの新しい人へ」野瀬農園」の題で国産コーヒー等の生産に奮闘する姿を次のように伝えました。


『(前略)


東京都心から1千キロほど南にある小笠原諸島では国内では珍しいコーヒー豆の栽培が行われている。本土とは違う亜熱帯気候を生かし、明治時代に苗木が持ち込まれてから栽培が始まった。戦争によって20年以上も一般人が立ち入れない時期もあり、一度は栽培が途絶えたが、返還後に島民らが復活させ、島外にも苗木を販売するなど国産コーヒー豆の普及に貢献している。




(中略)


「私しかできないことを」
父島で生まれ育った4代目の野瀬昭雄さん(90)は戦前、他の農作物の傍ら、家の庭でコーヒー豆が栽培されるのを見ていたという。本土復帰5年後に単身で島へ戻ると、疎開前と同じ場所にこぼれた種から発芽したものを発見。昭雄さんは「大事にしなくては」と再び栽培しようと考えた。





(中略)


現在、主に農園の運営を行う娘のもとみさん(55)は本土で生まれ育ち、都心の大手企業に勤務していたが、30歳のときに「私しかできないことをやってみたい」と退職して父島に移住した。


父とともにコーヒー豆の栽培を始めたが、当初は知識も経験もなく手探り状態。日本での栽培に関する資料は乏しく、インターネット上の海外サイトを、翻訳サイトを使いながら独学で調べたという。実践を繰り返して少しずつ作り方が定まっていき、数本だった木を最大1300本ほどにまで増やしていった。



(中略)


現在は、コーヒー豆だけで約800本、年に100キロほどが採れる。その他に温暖な気候と週に1度しかない船での輸送に耐えられる作物としてバニラビーンズなどのコーヒーに入れるスパイスの栽培も行っている。


野瀬農園のコーヒーはさっぱりした味わいが特徴といい、苦みが少なく、コーヒーが苦手な人でも飲むことができるといわれる。限られた人手で農園を運営していることもあり、コーヒー豆は主に年間300人ほどのツアー参加者に提供しているという。
(以下略)』


コーヒー栽培は宮城県の北部にある栗原市でもハウス栽培という形で行われています。
国産を見直す動きはバナナやマンゴー等にも見られ、例えば筆者の地元山形県にては、北部の戸沢村で、温泉熱を利用したバナナの栽培がハウス栽培という形で行われている程です。


マンゴーも九州等の農家の方々のご努力で流通する漁の3分の1強が国産品です。


東北地方が九州レベルの水害に見舞われかねない、とすら言われる現在、気象変化を嘆くだけではなく、新たなる産業や農林水産業の育成を進めるべきでしょう!!




気象変化に対応する新たな産業や農林水産業の育成を!!






小笠原諸島の父島でコーヒー等を栽培する野瀬農園の看板画像
出典:同農園FB




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