JAXAが打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」が無事に小惑星リュウグウに接近中です。
6月23日19時27分に産経ニュースが「はやぶさ2、小惑星まで30キロ JAXA責任者「慎重に」「しっかりやる」」の題で次のように伝えました。
『小惑星「リュウグウ」到着が27日ごろに迫った探査機「はやぶさ2」を統括する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の津田雄一プロジェクトマネージャが23日、運用拠点があるJAXA相模原キャンパス(相模原市)で会見し、「気持ちが引き締まった状態。とにかく到着まで慎重にやらないといけない」と思いを語った。
はやぶさ2は同日、リュウグウまで30キロあまりに迫り、秒速約11センチで接近を続けた。津田氏は残りわずかとなった往路について「順調だったのは結果であり、チームは非常に強い緊張感を持ってきた。やってきたことで結構、ヘトヘトになった。メンバーが運用の先を読む行動をたくさんして、それらがうまい方向に働いた」と振り返った。
搭載カメラの撮影でリュウグウの詳細な姿が見えてきた。津田氏は「めちゃくちゃ驚いた。ピラミッドを2つ組み合わせたような、あるいは(鉱物の)蛍石の形で、きれいだなと思った」と印象を表現。近づくにつれて表面の様子も詳しく分かるようになっており「クレーターや岩がたくさん見え、どんどん表情が変わるので毎日データを見てわくわくしている」とした。
はやぶさ2はリュウグウに着地し、物質を採取して地球に持ち帰る。着地しやすい赤道付近には高い山が連なり、大きなクレーターも見えることから「着地点について、いろいろ考えないといけない」と課題も示した。
到着に向け24日以降、残り3回のエンジン噴射を予定している。「既にリュウグウの重力圏に入っている。到着するためにはスピードが速すぎても、遅すぎても駄目。しっかりやることだ」と気を引き締めた。
相模原キャンパスでは23日、翌朝に行う軌道修正のためのエンジン噴射に備え、チームがリュウグウの位置や機体の軌道の算出などの作業に追われた。リュウグウの位置測定を担当する京都大の黒田大介特定助教は「プレッシャーと戦っているが、最新のデータが見られる楽しみもある」と話した。』
そして、着陸への軌道修正に成功しました!!
6月24日12時59分に同メディアが「小惑星探査機はやぶさ2、軌道修正に成功 拍手に湧く管制室、27日にも到着」の題で次のように伝えました。
『小惑星「リュウグウ」到着が迫った探査機「はやぶさ2」の軌道を修正する作業が24日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパス(相模原市)で報道陣に公開された。到着に向けた重要なステップで、チームメンバーが作業の成功を確認すると、管制室は喜びに包まれた。
はやぶさ2はエンジンを逆噴射して減速させ、軌道を段階的に修正しながらリュウグウに接近している。この日の軌道修正を無事に終えたことで、早ければ27日に到着する見通しとなった。
管制室では24日早朝、地球から約32億キロ離れた機体に軌道修正を指示する電波を送信した。午前9時半過ぎに2回、エンジンを噴射。画面に表示される速度のグラフをメンバーが固唾をのんで見守る中、機体から結果が送信され、同10時ごろに「成功と判断します」とのアナウンスが流れると、拍手が湧き起こった。
機体は秒速約8センチに減速し、リュウグウまで約38キロに迫った。吉川真ミッションマネージャは「非常に重要な作業に成功したが、到着までは気が抜けない」と話した。残り2回の軌道修正で速度をゼロにして、リュウグウの上空20キロに到着する。』
JAXAが打ち上げた「はやぶさ2」が無事に小惑星リュウグウに到着しサンプルを持ち帰ることを祈る!!
「はやぶさ」の偉業に続け!!
頑張れ、はやぶさ2!!
JAXAが打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」のWEB冒頭の画像
出典:JAXA HP
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6月23日19時27分に産経ニュースが「はやぶさ2、小惑星まで30キロ JAXA責任者「慎重に」「しっかりやる」」の題で次のように伝えました。
『小惑星「リュウグウ」到着が27日ごろに迫った探査機「はやぶさ2」を統括する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の津田雄一プロジェクトマネージャが23日、運用拠点があるJAXA相模原キャンパス(相模原市)で会見し、「気持ちが引き締まった状態。とにかく到着まで慎重にやらないといけない」と思いを語った。
はやぶさ2は同日、リュウグウまで30キロあまりに迫り、秒速約11センチで接近を続けた。津田氏は残りわずかとなった往路について「順調だったのは結果であり、チームは非常に強い緊張感を持ってきた。やってきたことで結構、ヘトヘトになった。メンバーが運用の先を読む行動をたくさんして、それらがうまい方向に働いた」と振り返った。
搭載カメラの撮影でリュウグウの詳細な姿が見えてきた。津田氏は「めちゃくちゃ驚いた。ピラミッドを2つ組み合わせたような、あるいは(鉱物の)蛍石の形で、きれいだなと思った」と印象を表現。近づくにつれて表面の様子も詳しく分かるようになっており「クレーターや岩がたくさん見え、どんどん表情が変わるので毎日データを見てわくわくしている」とした。
はやぶさ2はリュウグウに着地し、物質を採取して地球に持ち帰る。着地しやすい赤道付近には高い山が連なり、大きなクレーターも見えることから「着地点について、いろいろ考えないといけない」と課題も示した。
到着に向け24日以降、残り3回のエンジン噴射を予定している。「既にリュウグウの重力圏に入っている。到着するためにはスピードが速すぎても、遅すぎても駄目。しっかりやることだ」と気を引き締めた。
相模原キャンパスでは23日、翌朝に行う軌道修正のためのエンジン噴射に備え、チームがリュウグウの位置や機体の軌道の算出などの作業に追われた。リュウグウの位置測定を担当する京都大の黒田大介特定助教は「プレッシャーと戦っているが、最新のデータが見られる楽しみもある」と話した。』
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6月24日12時59分に同メディアが「小惑星探査機はやぶさ2、軌道修正に成功 拍手に湧く管制室、27日にも到着」の題で次のように伝えました。
『小惑星「リュウグウ」到着が迫った探査機「はやぶさ2」の軌道を修正する作業が24日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパス(相模原市)で報道陣に公開された。到着に向けた重要なステップで、チームメンバーが作業の成功を確認すると、管制室は喜びに包まれた。
はやぶさ2はエンジンを逆噴射して減速させ、軌道を段階的に修正しながらリュウグウに接近している。この日の軌道修正を無事に終えたことで、早ければ27日に到着する見通しとなった。
管制室では24日早朝、地球から約32億キロ離れた機体に軌道修正を指示する電波を送信した。午前9時半過ぎに2回、エンジンを噴射。画面に表示される速度のグラフをメンバーが固唾をのんで見守る中、機体から結果が送信され、同10時ごろに「成功と判断します」とのアナウンスが流れると、拍手が湧き起こった。
機体は秒速約8センチに減速し、リュウグウまで約38キロに迫った。吉川真ミッションマネージャは「非常に重要な作業に成功したが、到着までは気が抜けない」と話した。残り2回の軌道修正で速度をゼロにして、リュウグウの上空20キロに到着する。』
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出典:JAXA HP
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