新生日本情報局

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あなたも覚醒!!ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性47 対応力

2022-10-22 00:00:00 | 防衛
対応力、と見聞して、貴方や貴女は、何を思い浮かべますか??

仕事や休暇で、突然の交通渋滞や通信速度低下での対応。
様々なクレーム対応。
新規の顧客とか、初めてお会いする方々等への対応。
家族や親戚らの突然の体調不良への対応。
提出や出願期限が迫った書類や返答への対応。

等々、世の中、日常生活でも、忙しい中でも的確な対応力が求められていますよね。

ですから、激動の今現在、更なる対応力が必要なのです!!


10月18日17時05分にロイターが「北朝鮮情勢を勘案すれば、核攻撃想定した対策講じる必要ある=官房長官」の題で次のように伝えました。

『[東京 18日 ロイター] - 松野博一官房長官は18日午後の会見で、北朝鮮情勢などを受け核攻撃なども想定した対策を講じていく必要があるとの見解を示した。その上で諸外国への調査を踏まえて必要な機能や課題の検討を進めていると述べた。

防衛力増強に対する国民の理解を深めるには、シェルターの建設などを進める必要があるのではないかとの質問に対し、松野官房長官は「武力攻撃を想定した避難施設の確保に関しては、弾道ミサイル攻撃による爆風等からの直接被害を軽減するための堅牢な建築物など緊急一時避難施設の指定促進に集中的に取り組んでいるところだ」と述べた。

その上で「核攻撃などのより過酷な攻撃を想定した施設についても、北朝鮮等の情勢を鑑みれば、現実的に対策を講じていく必要があるとの問題意識を持っている」と指摘。「諸外国の調査を行うなど必要な機能や課題について、検討を進めている」と説明した。

また、新たな国家安全保障戦略の策定に当たって、避難施設の確保を含む国民保護のあり方について合わせて議論していくとした。

国民保護を推進していくためには「国民の理解と協力が不可欠であり、しっかりと取り組みを進めていく」と語った。』

成る程、ようやくですが核攻撃に対処する国民保護政策が進んでいるわけですか。
広島と長崎に核攻撃を受けて、終戦から77年。
核に関しては、過去、感情論に走りあまりにも遅すぎたとは思いますが、このような我が国の動きは歓迎すべきであり、我が国日本や我が国民の対応力と対処に期待をしています。


一方、ロシアのウクライナ侵攻という侵略で、10月8日のクリミア大橋爆破「事件」で、新たなる報道です。

10月17日15時13分にFNNプライムオンラインが「クリミア大橋爆破にロシア国内の少数民族抵抗派が関与?ウクライナ情報部と抵抗派が結託したか」の題で「木村太郎のNon Fake News」の連載・特集項目にて、次のように分析論評しました。

『橋を爆破したのは誰なのか?
プーチン大統領を激怒させたというケルチ橋(クリミア大橋)の爆破事件には、ロシア国内の少数民族の抵抗派が関わっていた可能性が出てきた。

この事件についてはロシア連邦保安庁(FSB)は「ウクライナ情報局が計画、主導したテロ攻撃」と断定、プーチン大統領はそれを口実にウクライナの民間施設に報復攻撃を加えた。

この主張には必ずしも根拠がないわけではない。橋が爆破された当日8日のニューヨーク・タイムズ紙電子版に掲載されたキーウ駐在のマイケル・シュビルツ、アンドリュー E・クレイマー両特派員発の記事にこういう記述があったからだ。


「ウクライナの高官の一人は、攻撃の背後にウクライナの存在があるというロシア側の報道を裏付けた。この高官は、政府が爆発について話すことを禁止しているため匿名を条件に、ウクライナの情報機関が橋を渡るトラックに積み込まれた爆弾が爆発するように画策したと付け加えた」

ニューヨーク・タイムズ紙の信憑性の高さを信じて事件の背景をそう考えてみたが、それでも疑問に残ったのが、はたしてウクライナの情報部員が「自爆攻撃」をしたのかということだった。

トラックは橋を走行中に大爆発を起こし「自爆攻撃」いう見方が有力だったが、ウクライナ人の宗教はロシア正教を中心にキリスト教徒が90%余を占めている。軍事作戦とはいえキリスト教が禁止している「自殺行為」を許容するとは思えなかったからだ。



爆発トラック運転手はロシアの少数民族か
その疑問は12日のFSBの発表で半ば解けたように思えた。

発表では、爆発したトラックを運転したのはロシア市民で1971年生まれのマヒール・ユスボフ( Makhir Yusubov)という人物だったとされた。

そこで「Yusubov」という苗字をネットで調べるとこうあった。

「Yusubovという苗字はアラビア人の名前。Yusufとはジョセフをアラビア語で言ったもの。-ovという接尾語は"-の息子”を意味する」

またこういう解説もあった。

「元ソ連のチェチェン、タタールとウズベクに多い苗字」

チェチェンではソ連時代にイスラム教徒を中心とする住民が独立を宣言して二度の内戦となり、10万人以上の市民が殺害されて今でもロシアに対する遺恨が残っているとされる。

またタタール人の歴史も虐げられた出来事で綴られ、ソ連が崩壊した際にもタタールスタン共和国を独立させようとしたがロシアの圧力でロシア連邦に組み入れられてしまった。


プーチン政権下で虐げられる少数民族
さらにプーチン政権はタタールスタンのロシア化を進め、基本的な権利を10年間でロシア連邦に移譲する合意を成立させた。税制上の特典の廃止や天然資源もタタールスタンの人民の所有ではなくり、2017までに共和国の独立は有名無実になってしまった。(ウクライナのネット情報誌「バベル」より)

英国の週刊誌「ザ・スペクテーター」電子版10日の記事によれば、トラックを運転していたユスボフというアラブ名の人物は、そのタタールスタン共和国のカザンの出身だという。

そこで考えたのが、ウクライナの情報機関がこうしたロシア国内の少数民族の抵抗派と結託したというシナリオだ。

FSBの発表では、爆発物は工業用プラスチックシートを筒状に巻いた中に隠され、22巻重量25トンがウクライナのオデーサからまずブルガリアへ輸出された後グルジアとアルメニアを経由してロシアへ正式な貿易ルートで運ばれたとされる。相当な組織力がないと実行できなかったと考えられ、ウクライナ情報当局の「組織力」がイスラム教徒の「ジハード(聖戦)」の思想と結びついたと推測できるが今のところは憶測の域を出ない。

いずれ真相が明らかになるだろうが、そうなったらなったでプーチン大統領の報復がロシア国内の少数民族に及ぶようなことにもなりかねないのが心配だ。
(以下略)』


この記事も実に興味深いですね。
筆者はロシア軍の自作自演の可能性もある、と分析していますが、ウクライナの情報機関が虐げられてきたロシアの少数民族への不満を利用して結託、ケルチ橋(クリミア大橋)の爆破事件を引き起こした、という説にも説得力がありますね。

やはり、少数民族問題でも、喩えるならばイラクの復興支援での日本政府や自衛隊の対応力が高く評価されたように、柔軟で高い対応力が求められるのです。

逆に申し上げるならば、ロシアのやり方は、ウクライナ侵攻にせよ、少数民族への政策にせよ、正に反面教師そのものなのです!!


あなたも覚醒!!
ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性47 対応力

ロシアのやり方は、ウクライナ侵攻にせよ、少数民族への政策にせよ、正に反面教師そのものなのです!!



ウクライナ政府がロシア軍将校ら向けに設立した降伏ホットラインの機関エンブレム
出典:Michael MacKay氏ツイッター


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