5月下旬の日米首脳会談に続いて米英首脳会談を行った米国のトランプ大統領。
既に6月に辞任する意向を示している英国のメイ首相にとっては、首相として最後の大々的な外交日程となるのでしょう。
EU離脱問題で散々苦労を重ねたメイ首相、お疲れ様でした!!
さて、このようなタイミングで英国を訪問したトランプ大統領は、一体何を考えているのでしょうか??
6月5日01時49分にロイターが「米英首脳が会談、トランプ氏「素晴らしい」貿易協定に意欲」の題で次のように伝えました。
『[ロンドン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、訪問先のロンドンでメイ英首相と会談した。会談後の共同記者会見で、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)後に、米英は「素晴らしい」貿易協定の締結に取り組むと意欲を示した。
また、世代通信規格「5G」通信網構築における中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の役割を巡る両国の見解のずれ解消に努めると述べた。
トランプ大統領はブレグジットに関し、「英国は離脱すべき」と主張。「英国がEU離脱に向けた準備を整える中、米国は米英間の素晴らしい通商合意の実現にコミットする」と語った。
また、メイ首相辞任の引き金となったEUとのブレグジット交渉については「メイ氏の功績は十分に評価されていない。より認められるべきだと思う」とし、メイ首相を擁護した。
首脳会談では、英国が5G通信網構築でファーウェイ製機器を採用する方針を示していることについても協議が行われた。トランプ大統領は「見解の違いを解消することは可能」とし、意見のすり合わせに取り組む姿勢を鮮明にした。
7日に与党・保守党の党首を辞任するメイ首相の後任候補についてもコメントした。「合意なくても」10月31日にEUを離脱すべきと主張するボリス・ジョンソン前外相については「知り合いで、長らく彼のことを気に入っている。素晴らしい仕事をするだろう」と述べた。「合意なき離脱」に警鐘を鳴らすジェレミー・ハント外相についても「良い仕事をするだろう」と述べた。
一方、トランプ大統領の国賓としての訪英に抗議した野党・労働党のジェレミー・コービン党首については「会ったことも話したこともない」とし、コービン氏を「負の勢力」と呼び、会談しないと述べた。』
実に、露骨過ぎる程のメイ首相と与党の保守党への「肩入れ」ですね!!
英国を巡っては、EU露脱交渉や離脱の議会承認が滞った中で、日本がTPPへの英国加入を「歓迎」する姿勢を示しています。
米国も遅れを取る訳にもいかず、新たなる2国間の貿易協定の締結に動き出している訳です。
つまり、5月下旬の日米首脳会談と同じく、米英首脳会談も内容は大筋で一致しているのです!!
これらの米国の姿勢は、見方を変えれば、米中やNAFTA間、EUとの間でも「貿易戦争」を継続中のトランプ大統領にとって、安定した関係を日米、米英間で結びたいという深い思惑や戦略が見え隠れしています。
5月下旬の日米首脳会談に続いて米英首脳会談、英国のメイ首相の辞任の花道の派手で内容の濃い会談!!
6月4日、英国を訪問したトランプ大統領(左)が米英首脳会談後、英国のメイ首相(右)と共に共同記者会見を行う様子
出典:英国の首相公式ツイッター
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EU離脱問題で散々苦労を重ねたメイ首相、お疲れ様でした!!
さて、このようなタイミングで英国を訪問したトランプ大統領は、一体何を考えているのでしょうか??
6月5日01時49分にロイターが「米英首脳が会談、トランプ氏「素晴らしい」貿易協定に意欲」の題で次のように伝えました。
『[ロンドン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、訪問先のロンドンでメイ英首相と会談した。会談後の共同記者会見で、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)後に、米英は「素晴らしい」貿易協定の締結に取り組むと意欲を示した。
また、世代通信規格「5G」通信網構築における中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の役割を巡る両国の見解のずれ解消に努めると述べた。
トランプ大統領はブレグジットに関し、「英国は離脱すべき」と主張。「英国がEU離脱に向けた準備を整える中、米国は米英間の素晴らしい通商合意の実現にコミットする」と語った。
また、メイ首相辞任の引き金となったEUとのブレグジット交渉については「メイ氏の功績は十分に評価されていない。より認められるべきだと思う」とし、メイ首相を擁護した。
首脳会談では、英国が5G通信網構築でファーウェイ製機器を採用する方針を示していることについても協議が行われた。トランプ大統領は「見解の違いを解消することは可能」とし、意見のすり合わせに取り組む姿勢を鮮明にした。
7日に与党・保守党の党首を辞任するメイ首相の後任候補についてもコメントした。「合意なくても」10月31日にEUを離脱すべきと主張するボリス・ジョンソン前外相については「知り合いで、長らく彼のことを気に入っている。素晴らしい仕事をするだろう」と述べた。「合意なき離脱」に警鐘を鳴らすジェレミー・ハント外相についても「良い仕事をするだろう」と述べた。
一方、トランプ大統領の国賓としての訪英に抗議した野党・労働党のジェレミー・コービン党首については「会ったことも話したこともない」とし、コービン氏を「負の勢力」と呼び、会談しないと述べた。』
実に、露骨過ぎる程のメイ首相と与党の保守党への「肩入れ」ですね!!
英国を巡っては、EU露脱交渉や離脱の議会承認が滞った中で、日本がTPPへの英国加入を「歓迎」する姿勢を示しています。
米国も遅れを取る訳にもいかず、新たなる2国間の貿易協定の締結に動き出している訳です。
つまり、5月下旬の日米首脳会談と同じく、米英首脳会談も内容は大筋で一致しているのです!!
これらの米国の姿勢は、見方を変えれば、米中やNAFTA間、EUとの間でも「貿易戦争」を継続中のトランプ大統領にとって、安定した関係を日米、米英間で結びたいという深い思惑や戦略が見え隠れしています。
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6月4日、英国を訪問したトランプ大統領(左)が米英首脳会談後、英国のメイ首相(右)と共に共同記者会見を行う様子
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