8月11日深夜、スプートニク(sputnik)は次のように伝えました。
『米国防総省諜報局元長官のマイケル・フリン中将は、シリア反政府派を支援すればイスラム国武装勢力が強化されるとする軍諜報部の予測を故意に無視した、と考えている。Al Jazeeraのインタビューでの発言。
諜報局は2012年、ある報告書を提出した。「サラフィー主義者、ムスリム同胞団、イラクのアルカイダ、これらがシリアで抗議を行っている主な力であ」り、これを「西側、ペルシャ湾諸国、トルコが」支援している、とし、「イラクのイスラム国はイラクおよびシリアの他のテロ組織と同盟を組んでイスラム国連盟を形成するかも知れない」との危惧が記されたものだ。
フリン氏は、米政権は諜報局の分析を「故意に無視した」と見ており、オバマ政権のシリア政策は「非常に矛盾している」と述べている。「米国の活動がシリア・イラクにおけるイスラム主義テロリズムを助長し、ペルシャ湾岸諸国およびトルコがイスラム主義者らを支援していたことを米政権は知っていた」と公的に認める発言をフリン氏のような軍高官がしたのは初めて。』
イスラム国(ISIL)には世界の多くの国から「不満分子」や「分離独立主義者」などが集結し、数万人規模の武装組織です。
資金や武器も、周辺諸国だけではなく、欧米諸国などからの流入も以前から指摘されてきていましたが、今回の記事より、米国が故意にそれを無視してISILの勢力拡大を容認していたことが浮き彫りになりました。
正に、ベトナム戦争、湾岸戦争、ソマリアでの「人道支援」紛争、アフガニスタンでの「対テロ」戦争、イラク戦争、などなど、「故意に無視して事態を悪化させる」自作自演の戦争が大好きな国、それを演出している国、それが米国などの「覇権国家」なのであり、国際社会なのです。
このような、油断していると「生き馬の目を盗む」どころか、生き馬の心臓や身体をえぐり取り、殺されてしまう社会が、国際政治、国際社会の怖いところなのです。
正に、「油断大敵」なのです!!
安倍首相が安全保障関連法案を国会で審議して成立させるべく進めているのも、防衛体制の強化を急がなければならないのも、このような事態が間近に迫っているからなのです!!
皆様、安全保障関連法案の早期成立や防衛力の強化を支持し、推進しましょう!!
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