耕福米

【耕福米】を通して美しいふるさとの建設に寄与したい・・・団塊世代の第2ステージ。四季折々のできごとをここに綴ります。

耕福米耕作人は、環境関係の方たちと農業の将来について話しました。

2014年02月19日 20時33分37秒 | 美味しい耕福米

今朝は納品で、早めに起きて準備しました。納品先は、地下の駐車場に下りる坂の両脇にまだ雪が残っていました。あの雪を処理した職員さんは、大変でしたでしょう。土曜日に前を通ったときは、もううずもれていました。

  午前に環境関係の方たちと、会議のつもりでいました。私の勘違いで、午後の会議でした。早めに大学構内に行きました。この大学の敷地内に昔畑がありました。馬でお弁当を持ち、一日がかりで家族でサツマイモ掘りに行きました。今は大学構内か?おせんべい屋さんがあり、くずせんべいを買ってもらいました。懐かしい場所でした。

  この会議の参加者は、地域の保全再生を願う方たちで、生き物がより良い環境になるように努めています。生き物が良い環境になることは、我々人間にとりましても良い環境になることです。地球環境にやさしいことを、皆さんがいろいろの切り口で取り組むべきであり、いろいろと実践しています。

  私は、物言えぬメダカ・ドジョウやミツバチにやさしい農業をすることで、地球にやさしい一つの取り組みをしています。この10年、化学肥料・薬剤散布(除草剤1回のみ)をしない田んぼを4町5反に広げています。

  もうすぐに、TPPが導入することになるでしょう。これは時代の流れで致し方がないと思いますが、導入により農業から撤退するでしょう。TPPの導入で撤退ではなく、その前に後継者は農業では食べていけいのでやめていくのです。百姓が田畑を耕さなくなったら、美しい日本は再生できないのです。その地域しかない農業をしている地域は、より深刻になります。南の島でサトウキビを育てて、そのサトウキビしかとれない地域は、TPPになれば島の産業はなくなり、島では生きていけないと話していました。そうして、美しい島はなくなります。このように諸々の諸課題があります。より良い知恵をだして、進めて欲しいものです。

  私が田んぼをやるのは、もう一つあります。地域の景観を孫子に残したい!と云うことです。食えない農業から、多くの農家は撤退していきます。農機具の更新時に、ペイできない農業は撤退します。その田んぼが、草だらけになります。

  食料は輸入できるが、景観は輸入できません。美しい日本をつくるため、国民ひとり一人のご理解が必要でしょう。いろいろと課題はつきません。

 

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