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Kota Yokoyama 『目指すはシャンゼリゼ! 』

SHIMANO Racing 横山航太のブログ

「ライン」について考える

2019-01-24 20:55:05 | 日記

シクロクロスレースで試走後、レース後よく聞かれる「〜はどのラインで通った?」「〜選手はあのラインで通っていたから速かった!」というよくある会話があると思います。

そもそも理想のラインとはなんなのか、僕なりの考え方を書いてみようと思います。





シクロクロスをするにあたって大体のライダーがやっているであろう8の字練習はスムーズに抜けられる理想のラインとタイヤを潰して路面とのμを感じながらグリップの限界点を掴むには非常に有効だと感じています。
僕もシクロクロスシーズンに入る前に感覚を取り戻すために必ず行なっています。


次にS字



赤と黒、どちらのラインが速いラインと言えるでしょうか?


僕は「黒」だと思います。

アウトインアウトのセオリーから言うと赤だと思います、確かに赤のラインは舵角が緩やかでぱっと見は速く抜けれるかと思うかもしれません。
しかし、脱出でも舵角を切っている=踏めていない、つまり脱出の速度は黒の方が速いと思います。


シクロクロスのタイヤは最大33ミリまでとMTBに比べたらかなり細くグリップの限界点も低い、そういったタイヤを生かしてあげるにはファストインスローアウトよりも入り口を多少犠牲にしたスローインファストアウトの方がよりミスも少なくコーナー立ち上がりの初速が速い分コーナー後の直線の速さにも繋がるのではないでしょうか。




しかし、これは図面上に描く理想のライン。
路面のμが全て一緒ならこのラインがベストだと感じますが実際には同じコース上でも砂の浮き具合、泥、芝…etc によってμが大きく違います。
当たり前ですが、一番グリップするのは路面のμが最も高いライン、これは毎周回刻一刻と変化していきます。
そのラインを瞬時に判断する技術というのがとても重要になってきます。





つまり、シクロクロスの理想のラインとは刻一刻と変化する路面の中で一番μの高く脱出速度を優先したラインなのではないでしょうか。
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関西シクロクロス堺

2019-01-22 23:25:42 | 日記


今期のシクロクロスシーズン最後となる関西シクロクロスの堺に参加してきました。

コースは例年とは少しレイアウトが変わったもののハイスピードでクリテリウムの様な印象で例年と変わらず、少し路面が湿っていたこともありグリフォをサイドがヨレるギリギリと感じた1.6barにセッティングしてレースにのぞみました。



スタートは関西シクロクロスにほとんど参戦していなかったこともあり後ろから2列目、まずはいち早く先頭に追いつく事を考えスタートした。

第一コーナーを抜けてからは隙間があればねじ込んでほかの選手を次々とパスしていきいき1周目が終わる頃には2位まで浮上、追いついた勢いで先頭の中原選手まで思い切りブリッジして先頭に追いつくことができた。



先頭に追いついてからはひとまず休憩してアタックの機会を伺う。

3周目あたりのサンドセクションで後ろで中原選手がミスして少しだけ離れたのでここがチャンスと思いアタック、5秒ほどの差が生まれる。


【関西シクロクロスブログより】
ここにきて風が出始め独走同士だと力の差が生まれやすいコンディションになってきたので集中力を切らさない様意識して踏み続ける。

1周につき5秒ほど離れ始め20秒まで行ったところで勝利を確信して淡々と自分のペースで周回をこなしゴールしました。


今期もロードのオフトレーニングとしてシクロクロスに取り組みましたがこのスタンスでの取り組みをご理解いただいた会社、チーム、スタッフの皆さん、サプライヤー各社の方々にはこの場を借りて感謝申し上げますm(_ _)m



今シクロクロスシーズンはこれにて終了、月末の沖縄合宿からロードシーズンにシフトしていきます^ ^

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A- STYLEセールやで

2019-01-14 20:32:52 | 日記

僕らがアフタージャージでサポートいただいている A- STYLEの冬物セールが始まったようです!!



A- STYLEとは?


全商品30%オフ、セール期間は2/11まで!


より一層寒さが増してきた今日この頃、

真冬の1月末〜2月を迎える前にA- STYLEのアパレルを手に入れてみてはいかがでしょうか?😉😉😉
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今年は年男🐗

2019-01-05 20:18:25 | 日記

遅くなりましたが皆さんあけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします🎍


今年は正月らしいことと言えば家族でおせちを食べたり、同級生と久々の再開をしたり地元を満喫しておりますが日中の過ごし方に関してはいつもと変わらない日を送っております。


年々年末年始感が薄くなっているようですが…
選手としては正しい気がしますが一般とはかけ離れて行っている気がしますねw


今日は少し遅めの初詣を母と善光寺へ。

行くたびにおしゃんてぃーになっている善光寺通りに驚きつつ賽銭を投げいってきました。



今年は年男🐗で厄年、猪突猛進初心を忘れずがむしゃらに競技に取り組み、毎年言っていますが向上心を忘れずに競技に取り組みたいと思います。


今年もよろしくお願い致します!!
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僕が自転車選手になるまで〜2

2018-12-28 20:59:08 | 日記

小学校に上がった僕は低学年の頃はとにかくやんちゃだった。

友達とケンカをしては先生に毎日のように怒られていた、時には親まで呼ばれることも…
教員の息子が問題ばかり起こしていて今思うと両親には肩身の狭い思いをさせていたと思う。笑


そんな僕のスポーツ自転車との出会いはこの頃。
親父が地元のトライアスロンに年一回くらい出ていてそれに出るためにロードバイクを持っていた。
小学校に上がり体も大きくなった僕には補助輪付きから乗っていた自転車はかなり小さくなっていたので見かねてGIANTの24インチのMTBを買ってくれた。

せっかく買ったのなら、と親父と新潟県境付近までサイクリングに行ったりした。
今となっては練習で普通に行くような距離だが小学校1年生の僕には40キロのアップダウンのある道は永遠のように感じたのを覚えている。




小学校2年生になると親父のレースに出てみないか?の誘いにのりMTBレースに出た。
ここから小学校4年生くらいまでは年1くらいでレースに出ていたと思う。



初めて出たレースでは本当に小さいレースであったが優勝したと思う。


この頃は色々スポーツもやっていて冬はアルペンスキーの大会に参加し夏は年1のMTBと地元長野付近でやるマラソン大会に参加していた。




小学校高学年になってくるとだんだんと自転車にのめり込むようになってくる。

僕の学校には学区というのがあって学区の外に子供だけで行くことを禁止されていた。
しかし小学生の好奇心にはそんな校則はなんの役にも立たなかった、僕1人で色々なところを冒険し時には隣の市まで冒険しに出かけていた。
歩きでは当然無理なので自転車でとにかく色々なところを冒険した。



だんだんとレースに出る回数も多くなり小学校5年生からはMTBレースのために練習しだすようになった。

そして小学校6年生では全国小中学校MTB大会で小学校6年生の部で優勝した。


この時はこのレースに勝ちたくて勝ちたくて練習してきて、そのレースで勝てたことが本当に嬉しかったのを覚えている。


ちなみにこの時の二位は岡本隼(現 愛三)。
まさかこの時はナショナルチームとしてヨーロッパを一緒に遠征することになったりアジアツアーの同じレースを走るとは思わなかったwww



この年に初めてロードバイクというものにも乗り始め、ロードレースにも出るようになった。

確か初めて出たのは四日市の全国ジュニアで高学年の部で3位だったと思う。




続くかも……?
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