Kota Yokoyama 『目指すはシャンゼリゼ! 』

SHIMANO Racing 横山航太のブログ

ツールド熊野

2022-05-31 17:37:00 | 日記

TOJのあと中数日で熊野でした。

熊野も3年ぶりの開催でこの忙しない感じが懐かしく感じました(笑)

今回の目標はUCIポイントを必ず持って帰ること。
その為には総合で10位以内かステージ3位以内に入らなくてはいけません。
個人的には総合で持って帰ることをメインに、無理であればステージで狙うことを考えていました。




第1ステージ

平坦基調であるものの道が狭く気の抜けないステージ。
過去に集団がごそっと割れたこともあり、それをイメージしてスタートしましたが皆それを警戒して集団が不安定な状態が中盤まで続きました。

ようやく後半になるくらいで中井含む6人が抜け出す(ここで中井が山岳賞獲得!)が結局最終周回には捕まりゴールスプリント。
雪崩こみワンチャンと思って挑みましたが埋もれてしまい15位フィニッシュとなりました。。





第2ステージ

3つ峠を越えてテクニカルなダウンヒルをこなさなければいけない熊野のクイーンステージ。
正直精鋭たちと峠に入って生き残れる自信はない、、のでギャンブルではありますが前待ち作戦を取るつもりでスタート。

とは言え脚を使い切って乗っても意味が無いので、慎重に見極めて、、と思ったがすんなり20人の逃げグループ(というより集団が割れたという方が正しいか笑)ができ、滑り込むことができました。
逃げも強力オージークライマーが2人いるチーム右京の選手以外は皆目的は同じなので綺麗にローテーションを回し勝負所の札立峠へ。





入り口で3分40秒、とりあえず札立越えたアップダウンくらいまでは貯金が持ちそう。

札立はいいテンポでこなし、僕の得意な下りは先頭でこけない程度にかっ飛ばしてできるだけ貯金を使わないように。。。
と思っていたらまさかの下ったところで精鋭部隊合流。


これにはびっくりして皆が口を揃えて『マジかよ』笑

そこからは人数の揃えることができたチーム右京、マトリックス、キナンの3チームの攻撃のしあいになりました。
1人の僕はできるだけ静観、ヤバいと思ったのだけチェックするようにしました。

攻撃のやり合いはあったものの結局15人ほどに纏まり最後の勝負所千枚田に突入。
入ってすぐチーム右京の攻撃が始まりますが無理についていがず自分の耐えられるギリギリのペースで走りました。

7人のグループから遅れて40秒の4人のグループで峠を越え、あとは下り基調の平坦で前にチームメイトがいるホセ選手(マトリックス)以外の3人で追走でした。
途中織田選手(EF)が消え(チェーントラブルだったみたい)松田選手(BS)と2人でローテーションになりますが、松田選手が強すぎてだんだん引けなくなってくる。。。
なんとか我慢するが先頭に追いつきかけたラスト1キロほどのちょっとした丘でドロップしてしまいました。ここでついていけたら先頭復帰できたので反省。




最後は1人40秒差でゴール。ステージ10位でこの時点で総合10位(+46秒)でした。



第3ステージ

総合10位でポイント圏内にいるが、すぐ後ろも近くトップテン陥落も全然ある。
しかしジャンプアップの可能性もなくはないタイム差だったので、背後を気にしつつチャンスがあればジャンプアップも視野にスタートしました。

総合2〜7位が1秒差以内なので、1回目のスプリントポイントで熾烈なボーナスタイム争いがあり、隙が生まれるとしたらその後だと思っていたがまさにその通りとなりました。
SP後総合勢が一瞬見合った隙に中井含む数人が抜け出して行きました。
そこに総合11位で僕の19秒後ろにいる門田選手(EF)が入ったので、一呼吸置いてからマンセボ選手、カバニャ選手のアタックに反応してブリッジ。10人の逃げ集団に入ることができました。

この集団で一番総合上位なのは僕、このまま逃げ切れたらジャンプアップの可能性は高い。





2回目のSPまで1回目ボーナスタイム獲得に意欲的だったBSが追ってくると思ったので、共通意識としてそこまでの我慢比べということがあってなのか10人で綺麗に回す。
結果2回目のSPまでの我慢比べに勝ち、僕もしれっと1秒ボーナスタイム獲得。

その後集団も緩みタイム差は1分20秒まで開き、バーチャルリーダーに。

脱落者も数人出てくるが、逃げ切りに向けて変わらず綺麗にローテーションも回り続けることができました。








そんな中でも中井も力強い牽引を見せてくれて、この場面でチームメイトがいるのは心強かったです。

ラスト2周からマンセボ選手がキンテロ選手を待ちたいとローテーションに回ってくれなくなりました。
総合でもキンテロ選手は上位につけているのでマトリックスはゴールのボーナスタイムでキンテロ選手を逆転優勝させたいのか。

ラスト一周に入るところでタイム差は1分、このままのタイム差で行けば総合優勝なのだが、後ろの集団のアシストがどれだけ残っているかによる。。

ここにくるとステージ優勝を意識している選手があまり回ってくれなくなってしまいました。

ラスト5kmほどで門田選手がアタック!完全に僕の反応できないタイミングだった。
中井がすかさず反応してくれて2人が先頭、マンセボ選手が1人で詰め切ってラスト2kmほどで吸収。

門田選手とここまできたら2人で引こう、中井はスプリントさせたい、と話しました。

そしてスプリント。カバニャ選手が一気に仕掛け中井は少し反応が遅れてしまい🥉、僕はタイム差を取られないように意識してゴール。
集団は?と振り返った瞬間凄い速度差で集団の選手たちに抜かれていきました。。ダメだったか。。。






結果総合は1つジャンプアップに留まり総合9位、UCIポイントは3ポイント獲得。
中井のステージ3位、1ポイントと合わせてチームでは4ポイント獲得でした。
最低限の目標を達成できてホッとしました。

できる限りのチャレンジはしましたが最後は力不足でした。
しかし、やれるだけのことはやったので悔いはありません。

来月は全日本選手権、1年で1番重要は1ヶ月なので更にコンディション上げられるよう集中していきます😤

たくさんの応援、ありがとうございました!!!


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ツアーオブジャパン🇯🇵

2022-05-25 22:00:00 | 日記

3年振りの参加となったツアーオブジャパンで、しっかりと準備をしてきたつもりでしたが、、
目標としている走り、結果を残すことはできませんでした。














今思い出しても悔しさしか湧いてきませんが、、今週末からはツールド熊野がまた始まります。




各ステージで沢山の応援ありがとうございました。
次は良い走りを魅せられるよう、頑張ります。


まずは今週末、リベンジできるように頑張ります😤

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